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2013-06-16 10:06:00

マレーシア貿易開発公社(MATRADE)は今年、日本への食品輸出額が前年の1億7,300万米ドル(約130億円)から5~10%増加すると予測している。国営ベルナマ通信が伝えた。

MATRADEは13日、加工食品の日本向け輸出についてのセミナーを開催。シニアダイレクターのズルキフィル・マームド氏が同時に開催したメディア向け概要説明会で予測を示した。

マームド氏は「安倍首相の経済刺激策により日本の景気が回復すれば、マレーシア産の食品需要も拡大する」と指摘。現在の主な輸出品はココアとココア原料だが、日本を訪れるイスラム教徒観光客向けにハラル(イスラム教徒向け)食品の需要も伸びるとの見込みを示した。

このほか同氏は、今年9月に日本アセアンセンターの主催により東京で開催される展示商談会に、食品企業10社が参加する予定であることも明らかにした。