インフォメーション

2013-07-18 00:32:00

USDA(米国農務省)は6月27日、学校における新しい栄養基準「スマート スナック イン スクール」を制定し、より健康的な食の選択肢を提供すると発表した。2010年に制定された「Healthy, Hunger-Free Kids」法は、米国の学校内で販売されるすべての食品の栄養基準値を設定することを求めており、今回の新しい栄養基準は、今年初めの提案に対して寄せられた25万通を超えるコメントを踏まえて制定された。新基準の概要は以下の通り:

  • ■推奨食品と避けるべき食品:
    全粒穀物、低脂肪乳製品、果物、野菜、低脂肪タンパク質などの摂取を推奨。脂肪分、砂糖類、ナトリウムの摂取を控え、子供たちに必要な栄養素を提供する。
  • ■目標を絞った基準設定:
    プロテインやカフェイン含有量などの基準を年齢に応じて設定する。
  • ■伝統的食生活への配慮:
    誕生パーティーや祝賀会行事で親が手作りのランチボックスやお菓子を持たせることや、学校でのBake-sale(パンやクッキーを焼いて販売する募金活動)などの伝統的な行事と食の習慣を維持する。
 

※2013年6月27日 USDA NEWS / Meatingplace

 
 

2013-07-18 00:29:00

NPB(全米豚肉委員会)とウォルマートのタイアップによるポークのグリルプロモーションが大きな成果を上げている。この販促では、ポークのグリル料理のシズル感あふれる広告や販促ツールを開発し、消費者の欲求を刺激し、夏場の豚肉需要を拡大させている。

ポークチェックオフの全米リテール・マーケティングマネージャーは、「今回のウォルマートのキャンペーンで発信されたメッセージは従来にはなかったもので、豚肉の購買頻度を明らかに高めることに成功した。これによって今夏の豚肉需要が引き上げられた」と指摘する。

ウォルマートは高品質で新鮮な豚肉で、グリルに欠かすことのできないポークチョップや骨付きアイテムなど幅広い品ぞろえを訴求し、全米の至る所で消費者のグリル嗜好を最高潮に盛り上げた。6月3日から7月6日まで、豚肉を主役とした広告を全米の店舗で展開し、テレビ・ラジオでの広告放送やオンライン広告を通じて豚肉の販売促進を積極的に展開した。

このキャンペーンでは、消費者が自分の好きな豚肉のカットをビーフステーキのようにできることを提案。「豚肉の味を楽しむために設備の整った厨房は必要ない。少々の塩コショウとグリルがあれば、ビーフステーキのような美味しい豚肉グリル料理が味わえることを伝えることに焦点を当てた」という。

ウォルマートでは豚肉販売の好調さを維持する一環として、7月4~7日にニューオリンズで主催する「ESSENCE・フェスティバル2013」(食品と音楽、文化の祭典)でもイベントを実施する。米国南部の一部店舗ではグリルマスターを選ぶ郷土料理大会を開き、地域の受賞者は、全米一のグリル料理自慢の名誉とトップ賞をかけて、同フェスティバルのキックオフイベントのステージで腕を競い合う。ウォルマートはこれらの一連の催しを通して、消費者の豚肉への関心を維持していく計画である。

 

※2013年7月2日NPB Pork Checkoff NEWS

 

2013-07-18 00:25:00

日本人以外が経営する日本食レストランが海外で爆発的に増えています。日本人の目から見ると不思議なメニューを出すレストランも多く、日本では「誤った日本食が世界で広まっている」と批判する声もあります。

松久信幸(まつひさ・のぶゆき)氏
NOBU(ノブ) オーナーシェフ
1949年埼玉県生まれ。寿司職人として東京・新宿「松栄鮨」で修行した後、ペルーに渡り、現地で日本食レストランを開業。その後、アルゼンチンを経て、米アラスカ州に渡り、レストランをオープンさせたが、開業直後に火事で廃業した。その後米西海岸に移り、複数の日本食レストランに勤務した後に、1987年にロサンゼルスでレストラン「Matsuhisa」を開店。1994年に常連客だった俳優のロバート・デ・ニーロ氏と共同でニューヨークに「NOBU」を開業。日本食をベースにした創作料理が人気になり、その後、ロンドン、ミラノ、モスクワなど世界の主要都市に多数の店舗を出店する。(写真:陶山 勉)

松久:日本食ブームが世界に広がり、日本食の認知度は非常に高まっていますが、それが「正しい日本食なのか」とつい日本人は考えてしまうようです。でも何が正しくて、何が誤っているのかと悩む必要が本当にあるのでしょうか。私は日本という国の食文化が世界に広がっていることを、もっともっと素直に評価すればいいと思います。

