インフォメーション

2012-11-10 17:25:00

カフェ・ベーカリー運営のサンマルクホールディングス(岡山市北区)は、12月に「
サンマルクカフェ」のシンガポール1号店を開店する。東南アジア初出店で、主力商
品のチョコレート入りクロワッサン「チョコクロ」をはじめ日本とほぼ同じメニュー
を投入。焼き立てのパンを楽しめるカフェとして他社との差別化を図る。将来的には
国内で直営店を中心に他業態を含め12店舗、近隣諸国ではフランチャイズ(FC)店
を展開する考えだ。(シンガポール&ASEAN版編集長・今野至)


2012-11-10 17:24:00

台湾を代表する銘茶、阿里山紅茶の最高級品が品評会で600グラム18万元の高値をつけた。阿里山紅茶の品質向上をめざし、地元の紅茶販売組合は今年、品評会を兼ねたコンテストを初開催、200人近くの栽培農家が参加した。阿里山紅茶はアッサム紅茶などと異なり、チャノウンカという虫に葉を噛まれているためハミチツや花のような香りを発するほか、胃にもやさしいという。(中央社フォーカス台湾)


2012-11-04 11:15:00

穀物全体の生産量は、前年度より減少して消費量を下回り、期末在庫率は低
下する見込み。
 穀物全体の期末在庫率は18.5% と前年度(20.3%)を下回る見込み<FAOの安
全在庫水準(17~18%)>。
《主な品目別の需給》
〈小麦〉
 生産量は、米国、インド、カナダで増産も、旧ソ連諸国等で前年度より減少
して消費量を下回り、期末在庫率は世界全体では低下する見込み。
[生産量]653百万トン(▲6.1%)
[消費量]678百万トン(▲2.5%)
[期末在庫率]25.5%
・旧ソ連諸国では収穫がほぼ終了。凍害や乾燥等により生産減。なお、ウクラ
イナでは農相が11月中旬以降の輸出禁止について言及。
・米国、カナダでは、収穫が終了。生産量は前年度を上回る見込み。
・豪州では、生育期の降雨不足等から、生産量は前年度を下回る見込み。
・インドの冬小麦は、収穫が終了し、史上最高の生産見通し。

〈とうもろこし〉
 生産量は、米国の干ばつ等による減産で、前月から下方修正され消費量を下
回り、期末在庫率は低下する見込み。
[生産量]839百万トン(▲4.4%)
[消費量]853百万トン(▲2.3%)
[期末在庫率]13.7%
・米国はコーンベルトの干ばつにより生産量が大幅に下方修正(375百万トン
 (6月)→272百万トン(10月))され、期末在庫率も低水準(5.6%)。
・中国では、天候に恵まれ概ね順調に生育が進展し、収穫は概ね終了。飼料向
 け需要等は今後も堅調の見込み。
・EUでは、東南部の高温乾燥により前年度より減産見込み。
・アルゼンチンでは作付け開始。降雨過多はあるも、単収の回復による増産見
 込み。また、ブラジルでは前年度を下回るも2年続きの豊作見込み。

〈米〉
 生産量は、インドで減産も中国、東南アジアでの増産から前年度並みとなる
も消費量を下回り、期末在庫率は低下する見込み。
[生産量]465百万トン(+0.0%)
[消費量]469百万トン(+2.3%)
[期末在庫率]21.8%
・中国、インドネシア、タイ等で単収の増加等から豊作見込み。
・インドでは、9月以降の降雨がモンスーン到来遅れの影響を緩和。

〈大豆〉
 生産量は、米国で減産となるも、作付期を迎えた南米の増産見込みから前年
度より増加し消費量を上回り、期末在庫率は世界全体で上昇する見込み。
[生産量]264百万トン(+11.0%)
[消費量]259百万トン(+1.8%)
[期末在庫率]22.2%
・米国では、コーンベルトの干ばつにより減産見込み。10月見通しでは上方修
 正されるも、期末在庫率は4.4%と低水準で推移。
・中国では、作付面積減に加え、旺盛な需要から輸入量が増加。
・前年度、高温・乾燥等の被害により大幅な減産となった南米では、作付面積
 が増加し増産見込み。降雨に恵まれブラジルでは作付け開始、アルゼンチン
 でも降雨過多はあるものの、11月以降、作付け見込み。


詳しくは、「食料需給インフォメーション」
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/jki/index.html

内「海外食料需給レポート」
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/jki/j_rep/index.html
でご覧ください。


