インフォメーション

2013-08-24 23:01:00

今回は「マーケケティンクの資源」について考え方を説明しよう。

 

マ-ケティング戦略の確立(7)

 

(3)マ-ケティング資源

① マ-ケティング資源とは

 一般的に「経営資源」というと、「人、物、金」と言われているが、最近では「知識、情報」が加えられてきたが、これがまさしく「マ-ケティング資源」と呼ばれるに値するものである。

 

② ドメインの確立

 「企業戦略」を策定していく場合に、「ビジョンの設定」「企業目標」「戦略」「計画」にいたる各要素に、一貫性や統合性を維持していかなければならず、戦略確立の中核には、企業自身を業の環境に適応していく明確な「ドメイン(事業領域)」を確立していかなければならない。

 

③ マ-ケティング資源の把握

 「ドメイン」を設定するには、まず自ら「マ-ケティング資源」の実力を着実に把握していないと、いくら高邁な「ビジョン」をかかげ、先見性のある「戦略ドメイン」を設定しても、絵に描いたモチに終わってしまう。ましてや、企業間の競争が激化すればするほど、「ドメイン」は夢とともに消えてしまう。

 

(4)マ-ケティングの戦略的ドメイン

① 戦略的ドメインの位置づけ

 「マ-ケティングの戦略」上の「ドメイン」というのは、「マ-ケティング戦略」の中核を占めものである。いまや生活者が自ら生活を設計し、「アップスケ-ル」や「ニュ-・ラグジュアリ-」が進展していくと、これまでの「マ-ケティング戦略」は通用しなくなった。

 

② 個性化戦略確立

 企業は「企業間競争」を優位に働かせる「個性化戦略(コア・コンピタンス)」を築いていくには、明確な「ドメイン」を設定しなくてはならなくなった。これには、生活者の「ニーズ」や「ウォンツ」を探索して、「ドメイン」の上に立った、ライフスタイルを生活者に提案をして、検証していく行動が必要であり、「ドメイン」そのものにも「戦略的ドメイン」が必要になってきている。

 

 


2013-08-24 23:00:00

米国農務省は、8月12日(現地時間)、2013/14年度の4回目の世界及び主要国の
穀物・大豆に関する需給見通しを発表しました。その概要は以下のとおりです。
-2013/14年度の穀物全体及び大豆の生産量は消費量を上回る見込み-

1.世界の穀物全体の需給の概要(見込み)
(1)生産量
24億2,893万トン(対前年度比 7.8%増)
(2)消費量
23億9,726万トン(対前年度比 4.6%増)
(3)期末在庫量
4億6,214万トン(対前年度比 7.4%増)
(4)期末在庫率
19.3%(対前年度差 0.5ポイント増)

《主な品目別の動向》
〈小麦〉
 生産量は、米国で乾燥等の影響により減少となるものの、ロシア、カザフスタン、
ウクライナ等旧ソ連諸国や、EU、豪州、カナダ等で増加となることから、世界全体
で前年度を上回り史上最高となる見込み。また、消費量もインド、ロシア等で増加
し史上最高となる見込み。世界全体の生産量は消費量を下回り、期末在庫率は前年
度より低下。
(1)生産量
7億538万トン(対前年度比 7.6%増)
・ロシア、EU、カザフスタン等で増加、米国、インドで減少
(前月に比べ、EU、カザフスタン等で上方修正)
(2)消費量
7億681万トン(対前年度比 3.9%増)
・インド、ロシア等で増加、米国等で減少
(3)期末在庫量
1億7,299万トン(対前年度比 0.8%減)
・中国、中東等で増加、米国、インド等で減少
(4)期末在庫率
24.5%(対前年度差 1.1ポイント減)

〈とうもろこし〉
 生産量は、米国で高温・乾燥の影響により単収が低下した前年度と比べて増加し史
上最高、旧ソ連諸国、EU、中国等でも増加となることから、世界全体で前年度を上回
り史上最高となる見込み。また、消費量も、米国、中国等で増加し史上最高となる見
込み。世界全体の生産量は消費量を上回り、期末在庫率は前年度より上昇。
(1)生産量
9億5,715万トン(対前年度比 11.5%増)
・米国、旧ソ連諸国等で増加、ブラジル等で減少
(前月に比べ、ウクライナ等で上方修正、米国等で下方修正)
(2)消費量:9億3,009万トン(対前年度比7.1%増)
・米国、中国、旧ソ連諸国等で増加
(3)期末在庫量
1億5,017万トン(対前年度比 22.0%増)
・米国、旧ソ連諸国等で増加、中国等で減少
(前月に比べ、米国等で下方修正)
(4)期末在庫率
16.1%(対前年度差 1.9ポイント増)

