インフォメーション

2013-08-15 16:12:00

ローソンの中国法人、羅森(中国)投資(上海市黄浦区)は8日、北京市で旗艦店となる1号店の試験営業を開始した。同社が北京市に進出するのは初めて。

店舗の営業面積は127平方メートル。24時間営業で、約3,000点の商品を提供する。所在地は西城区月壇北街甲1号。地下鉄2号線阜成門駅から徒歩約10分で、金融機関や通信大手企業の本社機能が集中する金融街に隣接し、ホワイトカラーを主なターゲットにする。

ローソンは現在、上海市、重慶市、遼寧省大連市で店舗展開している。東京本社広報部によると、北京市内で2号店の開店準備も進めているが、現時点で開業時期などは未定という。<北京>


2013-08-09 22:54:00

有楽町線・半蔵門線・南北線が交わり、1日平均11万人以上の利用客がある東京メトロでも有数のターミナル駅、永田町。国会議事堂、国立国会図書館の最寄駅で、いわば日本の中枢ともいえるエリアにある駅なのに、永田町駅の構内にはこれまで飲食店が少なかった。

 そんな“食の孤島”ともいえる永田町駅がこの夏から変貌を遂げる。構内に新たな商業施設「エチカフィット永田町」が2013年8月8日にオープン。施設コンセプトは「いつでも誰でも気軽に立ち寄れる“ カフェテリア カルフール(交差点)”」だという。

 エチカフィットは表参道駅や池袋駅で展開する大規模な「エチカ」よりやや小規模のブランド。同ブランドとしては上野、東京、銀座に続いて4つ目の施設となる。

 店舗面積は131坪とそれほど広くはない。7店舗全てが飲食店・食販店で、うち5店舗はうどん専門店「つるとんたん」を運営するカトープレジャーグループが初出店する新業態店。永田町駅に求められていた「食」に的を絞っている。

 運営するメトロプロパティーズ 企画部次長の平野幸男氏によると、過去に展開している3つのエチカフィットは20代後半~30代の若い女性がターゲットだったが、永田町はそれよりも幅広い層を狙っているという。「最先端の食をオールターゲットで提供したい。女性はもちろん年配の男性にも満足してもらえるよう、例えばベタな定食や昔懐かしい洋食などもきちんとしたクオリティのものを出していく」(平野氏)という。

 
「エチカフィット永田町」の入り口。通路突き当たりには有楽町線ホーム行きのエスカレーターがある
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場所は東京メトロ永田町駅構内、B3コンコース
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「エチカフィット」は、表参道駅や池袋駅で展開する大規模開発の商業施設「エチカ」よりやや小規模のミドル版ブランド
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2013-08-09 22:51:00
日本の人気ラーメン店が相次いで高雄に出店していることが台湾各紙で報じられている。「らあめん花月嵐」は今月1日、高雄に3店舗目を出店したばかりだが、現地の人々の消費力を見込んで、まもなく4号店がオープンするという。濃厚な味が特色で品質に優れた台湾産生ニンニクなどの無料提供で、台湾のニンニク農家に年間3000キロの売上増に貢献しているとか。昨年台湾に進出し、すでに台北市に2店舗を持つ「一風堂」は今月8日、南台湾1号店を市内に開業する予定だ。

2013-08-07 09:37:00

三井不動産は6日、上海市浦東新区の金橋出口加工区に、複合施設「ららぽーと上海金橋(仮称)」を開設すると発表した。2014年末に着工し、17年に開業する計画。同社が中国で商業施設事業を手掛けるのは、浙江省寧波市のアウトレットモールに続き2カ所目で、ららぽーととしては海外で初めての進出となる。

地元デベロッパーの上海金橋出口加工区聯合発展が商業施設の建設を手掛け、三井不動産の全額出資プロジェクト会社の上海井橋商業管理が商業施設を一括借り上げ、運営する。

商業施設は地上7階地下2階で構成され、延べ床面積は14万2,000平方メートル、店舗面積は7万4,000平方メートル。施設内には計約200店舗のアパレルブランド、飲食店、スーパーマーケットなどが入居する見通し。目標売上高などは明らかにしていない。<上海>


2013-08-07 09:34:00

外国人観光客誘致(インバウンド)で官民がタッグを組む事例が増えている。観光庁は、外食業界などの現地で人気を集めている企業と共同でキャンペーンを実施することで、より効果的に外国人観光客を呼び込むことを狙う。

 7月下旬の富士急ハイランド(山梨県富士吉田市)。マレーシアから来たある観光客は「見たことがないアトラクションがいっぱいある。ジェットコースターがあまりにもすごい!」と喜びの声を上げた。

 この日、アジア各国から集まった8人の観光客は、実は居酒屋チェーン大手ワタミの海外統括会社、ワタミインターナショナル(香港)などの民間企業と観光庁が共同で実施したキャンペーンの当選者だ。キャンペーン期間中に観光庁が運用する「ビジット・ジャパン」のフェイスブック公式ページを訪れ、「いいね!」ボタンを押した人の中から抽選で選ばれ、懸賞の日本旅行を手に入れた。

ワタミが海外店舗で配置したPOP(店頭販促)。インバウンドのキャンペーンを告知した

海外店舗への集客効果を期待

 ワタミインターナショナルが観光庁とこうしたキャンペーンを実施するのは2012年に続いて2回目。「香港など、海外の店内でお客さんの会話を聞いていると、内容は日本の食や旅行に関するものが圧倒的に多い。うちの店舗で情報提供をしていけばインバウンドに一役買えるに違いないと考えた」(ワタミ広報)。

 2回目となる今回は、6月下旬から7月中旬まで、香港や台湾、シンガポール、マレーシアなど6カ国・地域にあるワタミの店舗でキャンペーンを告知。約1万4000人もの応募があった。日本旅行に外れた人にも、ワタミの海外店で料理やビールを抽選でプレゼントした。日本を訪れるファンが増えれば、ゆくゆくはワタミの海外店舗の集客にもつながると踏んでいる。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20130805/251973/?n_cid=nbpnbo_mlt

 


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