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2017-12-17 09:45:00

米国農務省は、12月12日(現地時間)、2017/18年度の8回目の世界及び主要国の穀物・大豆に関す
る需給見通しを発表しました。その概要は以下のとおりです。
-2017/18年度の穀物の生産量は消費量を下回り、大豆の生産量は消費量を上回る見込み-

1.世界の穀物全体の需給の概要(見込み)
(1)生産量
25億6,259万トン(対前年度比 1.7%減)
(2)消費量
25億7,695万トン(対前年度比 0.0%減)
(3)期末在庫量
6億4,138万トン(対前年度比 2.2%減)
(4)期末在庫率
24.9%(対前年度差 0.6ポイント減)

《主な品目別の動向》
〈小麦〉
 生産量は、米国で冬小麦の収穫面積が記録的な低水準になること等から減少、豪州でも東部の乾燥に
より減少するものの、ロシアで冬小麦・春小麦ともに作柄が極めて良好であることから史上最高、EU
等でも増加が見込まれることから、世界全体では前年度を上回る見込み。消費量は、中国等で減少する
ものの、ロシア、インド等で増加が見込まれることから前年度を上回る見込み。世界全体の生産量は消
費量を上回り、期末在庫率は前年度より上昇。
 なお、カナダでは、主産地の単収の上方修正により、生産量が前月から300万トン上方修正された。
(1)生産量
7億5,521万トン(対前年度比 0.2%増)
・インド、ロシア、EU等で増加、米国、豪州、ブラジル等で減少
(前月に比べ、カナダ等で上方修正)
(2)消費量
7億4,212万トン(対前年度比 0.3%増)
・ロシア、インド等で増加、中国等で減少
(3)期末在庫量
2億6,842万トン(対前年度比 5.1%増)
・中国、ロシア等で増加、米国、豪州等で減少
(4)期末在庫率
36.2%(対前年度差 1.7ポイント増)

〈とうもろこし〉
 生産量は、米国、南アフリカ、中国、ブラジル、ウクライナ等で減少が見込まれることから、世界全
体では前年度を下回る見込み。消費量は、中国、米国等で増加が見込まれることから前年度を上回る見
込み。世界全体の生産量は消費量を下回り、期末在庫率は前年度より低下。
(1)生産量
10億4,475万トン(対前年度比 2.9%減)
・米国、南アフリカ、中国、ブラジル、ウクライナ等で減少
(2)消費量
10億6,801万トン(対前年度比  0.5%増)
・中国、米国等で増加
(3)期末在庫量
2億408万トン(対前年度比 10.2%減)
・米国等で増加、中国等で減少
(4)期末在庫率
19.1%(対前年度差 2.3ポイント減)

〈米(精米)〉
 生産量は、米国で作付期にアーカンソー州北東部及びミズーリ州南東部で洪水が発生、カリフォルニ
ア州では土壌水分過剰により収穫面積が減少し、生産量が1997/98年度以来最低となること、インド等
でも減少が見込まれることから、世界全体では前年度を下回る見込み。消費量は、インド、中国等で増
加するものの、米国、タイ等で減少が見込まれることから前年度を下回る見込み。世界全体の生産量は
消費量を上回り、期末在庫率は前年度より上昇。
(1)生産量
4億8,347万トン(対前年度比 0.7%減)
・インド等で減少
(前月に比べ、中国等で上方修正)
(2)消費量
4億8,076万トン(対前年度比 0.1%減)
(3)期末在庫量
1億4,073万トン(対前年度比 2.0%増)
・中国等で増加、インド等で減少
(前月に比べ、中国等で上方修正)
(4)期末在庫率
29.3%(対前年度差 0.6ポイント増)

2.世界の大豆需給の概要(見込み)
 生産量は、米国で史上最高の収穫面積、中国でも収穫面積の拡大により増加するものの、ブラジル等
で減少が見込まれることから、世界全体では前年度を下回る見込み。消費量は、中国等で増加が見込ま
れることから史上最高となる見込み。世界全体の生産量は消費量を上回るものの、期末在庫率は前年度
より低下。
(1)生産量
3億4,847万トン(対前年度比 0.8%減)
・米国等で増加、ブラジル等で減少
(2)消費量
3億4,472万トン(対前年度比 4.6%増)
・中国等で増加
(3)期末在庫量
9,832万トン(対前年度比 1.8%増)
・米国等で増加、ブラジル等で減少
(4)期末在庫率
28.5%(対前年度差 0.8ポイント減)

「米国農務省穀物等需給報告」はこちらから
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/jki/j_usda/index.html