〈米(精米)〉
 生産量は、インド、タイ、ベトナムで史上最高となるほか、東南アジアを中心に
増加することから、世界全体では史上最高の前年度を更に上回る見込み。また、消
費量もインド、中国等で増加し史上最高となる見込み。世界全体の生産量は消費量
を上回り、期末在庫率は前年度より上昇。
(1)生産量
4億7,793万トン(対前年度比 1.9%増)
・インド等で増加
(2)消費量
4億7,528万トン(対前年度比 1.3%増)
・インド、中国等で増加
(3)期末在庫量
1億747万トン(対前年度比 2.5%増)
・タイ等で増加
(4)期末在庫率
22.6%(対前年度差 0.2ポイント増)

2.世界の大豆需給の概要(見込み)
 生産量は、米国で高温・乾燥により収穫量が減少した前年度と比べて増加。ブラ
ジルで収穫面積の増加により史上最高、アルゼンチンで高単収と史上最高の作付面
積により増加となること等から、世界全体で前年度を上回る見込み。また、消費量
もアルゼンチン、中国等で増加。世界全体の生産量は消費量を上回り、期末在庫率
は前年度より上昇。

(1)生産量
2億8,172万トン(対前年度比 5.3%増)
・米国、アルゼンチン、ブラジル等で増加
(前月に比べ、米国で下方修正)
(2)消費量
2億6,872万トン(対前年度比 4.3%増)
・アルゼンチン、中国等で増加
(3)期末在庫量
7,227万トン(対前年度比 16.2%増)
・ブラジル、米国、中国等で増加
(前月に比べ、米国等で下方修正)
(4)期末在庫率
26.9%(対前年度差 2.8ポイント増)


詳しくは、「食料需給インフォメーション」
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/jki/index.html

内「米国農務省穀物等需給報告」
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/jki/j_usda/index.html
でご覧ください。


2013-08-23 23:57:00

北海道発の生(レア)クッキーでヒットを生み出している洋菓子メーカーのコーキーズインターナショナル(札幌市中央区)がアジアでの本格展開を目指し、シンガポールに進出した。

同社は6月に初の海外拠点となる現地法人コーキーズSEAをシンガポールで設立しており、世界展開への準備を進めている。10月には11日間の期間限定として、高島屋シンガポールで主力商品「レアクッキー」10種類程度を販売する。日本での販売価格は1枚160円(税込)だがシンガポールでの価格などはこれから設定する。高島屋では試験販売の機会と位置づけており「実際の海外需要は未知数。消費者の反応を注視しながら、事業戦略を具体化していく」(笠松真彦社長)と慎重な姿勢で市場を開拓していく。

「原材料費やコストなどの課題をクリアしなければならず、慎重に判断する必要がある」(笠松社長)と前置きしつつ、5~10年間の構想としては、シンガポールに工場を設けるなど生産体制を敷いた上で、出店やアジア諸国への輸出などに着手していきたいという。アジアだけでなく米国での事業展開も構想しているもようで、シンガポールを足掛かりに「世界へと発信していきたい」と語る。コーキーズインターナショナルの2013年6月期の売上高は約1億8,000万円だった。まずは海外の事業比率を2割程度に引き上げることを目指す。


2013-08-23 23:55:00

香港、中国本土、台湾で「味千ラーメン」を展開する味千(中国)控股が20日発表した2013年6月中間期決算は、純利益が前年同期比約2.8倍の1億3,010万HKドル(約16億3,100万円)だった。同社は11年に発生した豚骨スープの品質問題、昨年の沖縄県尖閣諸島をめぐる日中関係の悪化などを受けて業績が悪化していたが、広告や販促活動を通じてブランドイメージ回復に成功した。

