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2016-10-22 17:11:00
2016/10/17(月)
「常陸牛」、対ベトナム輸出が4倍に
茨城県のブランド牛「常陸牛」の販売が急拡大している。ベトナム側の輸入業者の開拓や、生産から食肉処理までの一貫体制を構築したことで、2016年度は前年度の4倍近い1,500キログラム近くを出荷し、タイ向けを上回る勢いで伸びている。
常陸牛は14年に初めてベトナムに輸出され、年400キロ程度、牛1頭分相当を出荷してきた。16年度は日本貿易振興機構(ジェトロ)がホーチミン市で開催した商談会を通じて輸入業者を1社から3社に増やすことに成功した。
茨城県内でも体制を強化した。これまでは東京都にある中央卸売市場食肉市場で処理した肉しかベトナムへは輸出できなかったが、同県内の施設でも認定を受けた。今月11日には同様に認定を受けたタイ向けと合わせて同県から初の直接輸出を行った。ベトナム向けには3頭分に当たる1.2トンが出荷されている。
茨城県畜産協会の根本和彦事務局長によれば、県内で処理することで輸送コストを削減できるほか、輸入業者からの要望に応じたカット方法が可能になるなどのメリットがある。またベトナムでは臭みがなく舌触りがまろやかな常陸牛が好評で、「値段が高くても富裕層に支持されている」。今後も輸入業者や取り扱いレストランを増やし、シェア拡大を図る意向だ。
