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世界のマック食べ歩き-ブロガーがお国柄豊かなメニューを評価
【シンガポール】バンコクに住むジェームズ・マクゴワンさん(28)はシンガポール中心部にあるマクドナルド店舗を訪れた際、ビッグマックには目もくれず、キャラメル漬けのオニオンにチェダーチーズの乗った期間限定の特製ハンバーガーとトリュフ味のフライドポテト、それに赤いビロードのような特製コールドデザートのマックフルーリーを注文した。
マクゴワンさんは、1~5の5段階で評価すれば、「バーガーは恐らく3だ」とし、オニオンが物足りなかったと説明した。「フライドポテトは予想以上においしかった。3.5か4といったところだ」。
彼はマクドナルドにとって最も手厳しい顧客と言えるかもしれない。過去4年間、彼は世界各地を訪れてマクドナルドのお国柄を取り入れたさまざまなメニューを試し、それらについて詳細なブログを書いてきた。これまでに訪れた国は約53カ国、ブログの本数は340本に上る。
彼のブログには、ポテトの写真やレシートばかりでなく、カロリー量まで記載されている。ディスプレー広告からわずかな金が入る(自身いわく、1月で1食分に足らないくらい)とは言え、航空会社のマイルを最大限活用しながら自腹で旅費を出しているという。
航空機乗り継ぎの待ち時間を利用して、空港を出て近くのマクドナルド店舗で食べることも時々あるという。中国と韓国でもそうした。
「タイに行けば、人々は普通、寺院の写真を期待している」。「マクドナルドのサーモンライスの写真を期待している人はいないだろう」とマクゴワンさん。
香港では小豆パイ(「その響きほどぞっとするものではない」)、クアラルンプールではライチパイ(「うんざりするほど甘い。パイの完全な失敗作」)、タイでは驚くほどカニの少ないカニカレーを包み込んだパイ(「悲惨・・・私が見た中で、マクドナルドの最悪の品質の一つ」)を食べてみた。
タヒチのチーズパニーニは最高点の5。マクゴワンさんは「おいしいフレンチロール」に「加工食品ではなくデリカテッセンでスライスされた」エメンタルチーズが使ってあるからだと記している。
マヨネーズとバーベキューソースのかかったヨハネスブルクの「テキサスバーガー」はおいしかったが、バーガーの下にひかれたハッシュ・ブラウンが「後から思いついて付け加えられた」みたいだったから評価は4だと話す。
マクドナルドの広報担当者はマクゴワンさんのブログについてコメントを避けながらも、「世界を旅しながら当社商品を楽しむファンがいることは非常に喜ばしい」と述べた。
米国のファストフードチェーンの多くは、世界中のどこでも同じメニューを出すという均一性を武器に成功を収めてきたが、それぞれの国の好みに合わせようと、米国以外では実験的なメニューを試すことも多い。米国のマクドナルド広報担当者によると、同社は世界の料理専門チームと協力し、地元の人々に受け入れられるようにそれぞれの国に合ったメニューを開発している。マクドナルドは現在、世界120カ国に店舗を構えている。
マクゴワンさんのブログには現在200万人ほどのビジターがいる。数年前に世界のさまざまな国を訪れるようになり、フェイスブックの投稿の中でファストフードに関するものが特に友人たちに人気だと気づいて、このプロジェクトを始めたという。
今後数カ月間にオマーンやモンゴル、カタール、ベトナムなどを訪問する計画だというマクゴワンさんは、食べ歩きの旅先はあと10年くらいは尽きないだろうと考えている。




