インフォメーション

2015-10-15 12:49:00

収穫関連情報 2015
Les vendanges 2015
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10月1日時点での2015年の収穫量の予測は、2014年をわずかに上回る
Au 1er octobre 2015, un potentiel de production viticole estime 
en legere hausse par rapport a 2014
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フランス農水省統計局(SSP)が10月1日付で発表した収穫量予測によると、2015
年の収穫量は、4,767万hlと予想され、2014年に対し1%増、過去5年平均に対し
4%増と見られる。

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http://www.franceshoku.com/mailmagazine/2015/mm1013.html#committee-1

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9月23日:プロヴァンスの収穫が終わりに近づく
Mercredi 23 septembre : les vendanges touchent a leur fin en Provence
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プロヴァンス*)の畑の収穫が終わりに近づいている。最後の区画は9月最終週
に収穫される見込みである。

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http://www.franceshoku.com/mailmagazine/2015/mm1013.html#committee-2
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ルーシヨンのアーティチョークがIGPを取得
L'<Artichaut du Roussillon> obtient l'Indication geographique protegee
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「ルーシヨンのアーティチョーク(Artichaut du Roussillon)」がIGP(地理
的表示保護)を取得した。2015年7月31日のEU官報に掲載された。


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ラコーヌのハムがIGPを取得
Le < Jambon de Lacaune > obtient l’Indication geographique protegee
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「ラコーヌのハム(Jambon de Lacaune)」がIGP(地理的表示保護)を取得し
た。2015年8月27日のEU官報に掲載された。

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◆フランス情報◇◇
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「今年のシェフ」にメイユール氏親子
Trophees Le Chef - Le Chef de l'annee 2015
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料理業界の雑誌Le Chef の主催で、毎年シェフたちが自ら投票して、その一年
を代表するのに最もふさわしいシェフを選ぶ「今年のシェフ」。6,000名以上
のシェフによる投票の結果、2015年の「今年のシェフ」に、サヴォワ地方のホ
テル・レストラン「ラ・ブイット/La Bouitte」のオーナーシェフ、ルネ・メ
イユール氏と息子のマキシム・メイユール氏が選ばれた。

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コスティエール・ド・ニームが輸出で伸長
Vallee du Rhone Les Costieres de Nimes poussent a l’export
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ローヌ地方南部のAOCコスティエール・ド・ニームが、この5年間で輸出を大き
く伸ばしている。

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2015-10-15 12:44:00

NEC presents 『Crossroad』 第29回京都“米村流”の料理 シェフ・米村昌泰

Link People, Link Business WISDOM編集部 2015年10月09日

深夜1時の東京・銀座に、一際テンションが高い男性がいます。新しくオープンするレストランの建設現場にいるのは、「レストランよねむら」のオーナーシェフ・米村昌泰さん(52歳)。京都に本店を構える人気の料理人で、多くの料理監修の依頼が殺到するスターシェフの一人。その実力は世界的シェフであるアラン・デュカス氏をして、「素晴らしい料理人。『和』の伝統を大事にしながら、独自の料理を作り上げている。“創作料理家”と言うべきだろう」と言わしめるほど。米村さんが生み出す料理には、フレンチ、和食などさまざまな要素の中に独自の食材センスを織り交ぜた米村流の世界が広がっています。斬新にして華麗、大胆にして緻密。その頭の中にある料理の真髄とは? 米村流でどこまでも突き進む姿に密着しました。

 

誰もが驚く米村流の“食材構成”

歴史と伝統が育んだ豊かな文化を誇る街・京都。なかでも八坂神社から延びる下河原通は、日本料理の名店が軒を連ねる人気エリアの一つです。その一角に佇む昔ながらの町家があります。シェフ・米村昌泰さんのお店「レストランよねむら 祇園本店」です。創業から21年。ミシュランの星を持つ人気店として知られています。京町家の風情を留める空間に、一直線に伸びるこだわりのカウンターがこの店のシンボルです。 

午前10時、米村さんがお店にやってきました。店に入るなり「おはよう!」とスタッフに対して元気に声をかけます。この店の従業員は17人、東京の店も含めると、30人の料理人を抱えている現在。この日も昼の営業から、予約のお客さんで満席になっていました。

 

食材は、もちろんこだわりの一級品です。本場の伊勢海老や、朝堀りの筍などが「和魂洋才」と謳われる、ジャンルにとらわれない自由な発想の“米村流”料理に変わっていきます。 

そして誰もが驚くのが、独特な“食材構成”です。お客さんも「今まで食べたことのない食材の組み合わせが多くて、いつも感動が大きい」(女性客)と感想を話します。 

たとえば、ワサビの葉っぱを裏ごししたソースにトマトをのせた前菜。トマトの上には生のリンゴと焼きリンゴのフレークをのせ、カツオ昆布の出汁をかけた一品です。

 

ほかにも「そば粉のブリオッシュ+自家製カラスミ+昆布じめのマッシュルーム」を合わせた和風カナッペなど、バリエーションは実に多彩です。鱧(ハモ)や賀茂なすなど、古くから京都で愛されている食材も、米村さんの手にかかれば斬新な組み合わせの一品になります。 

言うなれば、“米村流”食材のサンドイッチ。思いも寄らぬ組み合わせなのに、口に入れると感動の調和が味わえます。米村さんならではの発想は、どこから生まれたのでしょうか?



