インフォメーション

2013-08-03 09:57:00
JMR生活総合研究所では、めまぐるしく変化する「食」の今を切り取り、「ニュースレター」として整理したPDFファイルのご提供を行っています。
これは、
  • 「食」に関する弊社オリジナル調査の結果と、
  • 主要紙誌の「食」関連の掲載記事から見えてくる「食」のトレンドを整理したヘッドラインクリップ
の二部で構成し、お届けするものです。

「食」のマンスリー・ニュースレター 第42号は、
  1. オリジナル調査結果 プレイヤー増加で競争激化する宅配フードサービス
  2. 業界クリップ - 2013年4月の動向
の2部構成でお届けします。

1.宅配フードサービスの利用頻度は減少傾向
レポートイメージ
 マクドナルドやセブン-イレブンといった他業態からの参入もあり、現在宅配フードサービスに注目が集まっている。そこで今回の調査では、宅配フードサービスの利用実態を探った。
 まず利用率についてみる。半年以内利用率は、全体で52.8%であり、半年以内に約半数が利用していることがわかる。次に属性別にみる。職業や共働きかどうかなど様々な属性差を確認したが、最も利用率に差が出るのは世帯年収の階級であることがわかった。まず、性別ライフステージ別にみると、「末子小学生以下の親」の男女がともに高く、女性の「既婚子なし」、「既婚子独立」も高い。世帯年収の階級別にみると、600万円以上の高収入層の利用率が高い。
 次に、利用頻度の増減についてみると、全体では「増えた」が12.2%、「減った」が25.0%であり、宅配の利用頻度は減少しているといえる。性別ライフステージ別にみると、男性の「既婚子なし」で「増えた」が「減った」よりも32.4ポイントも低くなっており、利用頻度の減少がみられる。



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