インフォメーション
国内事業活動は2年越しの決着
CADE は、BRF社の事業活動のうち、海外部門(輸出取引、海外市場におけるマーケティング、物流など)については、2009年5月の同社設立(注)から5カ月後の同年10月には承認していた。しかし、国内事業活動については、財務省とともに2年以上にわたり分析を重ねた上、今年6月8日に予定していた裁定も、ラガッソ審議員の反対により4週間延期するなど、承認までに相当の時間を要することとなった。
注:「業界第1位と第2位の鶏肉パッカーが合併(ブラジル)」2009年5月22日付け海外駐在員情報参照
協定によるBRF社の損失は同社の総売り上げの約21%に相当
1 ぺルジゴン社の商標の一時使用中止
ハム、ポルトガル・ソーセージ、サラミ、ラザニヤ、冷凍ピザなど9品目において3~5年間中止、また、
同社傘下のバタヴォの商標も食肉市場において4年間使用中止
2 資産の売却
12商標、加工食品10工場、8配給センター、4と畜工場、4飼料工場、12種鶏場、2鶏ふ化用施設の
売却
BRF社によると、商標の一時使用中止によって生じる損失は約30億レアル(約1500億円、1レアル≒50円)、また、資産の売却については、17億レアル(約850億円)とみられ、同社の総売上高227億レアル(約1兆1200億円)の約21%に相当するとしている。
一部業界関係者からは、今回の条件付き合併に疑問の声
BRF社は今回の条件付き合併に満足
資産売却は2012年に行われる見込み
今回の協定によると、買い手は6カ月間従業員の雇用を保証し、サプライヤーとの契約を継承せねばならない。なお、売却時期は、買い手との交渉に影響があるとするBRF社の要請により公表されていない。ファイ社長によると、売却は短期的にはできないとして今年は行わず、2012年に行うとしている。また、売却額についても第三者の金融機関が評価を行うとして、公表されていない。
モバイルリサーチを展開するネットエイジア株式会社(本社/東京都中央区、代表取締役:三清 慎一郎、以下ネットエイジア)では、「ペットボトル入りお茶飲料に関する調査」をモバイルリサーチ(携帯電話によるインターネットリサーチ)により実施し、月に1回以上ペットボトル入りのお茶飲料を自分で購入して飲んでいると回答した15歳~59歳の男女1,000名の携帯電話ユーザーからの回答を集計いたしました。今後もネットエイジアでは、世の中の関心が高いテーマの調査、今後のトレンドを占える調査など、マーケティングシーンで役立つさまざまな情報をモバイルリサーチによりタイムリーに提供してまいります。
<ネットエイジアリサーチ調査結果>
◆ 月に1回以上ペットボトル入りのお茶飲料を購入して飲む人の2割強は「1日1本以上」
まず始めに、回答者全員(1,000名)に「あなたはペットボトル入りの『お茶飲料(日本茶・緑茶、ブレンド茶、中国茶)』をどのくらいの頻度で自分で購入して飲みますか。(紅茶飲料は除く)」という質問を単一回答形式で聞いてみた。「1日に1本以上」が23.7%、「2~3日に1本ぐらい」が26.3%、「4~5日に1本ぐらい」が10.2%、「週に1本ぐらい」が19.2%、「2週に1本ぐらい」が9.6%、「月に1本ぐらい」が11.0%となりました。以降の記述に関しては、『1日に1本以上』の層を「ヘビーユーザー」(237名)、『4~5日に1本以上』の層を「ミドルユーザー」(365名)、『週に1本以下』の層を「ライトユーザー」(398名)と定義します。
◆ 好きなお茶飲料 10代1位は「爽健美茶」60.0%、20代1位は「伊右衛門」60.5%
50代1位は「お~いお茶 緑茶」58.0%
