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ムース食を試食する栄養士を目指す学生たち
ムース食(介護食)をソースなどに使った日本初のレストラン「ニューディッシュ ムースデリ&カフェ」が東京・銀座にオープンして3カ月。OLや主婦などを中心に人気を博している。
ニューディッシュは、病院や福祉施設の給食受託業務や在宅配食業務の最大手・日清医療食品㈱が昨年12月に開いたアンテナショップ。嚥下障害のある人向けに開発した高栄養価のムース食を広く知ってもらいたいという。予約が取れないフレンチとして有名な「レストランOGINO」の荻野伸也シェフがメニューを監修し、ムース食をソースやドレッシングの調味料として使い、パスタやサラダにかけ提供している。
ムース食を使った料理はメニューの一部で、1日当たり平均利用客は150人に及ぶという。店長の五十嵐慶さんは「ムース食はサプリメント代わりにも使える。多くの人にその良さを知ってほしい」と話している。
そんなニューディッシュで3月24日、同社の会社説明会が開かれ、栄養士を目指す学生50人が、マンゴーとトマトのムース食と、赤・黄ピーマンのムース食をソースに使ったパスタ、ゴボウのムース食をドレッシングにしたサラダの4種類を試食した。
学生からは「味も香りもトマトそのもの」「初めて食べたが、こんなにおいしいとは思わなかった」などの感想が出された。福祉施設で働きたいという学生は「就職先を選ぶ基準は利用者が満足する食事を提供していること。ムース食など個々に合った食事形態があるかどうかは目安になる」などと語った。
同社広報課の神戸修さんは「美容関係などに就職する栄養士が増えており、病院や施設の栄養士不足が懸念される。ムース食の試食などを通じ、少しでも病院・施設で働きたいと思う人が増えてほしい」と話している。

