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2016-05-21 22:39:00

マレーシア  2016/05/19(木曜日)
KL市内で日本料理の講習会を開催=農水省[食品]

日本の農林水産省は、18~19日にマレーシアのクアラルンプール(KL)市内で日本産食材を使用した料理の講習会「Taste of Japan」を開催した。和食「日本橋ゆかり」(東京都中央区)の料理人、野永喜三夫氏が講師を務め、日本料理の基本となるだしの取り方や魚のさばき方、盛り付けなどを実演した。

初日の18日には、地元の飲食店関係者やメディアなど50人程度が参加。野永氏は、日本食の基本となる包丁の使い方やだし汁の取り方のほか、日本食が四季の変化を取り入れていること、食材に感謝して骨まで残さずに調理することなどを説明。参加者らは熱心に耳を傾けた。

試食では、愛媛産のブリを使いマレーシアで好まれる甘辛い味付けを意識したカレー風味の「ブリじゃが」、地元料理で多く使われる空芯菜のペーストと日本産ホタテのだしやうどんを加えた冷製スープ、揚げたブリとパクチーなどを巻いた太巻きを提供。

さらに、ムスリム(イスラム教徒)が多い国柄、アルコールを含むためイスラム教でタブーとされるみりんや料理酒を使わずにうま味を出す照り焼きのタレの作り方などを紹介。地元で飲食店を経営する参加者からは、「ハラル(イスラム教の戒律で許されたもの)対応があり、メニュー作成に苦慮していたが、新しいアイディアをもらえた」といった意見が出た。

今月4~5日には、ベトナム・ホーチミン市でも野永氏による同様の講習会が開催された。