インフォメーション

2016-07-16 22:15:00

2016/07/13(水)

《日系進出》丸和運輸機関、低温物流の合弁設立

物流会社の丸和運輸機関(埼玉県吉川市)は12日、山東省煙台市に低温物流を手掛ける合弁会社を設立すると発表した。同市小売業の最大手である煙台振華集団(煙台市、振華集団)と11日、合弁設立に関する基本合意書を締結した。丸和運輸機関が中国に法人を設けるのは今回が初めて。コールドチェーンの整備が急務となっている中国で、モデルケースとなるサービス体制の構築を目指す。

合弁会社の名称は山東華和商貿物流。資本金は2億円で、丸和運輸機関と振華集団傘下の煙台振華量販超市(同)が折半出資する。設立は10月となる見通し。合弁会社は、現地の小売業者に向けて丸和運輸機関が得意とする食品の低温物流を中心に、サードパーティ・ロジスティクス(3PL)によるコールドチェーン物流サービスを展開。高品質でローコストな物流サービスを提供するための総合物流センターと輸送網の構築を進めるとしている。

合弁相手の煙台振華量販超市は2005年の設立で、資本金は4,000万元(約6億1,800万円)。

丸和運輸機関は11日に、煙台市政府とも提携を結んだ。同社は同市の物流業発展における戦略的パートナーとして、同市でコールドチェーン物流に関する技術交流やプロジェクト参加を行っていくことで合意した。中国の低温食品物流事業への参入を目指す同社と、コールドチェーンの整備を課題として提携先を模索していた同市政府との間で思惑が一致し、提携に至った。

 

関連国・地域: 中国-山東日本
関連業種: 商業・サービス運輸・倉庫

2016-07-16 22:13:00

2016/07/13(水)

日本の食品メーカーが進出、3千万ドル投資

インドネシアの投資調整庁(BKPM)は12日、日本の食品メーカーがインドネシアへの進出に3,000万米ドル(約31億円)を投じると発表した。首都圏に倉庫も設置する計画だ。

フランキー長官は、企業名は明らかにしなかったものの、「ヨーグルトやアイスクリーム、ジュース、パンなどを製造する大手企業の一つ」と指摘した。提携先として、既に複数の現地企業の候補を絞り込んだという。日本企業は、インドネシア政府が先ごろ投資規制分野(ネガティブリスト)を改定したことで、現地での投資に非常に高い関心を持っているとの見方を示した。

同庁によると、今年第1四半期(1~3月)の日本企業による投資実現案件は427件。投資額は15億8,000万米ドルで、国別ではシンガポールに次いで2位だった。また2万8,377人の雇用が創出された。

 

関連国・地域: インドネシア日本
関連業種: 食品・飲料金融・保険

 


2016-07-16 22:11:00

ボジョレ:開花が順調に終了 
ぶどう樹は、早くも管理と配慮を要している !
La floraison s’est bien passee
et les vignes necessitent deja une attention toute particuliere !
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開花は、最も晩熟の区画でも、太陽のもと、そして例年並みとなった気温の中
で6月末に終了した。今年の開花の開始は、6月16日頃で、これは2015年(早熟
の年)よりも17日遅かった。 開花は平均して8日間で広がった。通常、開花の
広がりは10日程度か、2週間かかることもあるので、これはかなり早い。開花
は順調に進み、すでに最も晩熟のエリアでも結実に至った。

続きは以下で ↓
http://www.franceshoku.com/mailmagazine/2016/mm0711.html#committee-1

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ツール・ド・フランスの機会に、フランスの美食を見直そう
Tour de France gastronomique et rural - Du 2 au 24 juillet 2016
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7月2日から24日に行われているツール・ド・フランスの期間中、ツールの各ス
テージに合わせて、その土地の産品、テロワール、歴史を見直そうと、フラン
ス農水省は呼びかけている。

続きは以下で ↓
http://www.franceshoku.com/mailmagazine/2016/mm0711.html#committee-2


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◆フランス情報◇◇
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世界ミュスカ・コンクール
Muscat de Monde 2016
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ミュスカ種から造った世界のワインを集めた品評会「ミュスカ・デュ・モンド」
(世界ミュスカ・コンクール)が開催され、出品された22ヶ国244点のワイン
から、金賞29点、銀賞52点、合計81点が受賞した。

続きは以下で ↓
http://www.franceshoku.com/mailmagazine/2016/mm0711.html#france-1

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ボジョレの3回の雹まじりの雷雨の影響について
Le bilan chiffre des trois orages de grele en Beaujolais
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ローヌ県の農業会議所はこのほど、4月、5月、6月の3回の雹のボジョレへの被
害を、県知事と関係者との会合で発表した。

続きは以下で ↓
http://www.franceshoku.com/mailmagazine/2016/mm0711.html#france-2

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1855年の格付けシャトーが図書館を開設
Les grands crus classes en 1855 ouvrent leur bibliotheque
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メドックとソーテルヌの格付けシャトーに関する書物約1,000冊を所蔵する
「1855年格付けシャトー図書館」がこのほど、ボルドー商工会議所内に開設さ
れた。

