インフォメーション

2015-05-08 00:09:00
写真提供:Joshua Lurie

LAで初めてチャイニーズ・コミュニティができたのは1850年ごろだといわれています。そして1938年になると、かつてリトル・イタリーとして栄えたダウンタウンLAに現在のチャイナタウンができました。70年の時を経て、チャイナタウンは今まさに復興中です。Nick’s CafeやPhillippe the Original、Phoenix Inn、Sam Wooといった老舗レストランは変わらず人気がありますが、新進気鋭のシェフや敏腕オーナーによる新しいお店がどんどん出来ており話題を集めています。今回はそんなニューオープンしたレストランにスポットを当て、おすすめのお店をラインナップしてみました!

CHEGO

写真提供:Joshua Lurie

Chego!は、LAでは有名なKogi BBQで成功を収めたシェフRoy Choiのお店です。当初は2010年にPalmsにオープンしましたが、2013年チャイナタウンのFar East Plazaに移転しました。カラフルなピクニックテーブルにダンスミュージックがかかる、明るくフレンドリーな雰囲気のお店です。ガッツリと食べたい方におすすめのメニューが多く、四川風Kung Paoヌードルやキムチ・スパム、豚バラなどが並びます。ビールで下味されているというOoey Gooey Friesはサワークリーム、チーズ、チリにガーリックピクルスと一緒にいただく、ちょっとヘビーでリッチな一品です。サルサ、パルメザンチーズ、揚げネギ、レモンと胡麻と一緒にミックスされた、ズッキーニの炭火焼サラダなど、お野菜をフィーチャーしたヘルシーメニューもあるのでご安心を!一番のおすすめは看板メニューと言えるデザート、Sriracha Barです。チョコレートとクリスピーなライスをベースに、キャラメル、スパイシーガナッシュ、飴でコーティングされたピーナッツとダークチョコレートをトッピングした最高に美味しいスイーツです。

CHIMNEY COFFEE HOUSE

写真提供:Joshua Lurie

Chimney Coffee Houseはタイフードのスーパーマーケット、LAX-Cの隣にあるコーヒーショップです。2011年にできたChimney Coffee Houseでは、Seattle’s Kuma Coffee、San Diego’s Bird Rock Roasters、そして L.A.’s own Compelling & Richといった、オーナーこだわりの豆を使用したコーヒーを提供しています。コーヒー以外でお店の一番人気は、自家製バンを使用したBreakfast sandwichです。卵とチーズ、ペッパーハムのコンビがシンプルながら後を引く美味しさです。ランチにはタイ特有のLarb(ラープ) バーガーもいただけますよ。トーストにアイスクリームといった定番メニューも人気があるそうですよ。

GIGO’S CAFÉ & DELI

写真提供:Joshua Lurie

Gigo’s Cafe & Deliは小さなベトナムカフェです。ガラス張りのフロントから店内にはいると、黄色と赤の壁、強化合成樹脂を使用したフォーマイカ家具にbobaとスムージーのメニューがディスプレイされたスクリーンがあります。フルーツを使用したベトナム特有のティーももちろん美味しいのですが、Gigo`sでの一押しはフォーやご飯ものの伝統的なベトナム料理です。レアステーキ、ブリスケット(胸肉)ビーフボール、牛の胃と腱が入った、温かいフォーは絶品です!ジューシーなポークチョップや炭火焼ミートボール、卵焼きがのったBroken Riceとよばれるご飯もののメニューもはずせません。どちらも人参のピクルスと優しい旨味の牛肉のだし汁がセットで付いてきます。

GOLDEN LAKE EATERY

写真提供:Joshua Lurie

赤い天幕が目印のGolden Lake Eateryはチャイナタウンのプラザ内にあるカンボジアンレストランです。店内にはカンボジア料理の写真がたくさん飾られ、あまり統一感のないテーブルがところせましとならんでいるます。店内の一部には、ラップで覆われたメニューがずらりと並んでいて、お客様が好きなものを自分で選べるスタイルになっています。ちょっとした大衆食堂の様な雰囲気のお店です。おすすめは、Banh He Hapやリークケーキ(ねぎケーキ)など、カンボジア特有の伝統料理です。中でも人気なのは、牛の骨を使用したスープが決め手の、旨味が凝縮されたライスヌードルです。ライスヌードルは種類豊富で、フィッシュケーキやフィッシュボール、すり身などのシーフードをフィーチャし、短い麺を使った、Banh Loc Xao Do Bienという、シーフードの麺料理もあります。濃厚なスープがたまらないヌードルメニュー、ぜひ一度トライしてみてください!