売上高は3.8%増の15億6,900万HKドルだった。

上半期(1~6月)は世界経済の減速を受けて、香港と本土経済の成長にも鈍化がみられたことから、外食業界も低迷した。今後も外食業界は店舗賃料、人件費、原材料、光熱費などの高騰から薄利状態が続くと予測。食の安全面でも消費者やメディアの厳しい目にさらされており、困難な状況が続くとした。

6月末時点の「味千ラーメン」の店舗数は647店。12年同月末から25店減らした。最も店舗が多いのは上海市で132店。香港では36店を運営している。

また生産工場では現在、上海市、湖北省武漢市、広東省東莞市の工場が稼働中。下半期(7~12月)中には天津市の工場が稼働する見込み。<香港>


2013-08-23 23:50:00

2013年7月26日(金)から28日(日)まで、ロンドンのアールズ・コート第2展示場において、日本のポップカルチャーをはじめさまざまな日本文化を紹介するイベント「ハイパージャパン2013」が華やかに開催された。イベント入口には色とりどりのコスチュームに身を包んだ若者たちが長時間行列する姿が見られ、展示場周辺は文字通り興奮と熱気に包まれていた。

 今回で5回目となる同イベントの入場者数は3日間総計で6万2000人(内、英国人を中心とする欧州人が95%)、前回の4万6000人を大きく上回り、ハイパージャパンの認知度が年々高まっていることがうかがえる。先頃パリで開催され、4日間でなんと21万人を動員した世界最大級の日本エンターテインメントの祭典「ジャパンエキスポ2013」にも見られるように、日本のポップカルチャーやアニメ、ゲーム、デジタル・コンテンツは、ここヨーロッパにおいて今爆発的にその裾野を広げている。「ハイパージャパン」を主催する、ロンドンの日系メディア会社「クロスメディア」代表 丸茂和博氏へのインタビューなどを交え、大盛況の中で幕を閉じた「ハイパージャパン2013」をリポートする。

芸者の裏舞台を公開! 日本の伝統文化を正しく紹介

特設ステージで、小唄や踊り、三味線などを披露する、紗幸さん(右端)と芸者さんたち
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 イベント初日の会場では、あるブースに驚くほどの人だかりができていた。ゴスロリ系の女の子グループ、コスプレイヤー、子ども連れの若いカップルなど、さまざまな人々が携帯電話やカメラを手に、普段なかなか見られない光景を写真に収めようと押し合っているーー。彼らの前で、西洋人として初めて芸者になったオーストラリア出身の女性、紗幸(さゆき)さんを含む数人の芸者さんのパフォーマンスが繰り広げられていたのだ。これは、花器や掛け軸などを配した畳敷きのブースを置屋に見立て、着付けやメーク、踊りのお稽古など芸者たちの裏舞台を見せるというもの。「今まで“ゲイシャ”にはミステリアスなイメージがあったが、あの真っ白な顔はこうやってできるのかと妙に納得した」とは、ブライトンからやって来た、ロリータ・ファッションを身にまとった女の子2人組のコメント。

 事実、芸者・紗幸さんのパフォーマンスは、今年の目玉イベントのひとつだったという。「『ハイパージャパン』は世界的に見ればまだ規模は小さいですが、常に日本の最新コンテンツを紹介しつつ、その一方で、歪んだイメージを持たれがちな日本の伝統文化についても、正しく紹介していきたいと考えています。若い人だけにアピールするのではなく、幅広い年齢層に訴求できるもの、また現地の方の“ツボ”を刺激するコンテンツを常に開拓しています」と語るのは「ハイパージャパン」広報担当の高橋由紀子氏。

電子音楽と映像をメインに、パントマイムなどを融合させた独創的なステージで、3日間にわたり観客を魅了していたパフォーマー集団「白A」
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きゃりーぱみゅぱみゅと同じ事務所アソビシステムの期待の新人、Yun*chiのコンサートも、大きな盛り上がりをみせていた
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 その他、同イベントのハイライトでもある特設ステージでは、連日強力なラインアップが目白押し。日本の「ブルーマン・グループ」として、今や世界的な注目を浴びている「白A」のユニークなパフォーマンスや、ロリータ系、制服系などのファッションに身を包んだ“Kawaii ファッション”のファンが、ステージに一堂に会したファッション・ショーなど、ステージは常にたくさんの立ち見客で溢れていた。

 
 

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