 ノルウェー人が寿司を握って、モンゴル人が天ぷらを揚げてもいいじゃないですか。これはダメ、あれはダメではなくて、お客様が喜んでくれる料理を工夫して作って出せばいい。現地で手に入る食材や、調理方法と組み合わせることで、新しいメニューが生まれる。こうして料理は進化し、発展していくものです。

ノブの料理は日本食をベースにしていますが、世界各国の様々なアイデアを取り入れてユニークなメニューを生み出してきました。

松久:何をすればお客様は喜んでくれるのかをずっと考えてきました。私は18歳で寿司の世界に入り、それ以来、寿司に対する姿勢はずっと同じです。23歳の時にペルーに渡って日本食レストランを始めましたが、最初は日本の寿司をそのまま持っていきました。レストランなので、すき焼きも天ぷらも勉強して出しましたが、あくまで日本に近いものでやっていました。

 でも国が変われば、食文化も食材も変わる。ペルーで出会ったのは「セビーチェ」という料理です。日本だと生魚をしょうゆとわさびで食べますが、レモンジュースを使い、わさびの代わりに唐辛子やコリアンダーで、生魚をマリネする料理です。

 出会った瞬間、「これもありだな」と思いました。日本の寿司屋の気持ちを持ちながら初めて食べて「目からうろこ」でしたね。その後、アルゼンチンやアラスカに行きましたが、世界中を旅するとたくさんの発見があります。

日本料理の常識から考えるとセビーチェは異端かもしれませんが、ノブのメニューでは定番になっています。

松久:私には、もはや料理はこうでなければならないという感覚はありません。もちろん本業は寿司で当然、日本の料理はこういうものだと理解しています。でもそれをあえて追求して日本のやり方を海外でやろうという意識はありません。その土地にある材料を、最大限使って自分なりに表現する。ベースが日本食なだけです。

 日本なら寿司の魚は鮮度のいいものを使いますが、海外ではいい魚がなかなか手に入らないことも珍しくない。1987年にロサンゼルスでお店を出した当時は、魚の流通に問題があり、生魚は臭いというイメージが現地の人にはありました。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20130712/251020/?n_cid=nbpnbo_mlp&rt=nocnt

 


2013-07-18 00:20:00

 

 

 人民日報が14日、「微博」(ウェイボー・ミニブログ)に投稿した「100都市とご当地代表グルメ」には、予想通り南京名物「塩水鴨(鴨の塩スープ煮)」が挙がった。この投稿は、多くの微博ユーザーの注目を集め、転送された。自分の故郷のグルメが本当にその土地の代表的な食べ物かどうかをチェックして、疑いの声が寄せたユーザーも一部にいたが、ほとんどの人は「食いしん坊万歳」精神を示し、「中国全土を歩きまわり、各地の名物料理を食べ尽くす」という人生における大きな夢を分かち合った。揚子晩報が伝えた。

■100都市・100大ご当地グルメ

 「ある都市を理解するための最も手っ取り早い方法は、現地の名物料理を試してみることだ。どの都市にも独特の『味』がある」といわれる。微博にアップされた「100都市とご当地代表グルメ」図鑑は、天津大麻花(かりんとうに似た小麦粉を揚げたお菓子)、上海蟹殻黄(パイ生地の揚げパン)、塩水鴨(鴨の塩スープ煮)など、だれもが思わず生唾を飲み込むような内容だ。江蘇省や浙江省の各都市はいずれも、蘇州の青団(草餅)、無錫の排骨(スペアリブ)、揚州の清◆蟹粉獅子頭(カニみそ肉団子、◆は火へんに屯)、寧波の氷糖甲魚(スッポンの砂糖煮)、温州の錦繍魚絲(五目魚の細切り炒め)などで、グルメ100都市にランクインした。このほか、唐山の蜂蜜麻糖、ハルビンの得莫利◆活魚、吉林の煎粉、石家荘の抓炒全魚、煙台の●子(●は火へんに悶)、洛陽の漿面条など、誰もが良く知る各地の名物料理も選ばれた。今回のランキングには、あまり注目されていない料理も、意外に多かった。

