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2016-04-22 10:45:00
フランス 2016/4/20(水)
フランス、スーパーの食品廃棄を禁止[食品]
フランスで2月に議会を通過した食品廃棄をめぐる法律が施行された。こうした規制が実施されるのは世界初となる。ドイチェ・ウェレが19日報じた。
新法では、賞味期限切れや売れ残りとして廃棄する食品を、低所得者層や失業者に食べ物を無償配布するフードバンクや慈善団体などに寄付することを義務付けている。対象となるのは延べ床面積が400平方メートル以上の大型スーパーで、違反して食品をゴミとして廃棄した場合、3,750ユーロの罰金を科す。
フランスの食品ゴミは年間710万トンに上り、うち67%が消費者、15%がレストラン、11%が食料品店から廃棄される。スーパーマーケット1店舗当たりの廃棄量が1日平均20キログラムで、廃棄時には持ち去りによる食中毒などを防ぐため、消毒薬をかけるなどの措置が取られることもあるという。
ただ慈善団体からは食品の寄付が急増しても人手不足などで取り扱い能力が追いつかないとの指摘もあり、食品廃棄の禁止だけでなく、消費に対する根本的な考え方を改めるべきとの声も上がっている。
なお、イタリアでは3月、食料品店が売れ残りの商品を寄付する際の手続きを緩和し、寄付の総量に応じて税金を免除する内容の法案が下院を通過している。[環境ニュース]