続きは以下で ↓
http://www.franceshoku.com/mailmagazine/2016/mm0711.html#france-3



2016-07-16 22:08:00

東京都内の駅構内などでよく見かける自販機には、人の表情を読み取って、各自おすすめの飲料水を薦めることができるものもあり、自動販売機大国として、一歩先をいっています。一方で、欧米では多様化する食文化にともなって、自販機や寿司ロボットなどの「自動化(オートメーション化)」が加速しています。

ピザの自販機や寿司ロボット。「自動化」するアメリカ

消費者たちが職人たちによって丹念に作られた「スロー」な食事を求めているこの時代。

Bloombergによると、そんな時代を逆走するかのように、米国ではピザやブリトーの自販機が人気だというのです。

すでに寿司を作るロボットも、アメリカのレストランや大学のカフェテリアに導入済みです。

まさにアメリカでは「自動化」が進んでいるようなのです。

ピザの自販機「24/7 Pizza Box」

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image by: 「24-7 Pizza Box」公式フェイスブック

世界で1番小さなピザ屋」を謳ったピザの自販機です。

こちらは前述の「Burritobox」とは違って、ブランド化されていないので、業務量の自販機になります。

ローカルのピザ屋や、加工食品会社は自分たちの商品をこの自販機を通じて売ることができます。

フロリダやシカゴのピザ屋がこの自販機を試験的に使用中とのこと。

今年、フロリダ州で導入される予定だそうです。

1つの自販機には108枚のピザを貯蔵でき、また40秒〜1分以内に温め可能。

この自販機の値段は約3万ドル(約313万円)ですが、100件以上のオーダーを受け付けており、2017年には2500台以上が売られる見込みだそうです。

ツイッター上では色々な反応が。


2016-07-08 15:14:00

朝から降っていた雨があがり、焼津港には心地よい潮風が吹いていた。大型のまき網船から水揚げされた凍ったかつおが大きな音を立てて、陸に上がっていく。焼津港はかつおの水揚げ量、日本一。水揚げされたかつおは和食に欠かせないかつお節の原料になる。

 日本人とかつお節の関わりは長く、深い。弥生時代、古代人はかつおを干した堅魚を煮出し、調味料として使っていた。1300年前には伊豆や志摩、駿河などでカツオ漁が盛んになり、堅魚、煮堅魚は税金として収められていた。

 室町時代に焙乾という技術が導入されかつお節の原型ができあがる。1489年に書かれた「四条流包丁書」のなかにすでに「花鰹」の文字があり、これはかつお節を削ったものと考えられる。江戸時代初期には紀州で作られた「熊野節」が大阪を中心に人気を集めた。その後、「土佐節」や「伊豆節」「薩摩節」などが、それぞれの土地でつくられる。そして、明治30年ごろ、焼津で土佐節と伊豆節の長所を取り入れ、徹底した焙乾とカビ付けする本枯節の製法が確立した。現在、日本のかつお節は鹿児島の指宿と枕崎、そして焼津が、国内生産量の99%以上を担っている。

 今回はそんなかつお節にとって重要な場所である焼津にあるかつお節屋、株式会社新丸正を訪れた。

製造から商品化まで一貫生産
「せんべい」「ポテトチップス」まで手掛ける

焼津発かつお節ポテトチップスは最近の注目商品。後入れの削り節はポテトチップスとの相性やシェイクした時の混ざり方を考え、専用に開発したもの

 あまり知られていないことだが、かつお節業界はかつお節をつくる〈かつお節製造〉と削り節を製造する〈削節製造〉がそれぞれ分かれており、例えばかつお節で有名な日本橋の老舗にんべんは〈削節製造〉の会社で、原料のかつお節自体は協力工場から調達している。

 株式会社新丸正は製造から商品化まで一貫して行っている珍しいメーカーだ。「焼津かつおせんべい」やテレビ番組でも紹介された「新丸正 焼津発 かつお節ポテトチップス」などユニークな商品も手がける他、海外の食品展示会で積極的にかつお節の製品を出品し、好評を得ている。

 常務執行役員の柴田一範氏からお話を伺った。

──製造から商品まで一貫して行っている会社は珍しいと思うのですが。

 「そうですね。かつお節業界は〈作り手は作り手〉〈削り手は削り手〉という具合に分業が進んでいますが、当社は一通りなんでもできます。元々、当社は現久野社長の祖父が削り節メーカー、かつお節問屋として始めかつお節製造も自社でおこなうようになりました。かつおパックがない時代はその日に使う分をご家庭で削っていましたが、にんべんさんが開発されたかつおパックで昭和40年代末に家庭でかつお節を削る習慣がなくなり、パック詰めの需要が高まります。そうしたなかで開発した自社商品が『駿河ふぶき』です」

 削り節『駿河ふぶき』は厚めに削られた本枯節のホロホロとした口当たりが特徴の削り節で、同社の象徴的な商品だという。削り節から原材料であるかつお節の製造も手掛けるようになる。いわば川下から川上へと事業を拡大してきた珍しいケースだ。

http://diamond.jp/articles/-/94533?utm_source=daily&utm_medium=email&utm_campaign=doleditor


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