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2014-07-09 17:10:00

7月2日、東京・神田駅南口前の一等地に、数十メートルに及ぶ長い行列ができた。行列の先にあるのは、立ち食いのステーキチェーン店「いきなり!ステーキ」だ。

 ソースの香りが立ち込める店内に入ると、熟練シェフが客の目の前で迫力のある肉の塊を切り、焼いている。客の多くは出来上がったステーキを前に思わず微笑み、スマートフォンで撮影している。

 「いきなり!ステーキ」は、2013年12月に銀座4丁目店に出店して以来、東京都内に5店がオープンした。連日行列ができるほどのにぎわいを見せ、最も新しい神田南口店の初日来客者数は560人と、過去最高を記録した。

 同店を経営するのは、ステーキ店「ペッパーランチ」で知られるペッパーフードサービスだ。同社の月商は20カ月連続で前月を上回る勢いで、年内に「いきなり!ステーキ」を30店舗まで増やす方針を発表している。

行列ができる「いきなり!ステーキ」の店内では、目の前で肉をカットし、調理する。

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