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2013-06-02 00:25:00

リーシング(テナント誘致活動)コンサルタントを手掛けるアルカディア(東京都豊島区)は24日、上海市のデベロッパーである上海静安協和房地産から、商業施設の日本テナントのリーシングを受託したと発表した。受注額は明らかにしていない。

アルカディアによると、今回受託したのは、同市繁華街の南京西路にある商業施設「上海協和城」での日系関連のマーチャンダイジングとテナントリーシング業務。同施設の商業部分は4棟のビルから成り、延べ床面積は約6万1,000平方メートル。うちアルカディアがリーシングを担当するB棟は地上4階、地下2階で、延べ床面積は約1万5,000平方メートル。日系テナントはB棟テナント全体の約8割に当たる40~50店を誘致する目標。2013年末に開業する予定。

運営に当たっては、衣・食・住と幅広い分野で日系企業を募集し、高品質・高付加価値の日本商品やサービスを提供することにより、日本製品の本当の良さを知ってもらう「REAL JAPAN」というコンセプトを掲げ、現地消費者に訴求していく方針。飲食店を中心に日系企業の関心を集めているという。

アルカディアは1996年の設立。中国では12年から現地商業施設向けにテナントリーシング事業などを展開している。<上海>


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