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2016-01-29 18:01:00

「秋田牛」タイ輸出、基本契約調印 ブランド確立へ月200キロ

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輸出の基本契約に調印する(左から)プラッヤウォン社長、土田社長、樫本社長
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 秋田県産黒毛和牛のブランド「秋田牛(あきたぎゅう)」のタイへの輸出が今月28日から本格的に始まる。25日には県庁で県食肉流通公社(秋田市)、バンコクの食品輸入会社ノーブル・モノ、輸出事務代行を担うヤマトグループの三者が輸出の基本契約に調印した。環太平洋連携協定(TPP)の発効を見据えて政府が輸出拡大を進める中、関係者は秋田牛のブランド価値向上に期待している。

 今月28日に枝肉やロースなど240キロを出荷するのを皮切りに、毎月200キロ前後を輸出する予定。現地の富裕層をターゲットに高級料理店や焼き肉店など7店舗で提供する。ノーブル社は試食宣伝などを通じ、リゾートホテルなどにも取引を広げたい考え。

 調印式では、県公社の土田正広社長が「生産者には大きな励みとなる。TPPで農家が気落ちしており、攻めの農業の旗印を秋田牛が担えるのは誇りだ」と期待を込めた。ヤマトクレジットファイナンス(東京)の樫本敦司社長は「付加価値を高めるため、総力を挙げてお手伝いしたい」と述べた。

 ノーブル社のパッチャ・プラッヤウォン社長はタイの国費留学生として東工大大学院に通う傍ら、昨春起業。「秋田は肉、コメ、魚など何を食べてもおいしい。日本食ブームのタイで受け入れられることは間違いない」と話した。