インフォメーション

2014-09-09 10:45:00

EU向け輸出解禁に合わせ、独仏両国で牛肉プロモーション・イベント開催

2014年7月

EU向けの牛肉輸出が今年6月から解禁されたタイミングに合わせ、ジェトロはドイツ・デュッセルドルフとフランス・パリで日本産牛肉のプロモーションイベントを開催しました。

イベントでは、現地の輸入業者、卸業者、レストラン・ホテル関係者向けに、1.和牛の美味しさの特徴や安心安全の仕組みの説明、2.ワインとの相性、3.現地の星付き有名シェフによる調理例紹介などとともに、日本側企業と来場バイヤーとの間でネットワーキング(商談)を実施しました。予想を上回る多数の来場者から、現地での日本産牛肉への関心の高さが伺えました。

試食をする来場者【ドイツ】

調理デモを熱心に見る来場者【フランス】

和牛を少量使用するフィンガーフードを提案

和牛の調理を現地の感覚で提案してもらうために、ドイツでは長屋佳澄シェフ、Steffen Hensslerシェフ、フランスではPierre Gagnaireシェフ、Phillip Milleシェフ、小林圭シェフ等、現地で活躍しているシェフにご協力いただきました。

赤身の牛肉を楽しむ食文化があるEU地域においては、アジア諸国で人気を博した霜降り肉のステーキやしゃぶしゃぶのような調理法だけでは現地の料理文化になじみにくいと判断、現地シェフと相談の上、和牛をトリュフやフォアグラのように少量使用するフィンガーフードを提案しました。

幸いにも、このフィンガーフードは「少量でもインパクトがある」として来場者から好評を得ました。また赤身文化を前提として、サーロインだけでなく、らんいち・とうがらし・うちもも・肩ロースといったさまざまな赤身部位を使った調理例を紹介し、バイヤーそれぞれがお気に入りの部位を見つけるのに一役買いました。

和牛を使った調理例【ドイツ】

和牛を使った調理例【フランス】

本来の「WAGYU」の美味しさをアピール

EU域内では、豪州産を中心とした他国産の「WAGYU」もしくは「KOBE」と表示された牛肉が販売されていますので、イベント併催のセミナーでは、日本以外の国で生産された牛肉は、わが国本来の定義では和牛とは呼べないことを説明、日本産和牛の丁寧な飼育方法や美味しさの秘密等についても説明しました

来場したバイヤーは、「実際に口にすると、他国産のWAGYUと日本産の和牛は、香り・口あたりやとろけ具合がまったく異なる」「豪州産のものと日本産和牛を消費者にわかりやすく区別して販売する必要がある」などの声がありました。

今後ともジェトロでは、EU域内での日本産牛肉の販路拡大に向け、継続的支援に努めてまいります。

日本産農水産物・食品輸出商談会 in ドイツ・フランス(牛肉) 概要
日程
ドイツ2014年7月3日(木曜)、フランス2014年7月7日(月曜)
開催場所
ドイツ・デュッセルドルフ、フランス・パリ
主催
ジェトロ
対象品目
牛肉
参加企業数
3社

2014-09-09 10:43:00

曲げわっぱの弁当箱、首都圏で人気 大館、工場フル稼働

※写真クリックで拡大表示します
弁当箱の受注増を受け、フル稼働が続く大館工芸社の工場

 大館市の伝統工芸品「曲げわっぱ」の弁当箱が、首都圏を中心に人気を呼んでいる。市内の各工場は休日返上でフル稼働を続けているが、生産が追い付かず、在庫はほとんどない状態。長引く景気低迷や安価なプラスチック製品に押され、販売が伸び悩んでいただけに、業界は活気づいている。

 売れ筋は小判型や2段重ねの飯ごう型の弁当箱で、価格は8千〜1万円が中心。消費税率が上がった4月以降、増税前の駆け込み需要の反動による売り上げ減を懸念していたが、受注は前年を上回るペースで伸びている。


2014-09-09 10:40:00

米国民の食生活は改善、貧困層は取り残される

 
2014 年 9 月 4 日 15:15 JST

 

12年におよぶ研究で米国民の食生活は改善したものの、理想からはほど遠いままであることが分かったAssociated Press

 【シカゴ】米国の食生活は改善した――ただし、貧困層を除いて。これは栄養面での格差が拡大している証拠だ。しかし、裕福な成人でさえも食品の選択は理想には依然ほど遠い状態であることが、12年にわたる研究で分かった。

 

 研究によると、健全な食生活を示す指数(最高110)で、米国の成人の数値は1999-2000年で40ポイントだったが、その後安定的に上昇し、2009-10年には47ポイントとなった。

 

 ただ、低所得層の成人の数値は平均を下回り、調査期間を通してほとんど変化がなかった。研究を始めた頃の低所得層の数値は高所得層の平均を約4ポイント下回っていたが、2009-10年にはその差が6ポイントに拡大した。

 

 高い数値は、野菜や果物、全粒粉、ヘルシーな脂肪といった心臓に良い食品を摂取していることを意味する。また、肥満や心臓疾患、脳卒中、糖尿病を含む生活習慣病のリスクが少ないことも示している。一方、低い数値は、こうした疾患にかかるリスクが大きいことを意味している。

 