HOMEGIRL CAFE

写真提供:Joshua Lurie

Homegirl Cafeは、Greg Boyle牧師が1988年にLAのホームレスやギャング達、ストリートチルドレンを更生させるべく創設した、Homeboy Industriesの現在のホームベースと呼ばれる場所です。明るいオレンジと黄色が印象的なビルのグランドフロアにあるHomegirl Cafeでは、心のこもった、ヘルシーなメキシコ料理をいただくことができます。一番人気はなんといってもタコスです。サーモンとハラペニョペースト、ピコデガヨにコリアンダーというオーソドックスな組み合わせのものから、ソテーされたハイビスカスフラワーとオニオン、アヴォカドにキュウリ、ペッパーとコリアンダー、という少し珍しい素材をミックスしたトッピングまで、幅広いスタイルのメニューを楽しむことができます。サラダにチーズのセレクション、自家製パンも美味しいですよ!

 

http://jp.discoverlosangeles.com/blog/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%82%BF%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%81%A7%E8%A9%B1%E9%A1%8C%E3%81%AE%E6%9C%80%E6%96%B0%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3-%E3%83%99%E3%82%B9%E3%83%8810%EF%BC%88%E5%89%8D%E7%B7%A8%EF%BC%89

 


2015-05-05 09:54:00

タイ  2015/05/04(月曜日)
セントラル、吉野家と天丼てんやを増設[商業]

タイの流通大手セントラル・グループ傘下のファストフードチェーン運営会社セントラル・レストランズ・グループ(CRG)は、「吉野家」と「天丼てんや」を増設する。年内に9億バーツ(約33億円)を投じて、チェーン展開する全飲食店を昨年末の781店から820店に増設する計画の一環。2日付バンコクポストが報じた。

「吉野家」は3~5店をバンコクのほか、バンコク北郊ノンタブリ県、中部アユタヤ県などに開設する。運営コスト削減のため、面積が100平方メートル以下の小型店も設置する。1店当たりの開設費用は平均600万バーツ。5年以内に総店舗を30店以上にする計画だ。

「天丼てんや」は計7,000万バーツで5店を開設して、総店舗数を9店にする。5年以内に30店にする目標を掲げている。


2015-05-05 09:53:00

中国  2015/05/04(月曜日)
伊藤忠、上海自貿区拠点にクロスボーダーEC[商業]

伊藤忠商事は4月30日、今年1月に提携した中国の複合企業、中国中信集団(CITIC)、タイの財閥大手チャロン・ポカパン(CP)グループ、通信キャリア中国大手の中国移動通信集団(中国移動、チャイナ・モバイル)、上海市政府傘下の上海市信息投資とともに、上海市の中国(上海)自由貿易試験区(上海自貿区)を拠点にクロスボーダー電子商取引(EC)事業への参入に向けて提携することで同日合意したと発表した。

伊藤忠商事によると、中国のクロスボーダーECの市場規模は2013年の約767億元(約1兆4,800億円)から18年には約1兆元まで急拡大が見込まれている。その一方で、商品の本物保証や質の高いアフターサービスなどが求められており、同社は中国のクロスボーダーEC市場を大きなビジネスチャンスと捉え、CITICなど4社との提携を決定。早期参入を目指して協議を進めていく方針だ。

伊藤忠商事は1月20日、CPグループと組み、約1兆2,000億円をCITICに出資すると発表。4月27日にはCITICと共同で中国アパレル大手の波司登国際控股(ボシデン)に最大300億円を出資すると発表したばかり。

上海自貿区は対外開放のモデル地区として13年9月末に発足。輸入品の直売ができるほか、自動車の並行輸入が解禁されている。上海税関によると、14年に上海自貿区経由で輸入された食品や衣料品など消費財の総額は前年比21.4%増の1,142億6,000万元だった。<上海>


2015-05-05 09:49:00

今回は、「おもてなし」の第8回として「スタ-バックス」と「2000年代のアメリカ」について説明しよう。

 

(9)スタ-バックス

 「スタ-バックス」は、1971年(昭和46年)にコーヒ-豆の輸入販売会社として設立した。役員だったハワ-ド・シュルツ(現CEO)が、1984年(昭和59年)にコ-ヒ-バ-を開店し成功を収めたが、その後独立し1987年に(昭和62年)に「スタ-バックス」を買収して今日に至っている。

 「スタ-バックス」の原点は、「最高級のコ-ヒ-に情熱を注ぎ、一人ひとりのお客様に良質のコ-ヒ-とはどういうものか啓蒙すること」と「負けじ魂と全社員が共に勝利者になること」である。

 「スタ-バックス」の特徴は、次の通りである。

1.お客様のニ-ズをくみとりホスピタリティの提供:カスタマイズ

2.世界で最高級のコ-ヒ-の提供:ハイ・クォリティ

3.独自の店舗:第三の場所

 かくして、「スタ-バックス」は、他のコ-ヒ-専門店よりも価格が高いが、シェア-は45%を獲得していている。この要因は何といっても「ワン・ツ-・ワン・マ-ケティング」で、「ホスピタリティ」のなせる業である。

 

102000年代のアメリカ

 アメリカでは、1990年(平成2年)3月に起きた湾岸戦争後の不況時にも、成長している企業があり、その成長要因のキ-ワ-ドが存在していることと、2008年(平成20年)9月に起きたリ-マン・ショック後の大不況時にも、成長している企業は、乱気流に動揺しない「未来価値」を創造していることが、識者の共通する見解である。

