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2017-05-13 17:35:00

米国農務省は、5月10日(現地時間)、2017/18年度の1回目の世界及び主要国の穀物・大豆に関す
る需給見通しを発表しました。その概要は以下のとおりです。
-2017/18年度の穀物の生産量は消費量を下回り、大豆の生産量は消費量を上回る見込み-
※現時点では、北半球は作付作業中、南半球では未だ作付作業が始まっていないため、本報告は極めて
暫定的なものである。

1.世界の穀物全体の需給の概要(見込み)
(1)生産量
25億3,095万トン(対前年度比 2.4%減)
(2)消費量
25億6,491万トン(対前年度比 0.1%減)
(3)期末在庫量
5億9,944万トン(対前年度比 5.4%減)
(4)期末在庫率
23.4%(対前年度差 1.3ポイント減)

《主な品目別の動向》
〈小麦〉
 生産量は、インド、EU、中国等で増加するものの、米国で冬小麦の収穫面積が100年以上ぶりの低
水準となることから減少、豪州、ロシア等でも減少が見込まれることから、世界全体では前年度を下回
る見込み。また、消費量は、インド等で増加するものの、中国等で減少することから前年度を下回る見
込み。世界全体の生産量は消費量を上回り、期末在庫率は前年度より上昇。
(1)生産量
7億3,783万トン(対前年度比 2.0%減)
・インド、EU、中国等で増加、米国、豪州、ロシア等で減少
(2)消費量
7億3,489万トン(対前年度比 0.7%減)
・インド等で増加、中国等で減少
(3)期末在庫量
2億5,829万トン(対前年度比 1.2%増)
・中国等で増加、米国、カナダ等で減少
(4)期末在庫率
35.1%(対前年度差 0.6ポイント増)

〈とうもろこし〉
 生産量は、EU、カナダ等で増加するものの、米国で収穫面積の減少により減少、中国、南アフリカ
等でも減少が見込まれることから、世界全体では前年度を下回る見込み。また、消費量は、中国、EU
等で増加することから史上最高となる見込み。世界全体の生産量は消費量を下回り、期末在庫率は前年
度より低下。
(1)生産量
10億3,366万トン(対前年度比 3.0%減)
・EU、カナダ等で増加、米国、中国、南アフリカ等で減少
(2)消費量
10億6,230万トン(対前年度比  0.8%増)
・中国、EU等で増加
(3)期末在庫量
1億9,527万トン(対前年度比 12.8%減)
・中国、米国等で減少
(4)期末在庫率
18.4%(対前年度差 2.9ポイント減)

〈米(精米)〉
 生産量は、タイ、ベトナム等で増加するものの、エジプト、米国、インド等で減少が見込まれること
から、世界全体では前年度をわずかに下回る見込み。また、消費量は、インド等で増加することから史
上最高となる見込み。世界全体の生産量は消費量を上回り、期末在庫率は前年度より上昇。
(1)生産量
4億8,130万トン(対前年度比 0.0%減)
(2)消費量
4億8,009万トン(対前年度比 0.3%増)
(3)期末在庫量
1億1,977万トン(対前年度比 1.0%増)
・中国等で増加
(4)期末在庫率
24.9%(対前年度差 0.2ポイント増)

2.世界の大豆需給の概要(見込み)
 生産量は、中国等で増加するものの、ブラジル、米国等で減少が見込まれることから、世界全体では
前年度を下回る見込み。また、消費量は、中国、米国等で増加することから史上最高となる見込み。世
界全体の生産量は消費量を上回るものの、期末在庫率は前年度より低下。
(1)生産量
3億4,468万トン(対前年度比 1.0%減)
・ブラジル等で減少
(2)消費量
3億4,421万トン(対前年度比 3.9%増)
・中国等で増加
(3)期末在庫量
8,881万トン(対前年度比 1.5%減)
(4)期末在庫率
25.8%(対前年度差 1.4ポイント減)