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【あぜ道散歩】海外食料事情(米国第1回)
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 米国五大湖の南から西に広がるコーンベルト。主要作物であるとうもろこし
の生産量は世界の4割近くを占めています。そのなかでも、とうもろこし・大
豆の最大の生産州であるアイオワ州について今回紹介します。
 都市から一歩外に出ると、緩やかな起伏は多少あっても山といえるものは視
界のなかには無く、見渡す限り一面のとうもろこし・大豆畑と青い空が広がり
ます。その間を縫って一部牧草がみられますが、果樹園や野菜畑というものは
探さないとほとんど見られません。
 平均的な農家の経営耕地面積は200ha前後ですが、大きい農家では800ha以上
の経営耕地を有し、見上げるような大きなトラクターやコンバインは一台数千
万円。
 州内はCounty(郡)と呼ばれる約40km四方の行政区画に分けられ、99の
Countyそれぞれに庁舎を構えています。そのなかの或るCountyでとうもろこし
の話をしていたところ、「うちのCountyでは約50万tの生産量がある。
 ところで、日本は?」と聞かれ、「確か20万tくらいで、ここのCounty1つに
も敵いません」と、答えるしかなく、驚かれたり笑われたりで小さくなってい
ました。

写真
米国とうもろこしの収穫風景(海外職路湯需給レポート:P3)
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/jki/j_rep/monthly/201210/pdf/kisei_1210.pdf

米国大麦の収穫風景(海外食料需給レポート:表紙)
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/jki/j_rep/monthly/201210/pdf/full_report_1210.pdf


2012-11-04 11:13:00

(1)EU

  EU向けに輸出される食品等については、政府機関による放射性物質検査証明
や産地証明、EU側でのサンプリング調査等が求められています。

 EUは、10月30日以降、日本からの輸入食品等についての規制の改定を行うこと
となりました。

【主な変更点等】
 1.12都県(福島、群馬、栃木、茨城、宮城、山梨、埼玉、東京、千葉、神奈川、
   静岡、岩手)の全ての食品(日本酒、焼酎、ウィスキー以外)、飼料に求められ
  ていた放射性物質検査証明が必要な品目を以下の品目に縮小。

    <静岡県>茶及びきのこ類
   <山梨県>きのこ類
   <9都県(群馬、栃木、茨城、宮城、埼玉、東京、千葉、神奈川、岩手)>
     きのこ類、茶及び水産物並びに一部の山菜類、野菜、果物及び穀物
      <その他>福島県産の全ての食品(日本酒、焼酎、ウィスキー以外)、飼料、
     静岡県、山梨県、9都県の食品等のうち放射性物質検査証明を求め
     られている品目を50%以上含有する加工品

 2.上記1.以外の地域・品目については、産地証明が必要。

 3.酒類のうち日本酒、焼酎、ウィスキーに加え、梅酒、ビール等、酒類(EU側
   のCNコード2203~2208)についても規制解除。

 4.輸出品目に求められていた、EU側でのサンプル調査のサンプリング抽出率
   を放射性物質検査証明の対象品目、産地証明の対象品目を一律5%に
   明確化。

 5.上記の規制改定に伴い、10月30日以降、証明書様式を変更。

    詳細については、以下のホームページをご参照ください。

【東京電力福島第一原子力発電所事故に係る諸外国への輸出に関する証明書
  発行について】
  http://www.maff.go.jp/j/export/e_shoumei/shoumei.html#eu


(2)マレーシア

 マレーシア向けに輸出される食品については、政府機関による産地証明や
マレーシア側での全ロット検査が求められています。

 マレーシア政府は、10月15日以降、日本からの輸入食品について、宮城県の
きのこ類・水産物をマレーシア側での全ロット検査の対象から解除しました。

 詳細については、以下のホームページをご参照ください。

【東京電力福島第一原子力発電所事故に係る諸外国への輸出に関する証明書
  発行について】
  http://www.maff.go.jp/j/export/e_shoumei/shoumei.html#malaysia


(3)ブルネイ

 ブルネイ政府は、8都県(福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、神奈川、東京、
千葉)からの全ての食品を輸入停止とし、それ以外の食品の輸入については、
放射性物質検査証明の提出を求めていたところです。

 ブルネイ政府は10月10日付けで、上記8都県の食肉、水産物、牛乳・乳製品、
野菜・果物(生鮮・加工)、いも類、海藻、緑茶製品以外の食品について、放射性
物質検査証明の提出があれば、輸入を認めることを発表しました。

 詳細については、以下のホームページをご参照ください。

【東京電力福島第一原子力発電所事故に係る諸外国への輸出に関する証明書
  発行について】
 http://www.maff.go.jp/j/export/e_shoumei/shoumei.html#brunei


2012-11-03 12:15:00

桃園国際空港で観光客などを対象に「グルメおよび人気お土産投票」(10月15日~28日まで)を行ったところ、様々な商品の中でメーカーは異なるが上位6品はいずれもパイナップルケーキだった。投票結果では、昇恒昌、采盟、義美など各社のパイナップルケーキが1位から6位までを占めた。7位は緑豆ケーキ、8位はウーロン茶、9位は台湾の茶器、10位は紅茶だった。(中央社フォーカス台湾)

 

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