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2017-12-01 11:43:00

2017/11/30(木)

日本の加工食品テスト販売、ジェトロが第2弾

日本貿易振興機構(ジェトロ)は29日、シンガポールの大手コンビニエンスストアで日本の加工食品、菓子類をテスト販売する「Jトリーツ・アライバル(日本のおやつ到着)」事業を開始した。4~6月に実施した同様の事業に続く第2弾となる。

「Jトリーツ・アライバル」のオープニングイベントに出席した石井ジェトロ・シンガポール事務所長(左から2人目)やセブン―イレブン・シンガポールのライCEO(同3人目)ら=29日、シンガポール中心部(NNA撮影)

「Jトリーツ・アライバル」のオープニングイベントに出席した石井ジェトロ・シンガポール事務所長(左から2人目)やセブン―イレブン・シンガポールのライCEO(同3人目)ら=29日、シンガポール中心部(NNA撮影)

Jトリーツ・アライバルでは、シンガポールのコンビニ「セブン―イレブン」約300店で、カップラーメンやゼリー、キャンディー、スナックといった加工食品・菓子類15品目をテスト販売する。開催期間は来年1月23日までの約2カ月間。現地消費者の需要にマッチすると思われる品目をジェトロが公募し、セブン―イレブンが選定した。実際の流通コストなどを反映させた小売価格を設定している。

15品目の内訳は、◇ブルボン(新潟県柏崎市)のビスケット「ルマンド」など菓子類7品目◇アイエー・フーズ(群馬県富岡市)のこんにゃくゼリー2品目◇ヤマダイ(茨城県八千代町)の「満福食堂スタミナ味噌ラーメン」などカップ麺4品目◇鈴木栄光堂(岐阜県大垣市)の乳酸菌ヨーグルトソフトキャンディー2品目。15品目のうち、カップ麺4品目はシンガポール初輸入となる。

販売価格帯は現地消費者が受け入れやすいよう、日本での小売単価が150円以下の商品が採択された。シンガポールでの平均小売単価は約2.8Sドル(約230円)となる。

販売品目については、一部の店舗では全商品を置くが、店舗の規模によって取扱品目が異なる。

29日には、繁華街オーチャードの商業施設「キャセイ・シネレジャー・オーチャード」にあるセブン―イレブンの店舗前で、Jトリーツ・アライバルのオープニングイベントが開かれた。

イベントには石井淳子ジェトロ・シンガポール事務所長やセブン―イレブン・シンガポールのスティーブン・ライ最高経営責任者(CEO)らが出席。あいさつに立った石井氏は「日本の食品はシンガポールで多く販売されているが、シンガポールの食品輸入全体に占める日本産食材・食品の割合は2.5%にとどまる。セブン―イレブンの幅広い店舗ネットワークを利用して、日本の食品に対する需要をさらに喚起したい」と話した。

商品を提供する企業には、販売時点情報管理(POS)データに基づく販売実績や消費者アンケートの結果を報告する予定だ。

ジェトロは4月、シンガポールのセブン―イレブン約350店で日本産食品をテスト販売する「Jトリーツ・フェスティバル(日本おやつ祭り)」を開始。6月まで11都道府県15社の29品目を販売した。

ジェトロ・シンガポール事務所の担当者によると、Jトリーツ・フェスティバルでの販売価格は4~5Sドル程度が中心で、6~7Sドルの商品もあった。高価格帯の商品は売れ行きが鈍かったことから、今回はより低価格の商品に絞り込んだ。「Jトリーツ・フェスティバルで人気だったこんにゃくゼリー(Jトリーツ・アライバルで販売するのとは異なる会社の商品)は常設販売につながっている」という。

ジェトロは同様の事業をベトナムでも展開している。