続いて、回答者全員(1,000名)に「あなたが好きなペットボトル入りの「お茶飲料(日本茶・緑茶、ブレンド茶、中国茶)」のブランドはなんですか。」という質問を複数回答形式で聞いてみた。最も多かったものは「サントリー 伊右衛門」で50.7%の回答を集めた。以下、「コカコーラ 爽健美茶」が49.1%、「伊藤園 お~いお茶 緑茶」が47.4%、「キリン 生茶」が41.8%と4割以上の回答を集めた。性別でみると、男性では「伊藤園 お~いお茶 緑茶」が51.6%、女性では「コカコーラ 爽健美茶」が53.0%と最も多くの回答を集めた。年代別でみると、10代では「コカコーラ 爽健美茶」が60.0%と最も多くの回答を集め、2番目の「サントリー 伊右衛門」の41.0%と19.0ポイントの差をつけたのに対し、20代では「サントリー 伊右衛門」が60.5%と最も多くの回答を集め、2番目の「コカコーラ 爽健美茶」の51.0%と9.5ポイントの差をつける結果となった。50代では「伊藤園 お~いお茶 緑茶」が58.0%と最も多くの回答を集め、2番目の「サントリー 伊右衛門」の52.5%に5.5ポイントの差をつけており、年代が変わると、お茶飲料の好みも大きく変わる傾向が見られた。
◆ お茶飲料は味で選ぶ 9割強
◆ お茶飲料を飲むのは喉が渇いたとき 6割強
続いて、回答者全員(1,000名)に「あなたがペットボトル入りの「お茶飲料(日本茶・緑茶、ブレンド茶、中国茶)」を選ぶ時に重視する点はなんですか。」という質問を複数回答形式で聞いてみた。最も多かったものは「味」で93.4%の回答を集めた。以下、「価格」が60.0%、「容量」が27.4%、「おまけが付いていること」が15.5%、「ブランド」が14.5%、「メーカー」が14.3%で続く。お茶飲料を選ぶ基準として「味」が最も大きな要素であることが窺える結果となった。
また、性別でみると、重視する点の一つとして「価格」を回答した男性は54.4%に対して女性では65.6%が回答しており、女性の方が男性よりも価格にシビアである傾向が見られた。
次に、回答者全員(1,000名)に「あなたはペットボトル入りの「お茶飲料(日本茶・緑茶、ブレンド茶、中国茶)」をどのような時に飲みますか。」という質問を複数回答形式で聞いてみた。最も多かったものは「喉が渇いたとき」で62.3%の回答を集めた。以下、「昼食時」が49.2%、「遊び・レジャーのとき」が43.6%、「仕事中・勉強中」が42.4%、「職場・学校の休憩時」が40.5%で4割以上の回答を集めた。また、お茶飲料を飲む頻度別でみると、「遊び・レジャーのとき」の項目においてのみ、ライトユーザーの回答(48.5%)がヘビーユーザーの回答(42.6%)を上回った。
◆ 10代の6割強が自動販売機の段階的な撤廃に反対
東日本大震災の発生に伴う電力不足により、節電の意識が高まっている。そこで、回答者全員(1,000名)に「この夏、節電またはエコのために、以下の4項目があなたの生活圏内で実施される場合、賛成ですか。」という質問を単一回答形式で聞いてみた。「節電のために、コンビニエンスストアの営業時間を削減すること」では、「賛成」と「やや賛成」を合計した『賛成』(計)が77.7%となった。以下、「自動販売機を時間をずらしながら冷却機能を止める輪番節電」では79.4%、「節電のために、自動販売機の段階的な撤廃を始めること」では53.3%、「エコのために、環境にやさしい絞れるタイプの軽量なペットボトルが増えること」では95.7%が『賛成』(計)と回答した。年代別でみると、「自動販売機の段階的な撤廃」の項目において顕著な差が見られ、50代では60.0%が『賛成』(計)と回答しているのに対し、10代では『賛成』(計)が38.5%に止まっており、若い世代ほど自動販売機の撤廃に消極的な傾向が見られた。
お茶を飲む頻度別でみると、「自動販売機の段階的な撤廃」で『賛成』(計)と回答したのはヘビーユーザーでは51.0%、ライトユーザーでは56.0%となっており5.0ポイントの差が見られた。また、「節電のために、自動販売機を時間をずらしながら冷却機能を止める輪番節電をすること」では、『賛成』(計)がヘビーユーザーは73.0%、ライトユーザーは81.9%と8.9ポイントの差が見られた。ヘビーユーザーにとって、暑い夏に自動販売機の冷却機能を止めるのにはやや抵抗があるようだ。
◆ ヘビーユーザーの5割強は新聞広告に注意を払う
