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2013-08-09 22:54:00

有楽町線・半蔵門線・南北線が交わり、1日平均11万人以上の利用客がある東京メトロでも有数のターミナル駅、永田町。国会議事堂、国立国会図書館の最寄駅で、いわば日本の中枢ともいえるエリアにある駅なのに、永田町駅の構内にはこれまで飲食店が少なかった。

 そんな“食の孤島”ともいえる永田町駅がこの夏から変貌を遂げる。構内に新たな商業施設「エチカフィット永田町」が2013年8月8日にオープン。施設コンセプトは「いつでも誰でも気軽に立ち寄れる“ カフェテリア カルフール(交差点)”」だという。

 エチカフィットは表参道駅や池袋駅で展開する大規模な「エチカ」よりやや小規模のブランド。同ブランドとしては上野、東京、銀座に続いて4つ目の施設となる。

 店舗面積は131坪とそれほど広くはない。7店舗全てが飲食店・食販店で、うち5店舗はうどん専門店「つるとんたん」を運営するカトープレジャーグループが初出店する新業態店。永田町駅に求められていた「食」に的を絞っている。

 運営するメトロプロパティーズ 企画部次長の平野幸男氏によると、過去に展開している3つのエチカフィットは20代後半~30代の若い女性がターゲットだったが、永田町はそれよりも幅広い層を狙っているという。「最先端の食をオールターゲットで提供したい。女性はもちろん年配の男性にも満足してもらえるよう、例えばベタな定食や昔懐かしい洋食などもきちんとしたクオリティのものを出していく」(平野氏)という。

 
「エチカフィット永田町」の入り口。通路突き当たりには有楽町線ホーム行きのエスカレーターがある
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場所は東京メトロ永田町駅構内、B3コンコース
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「エチカフィット」は、表参道駅や池袋駅で展開する大規模開発の商業施設「エチカ」よりやや小規模のミドル版ブランド
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