 この「キ-ワ-ド」というのは、どんな社会的経済的環境にあっても、常に生活者のために「アップスケ-ル(質の向上)」を図り「ハイ・クォリティ・オブ・ライフ」を提供するために、絶えざるイノベ-ションとお客様創造を行っている賜物である。

ここで一番重要なことは、「キ-ワ-ド」の根底には「ホスピタリティ」が存在していて、その「ホスピタリティ」も「グット・サ-ビス」→「ベタ-・サ-ビス」→「ベスト・サ-ビス」→「エクセレント・サ-ビス」へと常に「アップスケ-ル」の努力が行われていることである。アメリカにおける「ホスピタリティ」には、たんにサ-ビスを良くするだけでなく、店そのものの雰囲気・演出と相まって総合的な「ビジネスの企画開発」を行っていることに注目すべきであろう。

 


2015-05-02 21:21:00

~国際的な穀物等の需給の見通し(2014/15年度)~
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 穀物全体の生産量は、前年度より増加。消費量を上回り、期末在庫率は上昇する
見込み。穀物全体の期末在庫率(21.0%)は前年度(20.7%)を上回る見込み。
(1)生産量:24.81億トン(前年度比+0.3%)
(2)消費量:24.64億トン(前年度比+1.6%)
(3)期末在庫率:21.0%(前年度差+0.4ポイント)

【品目別の需給見通し】
<小麦>
 生産量は、カナダ、米国、豪州で減少するものの、EU、ロシア、中国等で増加し、
世界全体では史上最高の前年度を更に上回る見込み。生産量は消費量を上回り、期末
在庫率は上昇する見込み。
(1)生産量:727百万トン(前年度比+1.3%)
(2)消費量:716百万トン(前年度比+1.4%)
(3)期末在庫率:27.6%(前年度差+1.1ポイント)
・米国の生産量は、収穫面積が増加するものの、冬小麦産地での乾燥型の天候や春の
低温等による単収の低下から、前年度を下回る。
・EUの生産量は、収穫面積の増加及び春から初夏にかけて好天に恵まれ単収が上昇
することから前年度を上回り、史上最高。
・中国の生産量は、収穫面積が減少するものの、好天に恵まれ単収が上昇することか
ら前年度を上回り、史上最高。

<とうもろこし>
 生産量は、ブラジル、アルゼンチン、中国、ウクライナ等で減少するものの、EU、
米国で増加し、世界全体では史上最高の前年度を更に上回る見込み。生産量は消費量
を上回り、期末在庫率は上昇する見込み。
(1)生産量:992百万トン(前年度比+0.3%)
(2)消費量:974百万トン(前年度比+2.2%)
(3)期末在庫率:19.3%(前年度差+1.4ポイント)
・米国の生産量は、収穫面積が減少するものの、好天に恵まれ単収が上昇することか
ら、前年度を上回り史上最高。期末在庫率も上昇。
・中国の生産量は、収穫面積は増加するものの、主産地で夏の干ばつによる単収の低
下から、前年度を下回る。
・ブラジル、アルゼンチンの生産量は、収益性の高い大豆に作付けがシフトすること
から収穫面積が減少し、前年度を下回る。

<米>
 生産量は、中国等で増加するものの、インド等で減少することから、世界全体では
前年度より減少する見込み。消費量は増加し史上最高となり、生産量を上回ることか
ら、期末在庫率は低下する見込み。
(1)生産量:475百万トン(前年度比-0.5%)
(2)消費量:483百万トン(前年度比+0.6%)
(3)期末在庫率:20.4%(前年度差-1.9ポイント)
・中国の生産量は、単収の上昇から、前年度を上回り史上最高。
・インドの生産量は、収穫面積の減少及び単収の低下から前年度を下回る。
・タイの生産量は、収穫面積の減少及び単収の低下から前年度を下回る。

<大豆>
 生産量は、米国、ブラジルで収穫面積、単収ともに増加し史上最高となること等か
ら、世界全体では史上最高の前年度を更に上回る見込み。生産量は消費量を上回り、
期末在庫率は上昇する見込み。
(1)生産量:316百万トン(前年度比+11.2%)
(2)消費量:289百万トン(前年度比+5.8%)
(3)期末在庫率:31.0%(前年度差+6.7ポイント)
・米国の生産量は、収穫面積の増加及び単収の上昇により前年度を上回り史上最高。
期末在庫率も上昇。
・ブラジル、アルゼンチンの生産量は、とうもろこし価格の低迷により大豆に作付け
がシフトすることから収穫面積が増加し、史上最高。
・中国では、消費量の増加分が生産量の増加分を上回ることから、輸入量が増加。


詳しくは、「食料需給インフォメーション」
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/jki/index.html

内「海外食料需給レポート」
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/jki/j_rep/index.html
でご覧ください。



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