IT化が進み、様々な広告が見られるようになった。そこで、回答者全員(1,000名)に「あなたは以下の媒体の広告について、どの程度注意を払って見たりクリックしたりしますか。」という質問を単一回答形式で5項目にわたって聞いてみた。「注意を払って見る」と「やや注意を払って見る」を合計すると、「パソコンのインターネット広告」は46.6%、「携帯電話のインターネット広告」は43.5%、「テレビCM」は64.1%、「新聞広告」は42.5%、「電車内広告」は46.3%が『注意を払って見る』(計)と回答した。また、お茶を飲む頻度別でみると、『注意を払って見る』(計)と回答したのは、「テレビCM」ではヘビーユーザーは68.3%に対してミドルユーザーは61.9%、「新聞広告」ではヘビーユーザーは51.5%に対してミドルユーザーは35.0%となり、ヘビーユーザーはミドルユーザーやライトユーザーと比べ、テレビや紙を媒体とした広告に一層注意を払う傾向が見られた。
◆ 自分はメタボだと思う人の3割弱がお茶飲料を1日に1本以上購入
お茶は人間の健康に良い影響を与えるとされている。そこで、回答者全員(1,000名)に「あなたは以下の5項目について、どの程度あてはまりますか。」という質問を単一回答形式で聞いてみた。「あてはまる」と「ややあてはまる」を合計した『あてはまる』(計)は、「メタボリックシンドロームだと思う」では46.2%、「ダイエットをしている」では41.3%、「習慣的に喫煙をしている」では21.9%、「ストレスがたまっていると思う」では78.6%、「健康的な生活を送ろうと心がけている」では76.5%となった。
また、「自分はメタボリックシンドロームだと思う」の項目で『あてはまる』(計)と回答した層(462名)と『あてはまらない』(「あてはまらない」と「あまりあてはまらない」の合計)と回答した層(538名)を比べてみると、『あてはまる』(計)の層では29.7%がお茶飲料を1日に1本以上購入して飲んでいると回答した一方、『あてはまらない』(計)の層では18.6%に止まり、11.1ポイントの差が見られた。お茶はメタボリックシンドロームに対して有効だと言われており、自分はメタボリックシンドロームだと思う人は思わない人に比べ、意識してお茶を飲んでいる傾向が窺える結果となった。
注:本調査レポートの百分率表示は四捨五入の丸め計算を行っており、合計しても100%とならない場合がございます。
□ 調査概要(クローズド調査)
○ | 調査対象 | … | 月に1回以上、ペットボトル入りのお茶飲料を自分で購入する全国の15~59歳の男女 |
○ | 調査期間 | … | 2011年5月21日~2011年5月23日 |
○ | 回答サンプル数 | … | 1,000名 (回答者キャリア内訳:NTTドコモ 53.3%、au 36.9%、ソフトバンク 9.8%) |
○ | 調査方法 | … | モバイルリサーチ(3キャリア) |
□ 調査内容
- あなたはペットボトル入りの「お茶飲料(日本茶・緑茶、ブレンド茶、中国茶)」をどのくらいの頻度で自分で購入して飲みますか。※紅茶は含めずにお答えください。
- あなたが好きなペットボトル入りの「お茶飲料(日本茶・緑茶、ブレンド茶、中国茶)」のブランドはなんですか。
- あなたがペットボトル入りの「お茶飲料(日本茶・緑茶、ブレンド茶、中国茶)」を選ぶ時に重視する点はなんですか。
- あなたはペットボトル入りの「お茶飲料(日本茶・緑茶、ブレンド茶、中国茶)」をどのような時に飲みますか。
- この夏、節電またはエコのために、あなたの生活圏内で以下の項目が実施される場合、あなたは賛成ですか。
- 節電のために、コンビニエンスストアの営業時間を削減すること
- 節電のために、自動販売機を時間をずらしながら冷却機能を止める輪番節電をすること
- 節電のために、自動販売機の段階的な撤廃を始めること
- エコのために、環境にやさしい絞れるタイプの軽量なペットボトルが増えること
- あなたは以下の媒体の広告について、どの程度注意を払って見たりクリックしたりしますか。
- パソコンのインターネット広告
