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2012-11-03 12:00:00

林永楽・外交部長は29日、来月の開催が期待される日台漁業交渉について合意模索のため、予備会談を開く方針を示した。立法院外交・国防委員会が同日開かれ、国民党の立法委員が協議準備の進捗状況を質問したのに対し、回答した。予備会談は開催日程や場所、回数のいずれも未定だが、実現した場合は台湾からは外交部と漁業署、日本からは外務省と水産庁の代表らが出席する予定だ。(中央社フォーカス台湾)


2012-11-03 11:58:00

映像やショップなどのプロデュースを手掛けるWATER&SKY(東京都渋谷区)は26日、広州市で同社にとって中国初となる飲食店「TOKYO DELI COMPLEX」をオープンした。世界各国の文化が混じり合う東京の流行を凝縮させたイメージという飲食店で、広州の高所得者層の取り込みを狙う。

WATER&SKYは今月、香港で中国での店舗展開・運営を手掛ける現地法人のTOKYO DELI COMPLEXを資本金1,200万円で設立した。中国進出1号店となる店舗は、広州市の中央ビジネス地区(CBD)と位置付けられる珠江新城の地下商業施設の花城匯に設けた。

メニューはおにぎりの「Smile Onigili deli」、世界各国のスープの「The Soup Factory」、カフェの「GREEN TEA TOKYO」の3つのカテゴリーで構成されている。また午後2~5時にはティータイムも設け、スイーツも販売する。WATER&SKYの原田泉・代表取締役プロデューサーは「東京の商業施設などにあるフードコートを凝縮したイメージ」と語る。価格は主力のおにぎりが1個5~14元(約63~176円)、スープは16~20元としており、広州在住の日本人と高所得者層の中国人をターゲットとしている。味も日本人シェフが厳しくチェックしている。

また相次ぐ食の安全問題などから食品衛生には厳しい中国人消費者向けにガラス張りの厨房を設けた。原田プロデューサーは「料理は全て手作り。衛生面での安心・安全が中国人消費者にも伝わるよう心がけている」と語る。スタッフにもサービス面、衛生面などについて日本の飲食店と同等レベルの研修を3カ月間施したという。

中国での宣伝には短文投稿サイト「微博(ウェイボ)」を利用する。ミニブログで同店について書き込みした来店客にはオリジナルグッズをプレゼントする企画も計画している。映画・テレビプロデューサーだったという原田プロデューサーによると「宣伝の形は日本でもテレビコマーシャルより交流サイト(SNS)が主流になっており、信頼できる友人の情報を重視する傾向がある」という。中国で3億人を超えるユーザーを誇るツールを利用してブランド力向上を狙う。

2号店の具体的な計画はまだないとするが、まずは広州市を中心に店舗展開する予定で、上海市とその他の沿海部の都市、香港での展開も計画しているという。またおにぎり、スープ、カフェのカテゴリーでそれぞれ独立した店舗として出店することも計画しているという。



<広東>


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