インフォメーション
中国 2014/10/31(金曜日)
上海自貿区に「日本館」設置、製品を展示販売[経済]
特定非営利活動法人の日中交流推進機構(東京都台東区)と投資コンサルティングを手掛ける上海琅和実業は、上海市の中国(上海)自由貿易試験区(上海自貿区)で建設が進められているビジネスセンター区に、日本製品の展示・販売を行う「日本館」を設置する。日中間の投資や文化交流を促す狙いがある。2015年中の開業を目指す。
日本館の設置は上海琅和実業が主体となって推進。洋山保税港区に完成した「洋山国貿大厦」の3階に設ける。日本館の面積は3,000平方メートルで、日本の家電や化粧品、食品などの展示・販売が行われる見通し。
洋山国貿大厦の7階は日系企業向けのオフィスとして貸し出し、今月22日から入居の申し込みを受け付けている。
ビジネスセンター区には洋山国貿大厦を含めて8棟のビルを建設する計画で、洋山国貿大厦を除く7棟は現在建設中という。
<上海>
中国 2014/10/30(木曜日)
カドー、中国で高級空気清浄機発売へ[家電]
高級家電製販のカドー(東京都千代田区)はアジアを中心とした海外向けの空気清浄機や加湿器の販売を強化する。大気汚染が深刻な中国での需要増を見込み、27日に日本で発表したハイエンド機種を、早ければ1~2カ月内に中国に投入する計画だ。
同社は2013年2月に中国で製品を投入した。これまでの空気清浄機の販売台数は約1万5,000台に上る。古賀宣行社長によると、微小粒子状物質「PM2.5」などによる大気汚染が問題となっている北京市や上海市などの大都市のほか地方でも販売は順調で、富裕層を主要なターゲットとする。米国家電製品協会(AHAM)に世界最高水準のクリーンエア供給率(CADR)と評価されたことや、洗練されたデザインなどが好評だ。
最高位機種の「AP―C700S」の場合、日本での小売価格は11万9,880円。中国では1万元(約17万6,000円)~1万2,000元を予定している。同機種は空気中のPM2.5濃度を数値化したインジケーターをつけたのが特長だ。マーケティング担当者によると、インジケーターの値は日本では十数なのに対し、北京では数百に達する。空気清浄機を稼働すると、この値がどんどん下がって効果を実感できるという。
古賀社長によると、12年に100万台規模だった中国の空気清浄機市場は14年に300万台に達し、15年は500万台に上るという。「シェア1%を取るだけでも大きい」と話し、中国では、日本での年間販売台数(14年は空気清浄機、加湿器ともにそれぞれ約1万4,000台の見込み)の2倍の販売を目指す。
■海外比率25%超を
台湾や韓国でも14年から発売した。タイでは来年初頭の販売を計画する。新機種は各国・地域での安全認証が取得でき次第、順次投入する予定だ。アジア各地で所得が増えていることもあり、古賀社長は「(中国を除く)アジアを中心に今後数年で、海外の売上比率25%超を目指す」と説明している。
(CNN) 米グルメ情報誌のサブールが専門家と読者の投票で選ぶ主要航空会社の機内食や世界のグルメ観光都市のランキングを発表した。日本からは食品市場部門で東京が1位に入った。
同社のランキングは毎年恒例。専門家36人の意見と読者アンケートをもとに各部門の評価をまとめている。
機内食のエコノミークラス部門では、シンガポール航空が専門家と読者の両方に支持されて首位に立った。一方、ファースト&ビジネスクラス部門では専門家はエミレーツ航空、読者はオマーン航空を選んだ。
オーストラリアのカンタス航空はワインの充実ぶりが両方に評価された。
残る部門はほとんどで専門家と読者の評価が分かれたが、マーケット&ショップ部門では唯一、専門家も読者も東京を1位に選んだ。「7代続く包丁専門店の築地正本、2500種類以上の箸がそろう銀座夏野といった場所」が評価された。
専門家がグルメ観光地の大都市部門トップに選んだ香港は、有名レストランに加えて海鮮街の鯉魚門(レイユームン)もお薦めスポットに挙がっている。読者投票ではパリが筆頭だった。
カクテル&ドリンク部門は専門家の投票でロンドン、読者投票ではオーストラリアのメルボルンがトップに選ばれた。
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