インドネシアでは最近、食に対する意識に変化が見られ、レストランを選ぶ際に、「セレブリティシェフ」「ミシュランスターシェフ」などのキーワードが注目されるようになってきました。味や価格だけなく、シェフの名前や背景で店を選び、話題にすることが多くなっていて、この傾向は今後も続きそうです。
 一方で喫煙率が高いインドネシアでは、店内でタバコを吸えるかどうかも選択基準になります。インドネシアの外食産業を攻略するためには、人々の好みの変化と変わらない習慣の両方を理解することがカギとなりそうです。

【リポート】ウィナ・ウィラニサ
24歳。ジャカルタ在住。ニューヨーク市立大学・メディアコミュニケーション学部卒業。PR勤務。年収は約3万5000ドル。外交官の父、専業主婦の母、学生の妹の4人家族。父の仕事の都合で幼少期を海外で過ごしたため、母国の文化に関心を持ち、インドネシア舞踏(Saung Budaya)を習っている。いつも持ち歩いているものは、iPhone、iPad、メイク用品、USBHDD、ポータブル充電器、Chapstick(リップクリーム)。コスメでは、Bobby Brownのジェルアイライナー、Bare Mineralsのファンデーション、URBANDECAYのアイシャドウがお気に入り。一カ月のお小遣いは200ドルから300ドル。主に、洋服や化粧品に使う。趣味はショッピング、海外旅行、映画鑑賞、ボランティア活動。週末はプールでのんびりしたり、買い物をしたりして過ごす。最近はダイエットのためにジムにも通っている。ジャカルタはレストランや、ファッションショップなど、新スポットがどんどんできているので、友達と一緒にお気に入りの場所を探すことにハマっている

 日本の読者のみなさん、こんにちは。ウィナです。昨今インドネシア、特にジャカルタではラグジュアリーなレストランが続々とオープンしています。今回はその背景についてリポートします。