インフォメーション
穀物全体の生産量は、前年度より減少。消費量を上回り、期末在庫率は上昇する
見込み。穀物全体の期末在庫率(23.3%)は前年度(22.8%)を上回る見込み。
(1)生産量:24.67億トン(前年度比-1.4%)
(2)消費量:24.55億トン(前年度比-0.0%)
(3)期末在庫率:23.3%(前年度差+0.5ポイント)
【品目別の需給見通し】
<小麦>
生産量は、インド等で減少するものの、中国等で増加することから、世界全体では
史上最高となった前年度を更に上回る見込み。生産量は消費量を上回り、期末在庫率
も上昇する見込み。
(1)生産量:732百万トン(前年度比+0.9%)
(2)消費量:709百万トン(前年度比+0.6%)
(3)期末在庫率:33.5%(前年度差+3.0ポイント)
・米国の生産量は、冬小麦は減少するものの、春小麦及びデュラム小麦が増加するこ
とから前年度を上回る。期末在庫率も上昇。
・EUの生産量は、収穫面積の増加及び単収の上昇から、史上最高の前年度を更に上
回る。期末在庫率も上昇。
・中国の生産量は、収穫面積の増加及び単収の上昇から、史上最高の前年度を更に上
回る。期末在庫率も上昇。
<とうもろこし>
生産量は、中国で増加するものの、EU、米国、ウクライナ、メキシコ等で減少す
ることから、世界全体では前年度を下回る見込み。生産量は消費量を上回り、期末在
庫率も上昇する見込み。
(1)生産量:970百万トン(前年度比-4.0%)
(2)消費量:968百万トン(前年度比-1.2%)
(3)期末在庫率:21.4%(前年度差+0.4ポイント)
・米国の生産量は、収穫面積の減少及び2015年6月からの記録的な多雨による単収の
低下から、前年度を下回る。期末在庫率は上昇。
・中国の生産量は、収穫面積の増加及び単収の上昇から、前年度を上回り、史上最高。
期末在庫率も上昇。
・EUの生産量は、収穫面積の減少及び2015年夏の猛暑による単収の低下から、前年
度を下回る。期末在庫率も低下。
<米>
生産量は、中国等で増加するものの、タイ、インド等で減少することから、世界全
体では前年度を下回る見込み。生産量は消費量を下回り、期末在庫率も低下する見込
み。
(1)生産量:471百万トン(前年度比-1.6%)
(2)消費量:484百万トン(前年度比+0.3%)
(3)期末在庫率:18.7%(前年度差-2.8ポイント)
・中国の生産量は、収穫面積は減少するものの単収が上昇することから前年度を上回
る。期末在庫率は低下。
・インドの生産量は、単収の低下から前年度を下回る。期末在庫率も低下。
・タイの生産量は、エルニーニョ現象に伴う乾燥から前年度を下回る。期末在庫率も
低下。
<大豆>
生産量は、アルゼンチン等で減少するものの、ブラジル等で増加することから、世
界全体では史上最高となった前年度を更に上回る見込み。生産量は消費量を上回り、
期末在庫率は低下する見込み。
(1)生産量:320百万トン(前年度比+0.5%)
(2)消費量:316百万トン(前年度比+5.5%)
(3)期末在庫率:25.0%(前年度差-0.8ポイント)
・米国の生産量は、収穫面積は減少するものの単収が上昇することから史上最高の前
年度をわずかに上回る。期末在庫率は低下。
・ブラジルの生産量は、ブラジルレアルの下落による輸出競争力の高まりから収穫面
積が増加し史上最高。期末在庫率は低下。
・中国では、生産量が減少し、消費量が増加することから、輸入量が増加し、世界全
体の貿易量の64%を占める。期末在庫率は低下。
詳しくは、「食料需給インフォメーション」
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/jki/index.html
内「海外食料需給レポート」
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/jki/j_rep/index.html
でご覧ください。