 
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2015-10-12 12:15:00
台北市の五つ星ホテル内のブッフェレストランが、改装を終え相次いでオープンする。グランドハイアット台北(台北君悦酒店)の「凱菲屋(Cafe)」は15日、リージェント台北(台北晶華酒店)の「栢麗庁(BRASSERIE)」は21日にリニューアルオープンする。価格はハイアットが1480元(約5470円)、リージェントは休日ディナー1290元(約4768円)と、どちらも改装前より10~15%高い価格設定となっている。このほか、高雄から台北に進出した漢来美食グループの海鮮ブッフェ「漢来海港」も、太平洋そごうデパート敦化館に30日オープンする。漢来も、6店舗目となる同店の価格を休日ディナー1080元(約3992円)とやや高めに設定しており、高級ブッフェへの消費者の反応が注目される。

2015-10-12 12:08:00

 日本の外食チェーンのイートアンドは現地パートナーと組み、ヤンゴンで餃子店「大阪王将」の出店攻勢に出ている。8月にタームエにミャンマー1号店を開いたのを皮切りに、今月中旬にはバズンダウンのイエチョウ通り沿いに出店。現在も新たな出店先を模索しており、将来的には10店以上の多店舗展開を目指す。

 大阪王将は、1969年に大阪・京橋で創業。日本国内で367店を展開。アジア進出に力を入れ、香港や韓国、タイ、シンガポール、フィリピンにも進出している。
ヤンゴンでは餃子を6個2500Ksと一般客向けの価格設定にした。日本風カレーもメニューに取り入れた。調理の一部を1号店で行い他の店舗に配送するセントラルキッチン方式を採る。

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2015-10-09 10:28:00

インドを揺るがす「牛肉のジハード」

モディ政権下で台頭するヒンドゥー原理主義者たちがインドの国是を破壊する?


「牛」の保護をめぐってインドが大きく揺れている。経済発展で食の多様性が増し、食用牛の需要が高まる一方で、ヒンドゥー教原理主義団体などが行政に「愛国」的な圧力をかける。おかげで今年に入って、牛の食肉解体を全面禁止したり、特定の祭の期間にすべての食肉販売を禁止するなど、州政府レベルで法規制が軒並み強化されている。

 その発端はマハラシュトラ州政府で20年前に州法制定しながら中央政府がこれまで施行認可をしなかった、修正「動物保護法」を今年3月、大統領府が認めたからだ。これによりインド最大の商都ムンバイを有する同州ですべての牛の食肉解体が禁止となった。

 さらに9月から年末にかけてインドは様々な宗教の大祭が相次ぎ「祭りの季節」を迎える。それに合わせて牛以外の食肉規制もこれまで以上に強化されそうだ。例えばこの9月半ばには(厳格な菜食主義が基本の)ジャイナ教徒の大祭期間中、北西部の4つの州政府がすべての食肉販売(鶏卵と魚は除く)を禁止した。

 こうした食肉規制で最も窮地に陥るのがイスラム教徒だ。イスラム料理には食肉が不可欠だ。豚肉は食べないし、牛肉は必ずしも重要ではない。むしろ羊肉と鶏肉が料理に欠かせない。ところが聖なる牛でもない他の肉にも「動物保護」を名目に規制が強化されている。しかも、インドの食肉解体業者にはイスラム教徒が多い。食肉規制で生業そのものが危機に陥りかねないわけだ。

 9月半ばには「聖なる牛」の保護派が暴走し、デリー近郊の村でイスラム教徒が食牛の濡れ衣を着せられ村民たちに殺された。この集団リンチ殺人ではスマホを通じたSNS上の噂が発端となっているようで、「牛を守るために人が殺される」という悲劇を生んだ。目下、インドで進む牛や食肉を禁じる流れで一番問題なのは、政治的な扇動が色濃いことだ。伝統は伝統で守るべきだが、それがいつのまにイスラム教徒への憎しみにすり替えられる。それを政権政党の下部組織であるRSS(民族義勇団)などが中心となって行っているからだ。

 インドは家畜数で世界最大の国であると同時に、水牛の食肉輸出では2014年にヴェトナムを抜いて世界最大輸出国となっている。水牛肉の年間輸出額は40億ドル超。いまやコメを抜いてインド最大の輸出農産品だ。人口の約7割を占めるヒンドゥー教徒にとって牛と水牛は宗教的には別物だが、その四肢で田畑を耕し、荷物を運び、乳で健康を恵み、糞は炊事の燃料を作ってくれる家畜としては牛も水牛も同じである。

 「聖なる牛」の保護がいつのまにかイスラム教徒への弾圧にすり替えられる昨今の牛様騒動を現地メディアは「牛肉のジハード(聖戦)」と呼ぶ。「寛容と非暴力を美徳とし、多様性と世俗主義(セキュラリズム)を国是とするインド社会の劣化」と批判する市民の声も少なくない。


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