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2013-08-24 23:01:00

今回は「マーケケティンクの資源」について考え方を説明しよう。

 

マ-ケティング戦略の確立(7)

 

(3)マ-ケティング資源

① マ-ケティング資源とは

 一般的に「経営資源」というと、「人、物、金」と言われているが、最近では「知識、情報」が加えられてきたが、これがまさしく「マ-ケティング資源」と呼ばれるに値するものである。

 

② ドメインの確立

 「企業戦略」を策定していく場合に、「ビジョンの設定」「企業目標」「戦略」「計画」にいたる各要素に、一貫性や統合性を維持していかなければならず、戦略確立の中核には、企業自身を業の環境に適応していく明確な「ドメイン(事業領域)」を確立していかなければならない。

 

③ マ-ケティング資源の把握

 「ドメイン」を設定するには、まず自ら「マ-ケティング資源」の実力を着実に把握していないと、いくら高邁な「ビジョン」をかかげ、先見性のある「戦略ドメイン」を設定しても、絵に描いたモチに終わってしまう。ましてや、企業間の競争が激化すればするほど、「ドメイン」は夢とともに消えてしまう。

 

(4)マ-ケティングの戦略的ドメイン

① 戦略的ドメインの位置づけ

 「マ-ケティングの戦略」上の「ドメイン」というのは、「マ-ケティング戦略」の中核を占めものである。いまや生活者が自ら生活を設計し、「アップスケ-ル」や「ニュ-・ラグジュアリ-」が進展していくと、これまでの「マ-ケティング戦略」は通用しなくなった。

 

② 個性化戦略確立

 企業は「企業間競争」を優位に働かせる「個性化戦略(コア・コンピタンス)」を築いていくには、明確な「ドメイン」を設定しなくてはならなくなった。これには、生活者の「ニーズ」や「ウォンツ」を探索して、「ドメイン」の上に立った、ライフスタイルを生活者に提案をして、検証していく行動が必要であり、「ドメイン」そのものにも「戦略的ドメイン」が必要になってきている。