インフォメーション

2011-09-03 19:00:00

消費量の増加から、穀物全体、油糧種子の期末在庫率は低下する見込み。北
半球では冬作物の収穫が概ね終了し、春作物が今後成熟・収穫を迎える。作柄
への影響等今後の天候に注視。
  穀物全体の期末在庫率は19.0%と前年度(20.2% )を下回り、FAOの安全在庫
水準(17~18%)に近づく見込み。
<主な品目別の需給>
(1)小麦
   生産量は前年度より増加するが、消費量を下回り、期末在庫率は低下する見
 込み。
【生産量】672百万トン(+3.7%)
【消費量】675百万トン(+3.0%)
【期末在庫率】28.0%
   ◇ロシアは収穫期を迎え、天候に恵まれ、生産量は前年の干ばつから回復の
     見込み。
   ◇ウクライナは収穫が概ね終了。単収増から生産量は回復の見込み。
   ◇高温乾燥の影響が深刻であったEU北西部(仏、独、英)は、6月以降の降
     雨で乾燥が緩和されたものの、独で収穫が遅れ、品質低下の懸念。
   ◇米国の冬小麦は収穫が概ね終了。土壌水分過多により作付面積が減少した
     春小麦は収穫期を迎えるが、全体で、生産量は前年度より減少見込み。
   ◇インドで史上最高、中国で史上2番目の生産量見込みも需要も旺盛。
(2)とうもろこし
   生産量は史上最高を更新するものの、消費量を下回り、期末在庫率は低下す
 る見込み。
【生産量】861百万トン(+4.8%)
【消費量】869百万トン(+3.2%)
【期末在庫率】13.2%
  ◇米国では価格高騰による作付面積増となるも、7月の受粉期の高温乾燥によ
    り生産量は下方修正。期末在庫率は、引き続き低水準(5.4%)。
  ◇中国は好天に恵まれ、史上最高の生産量となるも、旺盛な畜産物需要により
    消費量も増加し、輸入を継続する見込み。
  ◇ブラジルの2010/11年産の冬とうもろこしは、収穫期を迎えた。
(3)米
   アジア諸国での収穫面積増加等により、生産量は史上最高と見込まれ、消費
 量をわずかに上回るものの、期末在庫率は低下する見込み。
【生産量】456百万トン(+1.1%)
【消費量】455百万トン(+1.6%)
【期末在庫率】21.5%
  ◇タイでは担保融資制度の導入により国際価格上昇の懸念。
  ◇米国では主に長粒種の作付面積の減少から、生産量が減少見込み。
(4)大豆
   生産量は消費量を下回り、期末在庫率は低下する見込み。
【生産量】258百万トン(▲ 2.5%)
【消費量】262百万トン (+3.7%)
【期末在庫率】23.2%
  ◇米国では収穫面積の減少に加え7月以降の高温により前年度より生産量が減
    少見込み。
  ◇中国の旺盛な大豆(搾油用)需要で輸入は増加するも、アルゼンチン、ブラジ
    ル等の輸出量の増加により米国の中国向け輸出需要は減少見込み。


詳しくは、「食料需給インフォメーション」
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/jki/index.html

内「海外食料需給レポート」
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/jki/j_rep/index.html
でご覧ください。