- 携帯電話のインターネット広告
- テレビCM
- 新聞広告
- 電車内広告
- あなたは以下の項目について、どの程度あてはまりますか。
- 自分はメタボリックシンドロームだと思う
- ダイエットをしている
- 習慣的に喫煙をしている
- ストレスがたまっていると思う
- 健康的な生活を送ろうと心がけている
http://www.mobile-research.jp/investigation/research_date_110720.html
日本の人気アイドルグループ「AKB48」の公式カフェが19日、繁華街オーチャード
の商業施設「スケイプ」に正式オープンした。AKB48のコンセプトを全面に出した
カフェが開設されるのは国内外で初めてで、日系企業などが運営する。東南アジアで
人気が急上昇する中、海外初という月約2回の定期コンサートや公式ショップと合わ
せ、日本文化コンテンツの海外展開を後押しするプロジェクトの発信地とする。(シ
ンガポール&ASEAN版編集長・今野至)
http://news.nna.jp/free/news/20110720spd002A.html
焼き肉やラーメン、お好み焼きなどの店舗を直営・フランチャイズチェーン(FC)
の両方式により日本国内で展開している東証1部上場の物語コーポレーション(愛知
県豊橋市)は19日、同社初の海外現地法人を香港に設立すると発表した。来月中旬に
発足予定の香港法人は中国での店舗展開に向け、まずマーケティングや情報収集を行
う。将来、中国本土や香港に新たなグループ会社を設立した場合は、その統括業務な
どを担当する予定だ。(香港&華南版編集長・安部田和宏)
http://news.nna.jp/free/news/20110720hkd002A.html
牛丼チェーン戦争にガストが参入!?――。すかいらーくは2011年4月21日、山梨県甲府市に新業態「どんぶりガスト」をオープンした。
同社では「おはしカフェ・ガスト」「ステーキガスト」「Sガスト」など、主力のファミリーレストラン「ガスト」の業態拡大を図っているが、今回の新業態はどんぶりを軸とした和風ファストフードの実験店となる。
家族をも取り込む牛丼チェーンに対抗
際立つのは、なんといっても安さ。看板メニューの「ハンバーグ牛丼」は並盛りで280円(みそ汁は別売り)。大手牛丼チェーンの牛丼とほぼ同価格で、牛丼とハンバーグを両方を食べられるわけだ。もう一つの看板メニュー「若鶏竜田丼」は350円、定食メニューでは「デミグラハンバーグ定食」が450円となっている。客単価は450~500円程度を想定(ガストの客単価は700~800円程度)。
しかし、なぜファミレス最大手のすかいらーくが牛丼チェーンに対抗する業態を開発したのだろうか。
「これまでは手ごろな価格で気軽に行けるデイリーユースのファミリーレストランとして『ガスト』を展開してきたが、昨今の不況による家庭収入の減少でファミレスの利用頻度が減っている」(「どんぶりガスト」を担当するすかいらーくの小林大二営業部長)。
実はその受け皿となっているのが、牛丼チェーンだ。都心で牛丼チェーンといえばカウンターに1人で座って食べるイメージがあるが、郊外に行くとテーブル席が大半を占め、駐車場も完備するようなファミレスと変わらない店が多い。そして、牛丼チェーンであれば副菜を入れても500円程度なので、家族4人でも2000円で済むわけだ。すき家が家族3世代で楽しそうに牛丼を食べるテレビCMを流しているのもうなずける。
さらに郊外ではクルマでルートセールスに回る営業マンの需要が底堅いが、この層もコストパフォーマンスに勝る牛丼チェーンに奪われているのが現状。今回の新業態は、これら2つの層を牛丼チェーンから取り返すのが狙いといえる。
担当するすかいらーくの小林大二営業部長は、「『どんぶりガスト』はファミレスではなく“どんぶり屋”」と言い切る。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20110715/1036855/?ml