インフォメーション
マレーシア貿易開発公社(MATRADE)は今年、日本への食品輸出額が前年の1億7,300万米ドル(約130億円)から5~10%増加すると予測している。国営ベルナマ通信が伝えた。
MATRADEは13日、加工食品の日本向け輸出についてのセミナーを開催。シニアダイレクターのズルキフィル・マームド氏が同時に開催したメディア向け概要説明会で予測を示した。
マームド氏は「安倍首相の経済刺激策により日本の景気が回復すれば、マレーシア産の食品需要も拡大する」と指摘。現在の主な輸出品はココアとココア原料だが、日本を訪れるイスラム教徒観光客向けにハラル(イスラム教徒向け)食品の需要も伸びるとの見込みを示した。
このほか同氏は、今年9月に日本アセアンセンターの主催により東京で開催される展示商談会に、食品企業10社が参加する予定であることも明らかにした。
復調に向かう外食。その中で「ディナーレストラン」が好調に推移している長期の消費低迷下、家計支出において「削減したい項目」の代表格であったのが「外食」である。「内食回帰」と言われる中、全体では前年同月比でプラスとマイナスを繰り返しているが、その中で2012年下期より比較的好調に推移しているのが、「ファミリーレストラン」と「ディナーレストラン」である。統計上の定義では、ともに「イートイン中心で、食事中心に提供」業態であり、両者の違いは「ファミリーレストラン」は「客単価が中程度で、客席数が比較的に多い」、「ディナーレストランは「客単価が高い」というところである。ファミリーレストランはこの間、「店舗数を増加させ、利用客数を維持しながら、客単価を上げる」ことにより、売上高を伸ばしている。対して、「ディナーレストラン」は「店舗数と客単価を微源にとどめながら、来店客数を増やす」ことで売上を伸ばしている。 同じ時期、低価格を訴求する「マクドナルド」の業績が不振に転じるなど、デフレ経済の象徴であった「ファーストフード」が苦戦している。また価格競争を繰り広げていた「パブレストラン/居酒屋」も客単価と利用客数がともに前年割れしている。こうしたことからも、低価格よりも上質な料理や食べる雰囲気を求めて、ぜいたく感のある「ディナーレストラン」が支持されていることがうかがえる。 |
http://www.jmrlsi.co.jp/skillup/data/c-consm/c-51-201306.html
JMR生活総合研究所では、めまぐるしく変化する「食」の今を切り取り、「ニュースレター」として整理したPDFファイルのご提供を行っています。 これは、
| 「食」のマンスリー・ニュースレター 第41号は、
| 1.平日に毎日朝食を食べる人は8割 |
平日(月曜~金曜とする)の5日間で朝食を食べた回数をみると、全体の8割が毎日朝食を食べている一方で、1度も食べなかった人が1割を超えている。性別でみると、女性で「毎日」が高く、ライフステージが上がるほど、毎日食べた人が多くなっている。「1度も食べていない」は男性独身者で高く、21.0%となっている。世帯人数別でみると、1人世帯(単身層)では「1度も食べていない」人が2割を超えていた。 休日(土曜、日曜とする)は、全体で見ると、朝食を1度も食べなかった人の割合が17.0%と、平日と比べて食べていない人の比率が高かった。特に男性独身者では「1度も食べていない」が31.3%と高く、女性の既婚子なし層で22.4%、1人世帯では26.9%となっている。 * オリジナル調査結果の分析 構成(全4頁)
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(5)日本食
昼には紹介された日本人Uさんと会う。彼は大学の後輩だが、会うのは初めて。学生時代にインドに留学し、その後もインドと関わっている強者。インドと日本の考え方の違い、日本企業のインドでの活動とその弱点、インド生活の楽しみなどについて、たっぷりと話を聞いた。
「インドでビジネスして成功するのは時間が掛かる」「日本的な考えは捨て、インドのビジネスはインド人に任せるべき」「インドで一から日本的ビジネスを追求するほど、日本企業には余裕はないはず」「インドを起点に中東やアフリカを目指す戦略を取るべし」など、成程と思う話満載。
食事は初め、こぎれいなイタリアンへ行ったが、日曜日ということでビュッフェしかなく、その値段は一人当たり日本円で5000円を超えていたので驚く。確かに豊富な食べ物、ワインなどの飲み物、そして爽やかな中庭など、見るべきものはあったが、一体誰が来るのだろうか。マネージャーと交渉したが、少し安くなっただけ。早々退散。
そして今度は日本食レストランへ。日本人が多く訪れる所ということで行って見たが、確かに普通の和食屋。前日の日本食とはかなり違い、豚生姜焼きやかつ丼があり、インドではない感じ。迷わずかつ丼を所望。ご飯が日本的ではなかったが、十分に食べられる水準。これで日本円1000円程度であれば、良いということか。
デリーには本格的な日本レストランが少なく、日本のシェフがいる店も多くない。いても、コストが高いことから、高級となり日本人駐在員は行けず、インド人金持ちの為にインド風に味を変えているらしい。中華は昨晩分かった通り、インド風になっていて、本格中華は街では見掛けないとのこと。
Uさん曰く「この店で一番美味いのは中華丼です」。成程、やはりとろみが無いとインド人には受けないのだろうか、いやインド人が作る場合、一番作り易いメニューなのだろうか。次男は中華丼を頼み、ウマいウマいといいながら、あっと言う間に平らげ、ホッとした表情をしていた。インド料理はそれほどまでに厳しかったのか。私は敢えてかつ丼を食べてみた。肉は若干固かったが、許せる味だった。この店は日本人御用達の老舗、ということで、店内は日本人駐在員とその家族で埋まっていた。ここに来たことは良かった。
外国人も無条件で脱帽
食にうるさい海外の友人を日本のトップクラスのすし屋や懐石料理の店に連れて行くと大変喜ばれるのは間違いないのですが、こっそり「いまいくらぐらいかかったの?」と聞かれてその値段を正直に言うと「う~ん」と少し顔が曇ることがあります。でも、そのような彼らも無条件に脱帽する日本の食べ物があります。それはお弁当です。その中でも、野菜と魚を中心に手間ひまかけたいわゆる「懐石弁当」は日本の食の最強バッターと言ってもいいでしょう。
昨今、大きなJRの駅やデパ地下に行くと実にさまざまなお弁当が売られていて、価格帯も、上限は3000円から5000円にもなります。私自身も新幹線に乗るときだけでなく、普段のランチや仕事の会合でそういったお弁当を愛用しています。私が主催する会合ではいろいろなものを試していますが、日本人はもちろん海外の人が混じったときでも喜ばれる、打率10割のお弁当が2つあります。1つは、なだ万の「桐」(1575円)、もう1つは、やんもの「舞」(2310円)です。
食材一つひとつの存在感では価格が高い後者がやや上回るものの、価格を考えると前者の優秀さは群を抜いています。1500円そこそこで本格的な旬の和食が味わえるのですから本当に驚きです。というわけで、今回は日本の食の一番バッターとして、なだ万の「桐」というお弁当をご紹介しましょう。