■「好物の料理が選に漏れた」と補充するネットユーザ

 「さあ、早く見て下さい!あなたの郷里はどこですか?その料理が郷里を代表するものだと、あなたも認めますか?全ての人を納得させるのは難しいですが」--この微博のエントリは、多くの「食いしん坊」の共感を呼んだ。「淮南市公安局刑警支隊法医科」の公式微博は、「淮南の牛肉湯は、確かに淮南の食文化を代表する料理だ」とコメントした。蘇州呉江のある政府機関の公式微博は、「蘇州の青団がランクインしたのは光栄だが、これだけでは十分とは言えない。蘇州の麺も捨てがたい」とコメントした。当然のことながら、「全ての人を満足させることは難しい」ことから、このランキングに疑いの声を上げるネットユーザーも多かった。味覚は人それぞれであり、自分の故郷の代表グルメとして選ばれた料理が正解だと思わない人もいる。また、ランキングの結果に不満なネットユーザーは、自分ならこれを選ぶというさまざまなグルメの料理を挙げた。例えば、桂林の地元ネットユーザーは「桂林の代表グルメは米粉か白果●鴨だ」と主張した。また、「海口の清補涼と海南粉がランキングから漏れたなんて、信じられない」と悲しそうな口ぶりで訴える人もいた。北京のご当地グルメは「北京ダック」ではなくて、「豆汁」であるはずだ、といったコメントに対し、「豆汁ってやつは、北京市民を除く全宇宙のあらゆる生物を秒札する。豆汁は一般人が飲めるものではないからな」などとからかいの声が返ってきた。ある食いしん坊のネットユーザーは、「漿面条が洛陽のご当地代表グルメに選ばれて、水席は漏れた。この選考結果こそ、真の食いしん坊の証だ!」と投稿した。

http://j.people.com.cn/94475/8326412.html

 


2013-07-15 00:18:00
 
CHABARAのメインテナントの日本百貨店内。ほかにイベントスペースもあり、生産者からおいしい食べ方を聞ける催しなど、随時開催
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「CHABARA AKI-OKA MARCHE」
所在地/東京都千代田区神田練塀町8-2
(営)11~20時 (休)無休
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 東京・秋葉原駅近くの高架下を利用したちょっと賑やかな商業施設が7月5日にオープンした。“日本の食 いいもの逸品市場”と銘打つ食品街「CHABARA AKI-OKA MARCHE」だ。CHABARA(ちゃばら)はやっちゃば(市場)と秋葉原をかけ合わせた造語。秋葉原というと電器の街のイメージだが、もともとは1989年まで神田青果市場があった食の街でもあり、日本の食文化の発信地を目指す施設だ。

 1000㎡の売り場には、鎌倉で人気の精進料理教室が初出店する「こまきしょくどう―鎌倉不識庵―」、注文ごとに生豆から焙煎する東京の「やなか珈琲店」がテナントとして入るが、ローカルの食品・食材の絶品を取りそろえる「日本百貨店しょくひんかん」がその大部分を占める。

 しょくひんかんは、北海道から九州・沖縄まで、都道府県別に食品や食材が置かれた大小コーナーをジャンルもエリアも関係なくランダムに配置する。どこに何があるのか、少々わかりづらいのだが、コーナーを曲がると今まで知らなかった逸品に出合える面白さがあって、市場に迷い込んだようなわくわく感を味わえる。

 ローカルの食というと、自治体のアンテナショップなどでも人気だが、「たくさん並べるのではなく、おいしいものだけを厳選した」と同社。実際にその“おいしいもの”をセレクトしたのが、社長の鈴木正晴氏だ。自治体から紹介されたものもあるが、鈴木社長自身が全国を回って取り引きを決めたものも多いという。「逸品であることはもちろん、作っている人を見て選びました」と鈴木社長。CHABARAに集めた食の作り手たちは60社を超え、売れない二番茶を紅茶の茶葉に変身させた高知の商社マン、千葉・柏の農家の生産物に惚れて販売を請け負った若手起業家など、多士済々。地方でおいしいもの、新しいものを世の中に出していこうと言う想いが強い人たちばかり。「彼らを紹介する場であり、彼らが新しい食を発信する場でもある」と話す。

 CHABARA全体をプロデュースするのは、ジェイアール東日本開発だ。2010年末にものづくりの街を志向してオープンさせた「2K540 AKI-OKA ARTISAN」に続く、秋葉原駅と御徒町駅高架下開発の第二弾がCHABARAだ。2K540は秋葉原と御徒町への流れを作る、クリエイターと企業や消費者と結ぶなどがコンセプトだったが、CHABARAも食の作り手と企業や消費者と結ぶ場を目指すという。同社では、隣接地にローカルの飲食店を集めた施設も検討している。

 オープン3日間は、そんな食の作り手たちが接客に当たっているコーナーも多い。オープンイベントも予定されており、“食の街”秋葉原に出掛けてみてはいかがか。

 
人気精進料理の鎌倉不識庵が出店したのが「こまきしょくどうー鎌倉不識庵ー」メニューは食事950円や甘味800円などで、ワークショップや料理教室も開催する予定だ
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数十種類のコーヒーを生豆から焙煎する東京ローカルのコーヒー専門店「やなか珈琲店」。喫茶のほか、豆の焙煎・販売も行う。スペシャルな「本日のぺーパードリップ」は420円
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http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20130705/1050605/?ml&rt=nocnt

 


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