インフォメーション

2011-04-30 12:46:00
期末在庫量は、穀物全体では減少するが、油糧種子では増加する見込み。南
米のとうもろこし、大豆は、ブラジルでは概ね収穫終盤、アルゼンチンでは収
穫最盛期。
 穀物全体の期末在庫率は19.5%と前年度(22.2%)を下回るが、FAOの安全在
庫水準(17~18%)を上回る見込み。
○主な品目別の需給

(1)小麦
 前年度より生産量が減少し、消費量が増加することから、期末在庫量は減少
する見込み。
【生産量】647百万トン(▲5.4%)
【消費量】662百万トン(+1.5%)
【期末在庫率】27.6%
・米国は、世界的な食用小麦の供給不足の中、米国産の需要が増加しているも
 のの、期末在庫は依然高い水準(期末在庫率:34.2%)。
・米国の冬小麦( 2011/12年度)は、土壌水分不足による生育懸念。また、春
 小麦(2011/12年度)の作付けも、土壌水分過多による遅れ。
・E U 、ロシア、ウクライナの冬小麦( 2011/12年度)の生育は概ね良好に
 推移。

(2)とうもろこし
 生産量は史上最高となるが、消費量が生産量を上回り、期末在庫量は減少す
る見込み。
【生産量】815百万トン(+0.3%)
【消費量】838百万トン(+2.8%)
【期末在庫率】14.6%
・米国はエタノール向け需要が増加。期末在庫率は15年ぶりの低水準(5.0%)。
・アルゼンチンでは収穫面積は増加したが、単収の低下で生産量はやや減少。
 現在は収穫最盛期を迎えている。
・ブラジルでは収穫期の降雨で、夏とうもろこしの収穫に遅れ。また、大豆の
 収穫遅れに伴い、その後作付けされる冬とうもろこしも遅れ。
・米国のコーンベルトでは雨がちな天候で、2011/12年度の作付けに遅れ。

(3)米
 作付面積や単収の増加で史上最高となる生産量は、同じく史上最高の消費量
を上回ることから、期末在庫量は増加する見込み。
【生産量】451百万トン(+2.3%)
【消費量】447百万トン(+2.1%)
【期末在庫率】21.7%
・ベトナム南部で冬春作の収穫が終盤。
・米国では2011/12年度の作付けが開始されたものの、作付面積は減少の見込
 み。

(4)大豆
 生産量が史上最高となり、消費量を上回ることから、期末在庫量は増加する
見込み。
【生産量】261百万トン(+0.3%)
【消費量】256百万トン(+ 7.5%)
【期末在庫率】:23.8%
・ブラジルでは収穫終盤、アルゼンチンでは収穫最盛期を迎える。
・中国で大豆(搾油用)需要の増加から、輸入が史上最高となる見通し。
・米国では中国向けの旺盛な輸出需要で、期末在庫率は低水準(4.2%)。
・米国等の北半球では、5月以降、2011/12年度の作付け開始。

詳しくは、「食料需給インフォメーション」
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/jki/index.html

内「海外食料需給レポート」
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/jki/j_rep/index.html
でご覧ください。