インフォメーション

2013-06-13 11:05:00

外国人も無条件で脱帽

 食にうるさい海外の友人を日本のトップクラスのすし屋や懐石料理の店に連れて行くと大変喜ばれるのは間違いないのですが、こっそり「いまいくらぐらいかかったの?」と聞かれてその値段を正直に言うと「う~ん」と少し顔が曇ることがあります。でも、そのような彼らも無条件に脱帽する日本の食べ物があります。それはお弁当です。その中でも、野菜と魚を中心に手間ひまかけたいわゆる「懐石弁当」は日本の食の最強バッターと言ってもいいでしょう。

 昨今、大きなJRの駅やデパ地下に行くと実にさまざまなお弁当が売られていて、価格帯も、上限は3000円から5000円にもなります。私自身も新幹線に乗るときだけでなく、普段のランチや仕事の会合でそういったお弁当を愛用しています。私が主催する会合ではいろいろなものを試していますが、日本人はもちろん海外の人が混じったときでも喜ばれる、打率10割のお弁当が2つあります。1つは、なだ万の「桐」(1575円)、もう1つは、やんもの「舞」(2310円)です。

 食材一つひとつの存在感では価格が高い後者がやや上回るものの、価格を考えると前者の優秀さは群を抜いています。1500円そこそこで本格的な旬の和食が味わえるのですから本当に驚きです。というわけで、今回は日本の食の一番バッターとして、なだ万の「桐」というお弁当をご紹介しましょう。