 貧困層と富裕層の食事面での格差が拡大しているのは気がかりで、「公衆衛生上の重大な問題を含んでいる」と、ハーバード公衆衛生大学院のフランク・フー氏は指摘する。同氏はこの研究の共同執筆者。糖尿病のように食事に関連した生活習慣病は米国では全体的に症例が増えており、特に貧困層で顕著だという。

 

 フー氏は「長期間に及ぶ食事の質の低下は、貧困層と富裕層の格差を拡大させるかもしれない」と話す。

 

 健全な食生活を示す指数を開発したのは、これを研究に利用したハーバード公衆衛生大学院の研究者だ。連邦政府が作成した食生活ガイドラインに似ているが、赤身肉や加工肉、砂糖を添加した飲料、アルコールを含む食品群などが追加されている。

 

 研究者らは食習慣に関する聞き取り調査を含む全国規模の調査を実施し、その結果を分析するためトランス脂肪酸の摂取量に関する政府の試算と合わせてこの指数を利用した。研究結果は米国医師会が1日に発行した医学誌「JAMA Internal Medicine 」に掲載された。

 

 フー氏は、栄養格差の拡大は最近の金融危機で所得格差が拡大したことを反映していると指摘する。さらに、安価で加工度の高い食品はしばしば貧困層の地域で広く入手可能であることもその理由に挙げた。

 

 トランス脂肪酸の摂取量が減ったことを主因に、全体では食生活が改善したものの、研究結果は芳しくなく、栄養に関するより良い教育を含む政策変更が必要であることを示している、とフー氏は言う。

 

 政府や食品メーカーはここ数年、加工処理がほどこされたクッキーやケーキ、冷凍ピザ、マーガリンなどに含まれる人工トランス脂肪酸の使用を段階的に減らすよう努めてきた。トランス脂肪酸はコレステロールを増やし、心臓疾患のリスクを高めかねない。風味付けや賞味期限を伸ばすために、こうした脂肪は植物油に水素を加えて製造されている。

 

 執筆者らによると、今回の研究結果は「米国のほぼ全国民が、連邦政府が推奨する栄養摂取量を満たしていない」とする過去の報告とも合致するという。

 

 連邦政府による食生活のガイドラインは5年ごとに作成され、最新版は来年発行される予定。現行のもガイドラインはトランス脂肪酸、塩分、加工食品、添加物としての糖分の摂取量を減らすよう推奨している。具体的な摂取量は明示されていないが、全粒粉や野菜、果物の摂取量を増やすよう促している。

 

 ハーバードの指数も同じような点を強調しているが、もっと具体的だ。例えば、最高点をとるためには毎日2カップの野菜と、果物を少なくとも4回、それに少なくともナッツ類を1オンス(約28グラム)摂取するよう推奨している。

 

 JAMA Internal Medicine誌は、ハーバードの指数は完璧ではないと指摘した。健康面への貢献度が同じではないかもしれない多様な食品を、同じ物差しで測っているというのがその理由だ。とはいえ、研究は公衆衛生上の懸念である「格差の拡大」を浮き彫りにしているとも述べている。また、こうした格差を埋めるためのフードスタンプといった政府のプログラムは不十分かもしれず、政府給付金の対象を健康的な食品に限ったほうが好ましい戦略かもしれないと提案している。

 

 

(AP通信)


2014-09-09 10:38:00

2014年9月04日(木)14:05 やじうま速報

「いきなり!ステーキ」、初のFCによる出店が決定。

記事への評価

★★★★★2.0

取材・執筆 : 廣瀬春華 2014年9月4日執筆

キーワード :   

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株式会社ペッパーフードサービスは、出店を加速させている「いきなり!ステーキ」のフランチャイズ店舗での出店決定を発表した。経営に当たるのは「ペッパーランチ」のフランチャイジーである株式会社東京やまはち産業で、9月30日(火)開店予定の池袋東口店、既存店の神田南口店の2店舗。「いきなり!ステーキ」は7月末~9月上旬にかけて週1店舗ペースでの開店を続けている。先月には、ゴールデン・アーチジャパン株式会社と大阪エリアでのFC契約を締結し、10月から出店開始の準備を進めている。なお、業績好調の神田南口店に関しても、10月1日(水)、株式会社東京やまはち産業のFC店舗に移行する。

http://www.pepper-fs.co.jp/_img/news/pdf/2014/PFS20140903.pdf

 

【いきなり!ステーキ 神田南口店】

住所:東京都千代田区鍛冶町 1-8-1
電話:03-3526-2729
営業時間:11:00~23:00


【いきなり!ステーキ 池袋東口店】

住所:東京都豊島区東池袋 1-15-1
電話:03-6914-0429
営業時間:11:00~23:00
開店日:2014年9月30日(火)


2014-09-09 10:35:00

ブランド和牛の公式祭 大牛肉博

2014年10月2日(木)~13日(月) 新宿中央公園 水の広場
 
 
 

タイムアウト メモ

ブランド和牛を大いに楽しめるイベントが開催される。松阪牛や神戸ビーフなどの生産団体が一堂に会し、「本当に美味しい牛丼と焼肉丼」を週替わりで提供する初の試みとなる。10月2日(木)~ 7日(火)までは『牛丼』、10月8日(水)~13日(月)は『焼肉丼』となる。また、お酒が飲めるバルも併設し、肉とともに楽しむことができるのも魅力的だ。


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