インフォメーション
2008年に上陸し、今年7月に3店舗目が東京・お台場にがオープンした、シドニーの人気レストラン「bills(ビルズ)」。お台場の海を望む抜群の眺望や、広々とした店内は早くも大きな人気を集めています。
billsは、シドニーに3店舗を展開し、“世界一の朝食” と評された「オーガニックスクランブルエッグ」や「リコッタパンケーキ」をはじめとした、シンプルで独創的なメニューを提供しているレストランです。セレブも訪れるというbills、次回のシドニー旅行で、ぜひ「世界一の朝食」を試してみてはいかがでしょうか?(写真はbillsシドニー ダーリングハースト)
http://bills-jp.net/ japan bills
http://www.bills.com.au/ Australia bills
1.「外食売上高」を把握できる指標は?
社団法人「日本フードサービス協会」が、毎月調査する『外食産業市場動向調査』があります。最新調査の有効回答数は、214社・3万1,630店舗でした。「売上高」以外に、「店舗数・客数・客単価」も発表されます。
2.最近の動向
日本フードサービス協会発表の最新の数字、「7月の外食売上高」(全店ベース)は、前年同月比で0.4%の増加でした。増加は5カ月ぶりのことで、震災発生の3月以降では、初のプラス成長です。
特に注目される動きは、「ファミリーレストラン」の前年同月比2.0%増加。高級レストランなどの「ディナーレストラン」も同1.4%増加と2カ月連続の伸びとなりました。
以前にお伝えした「夏のボーナスの使い道」に関するアンケート結果で、「震災で疲れた気分を外食でリフレッシュしたい」といった回答が目立っていましたが、それを裏付ける形になりました。
3.今後の展開
「外食売上高」全体が、前年比でプラスに転じた一方、中には苦戦の続く業態もあります。7月の売上高が前年同月比で14.0%減少した「焼肉店」もその一つです。春先に表面化した食中毒問題、そして原発事故の影響が続いています。安全基準を満たした牛肉から、段階的に出荷停止が解除される方向ですが、最終的にそれを口にするかしないかを決めるのは消費者です。過去の経緯や判断基準など、外食業界だけでは難しい情報発信が必要です。今回のケースでは、政府主導の動きが強く求められます。
そして、この夏の外食業界共通の課題は、消費者の生活スタイルの変化への対応でした。節電に伴う生活スタイルの大きな変化に対応するためには、消費者ニーズの分析や来店客の属性変化、従業員のスケジュール調整など、非常に難しい対応が、外食業界には求められました。しかし、そのような状況の中でも、「パブ・ビアホール」の7月の売り上げは、2008年7月以来、3年ぶりの増加(前年同月比1.6%増加)に転じています。アフター4などのサマータイムや平日ホリデーに機動的に対応した業界努力の賜物です。外食業界は外部環境の変化に大きく左右されながらも、近年の市場規模は約20兆円にまで達しています。私たちの生活に潤いを与えてくれる外食業界、今後も順調な回復を御願いします!!
http://www.smam-jp.com/market/report/keyword/1216756_1982.html
消費量の増加から、穀物全体、油糧種子の期末在庫率は低下する見込み。北
半球では冬作物の収穫が概ね終了し、春作物が今後成熟・収穫を迎える。作柄
への影響等今後の天候に注視。
穀物全体の期末在庫率は19.0%と前年度(20.2% )を下回り、FAOの安全在庫
水準(17~18%)に近づく見込み。
<主な品目別の需給>
(1)小麦
生産量は前年度より増加するが、消費量を下回り、期末在庫率は低下する見
込み。
【生産量】672百万トン(+3.7%)
【消費量】675百万トン(+3.0%)
【期末在庫率】28.0%
◇ロシアは収穫期を迎え、天候に恵まれ、生産量は前年の干ばつから回復の
見込み。
◇ウクライナは収穫が概ね終了。単収増から生産量は回復の見込み。
◇高温乾燥の影響が深刻であったEU北西部(仏、独、英)は、6月以降の降
雨で乾燥が緩和されたものの、独で収穫が遅れ、品質低下の懸念。
◇米国の冬小麦は収穫が概ね終了。土壌水分過多により作付面積が減少した
春小麦は収穫期を迎えるが、全体で、生産量は前年度より減少見込み。
◇インドで史上最高、中国で史上2番目の生産量見込みも需要も旺盛。
(2)とうもろこし
生産量は史上最高を更新するものの、消費量を下回り、期末在庫率は低下す
る見込み。
【生産量】861百万トン(+4.8%)
【消費量】869百万トン(+3.2%)
【期末在庫率】13.2%
◇米国では価格高騰による作付面積増となるも、7月の受粉期の高温乾燥によ
り生産量は下方修正。期末在庫率は、引き続き低水準(5.4%)。
◇中国は好天に恵まれ、史上最高の生産量となるも、旺盛な畜産物需要により
消費量も増加し、輸入を継続する見込み。
◇ブラジルの2010/11年産の冬とうもろこしは、収穫期を迎えた。
(3)米
アジア諸国での収穫面積増加等により、生産量は史上最高と見込まれ、消費
量をわずかに上回るものの、期末在庫率は低下する見込み。
【生産量】456百万トン(+1.1%)
【消費量】455百万トン(+1.6%)
【期末在庫率】21.5%
◇タイでは担保融資制度の導入により国際価格上昇の懸念。
◇米国では主に長粒種の作付面積の減少から、生産量が減少見込み。
(4)大豆
生産量は消費量を下回り、期末在庫率は低下する見込み。
【生産量】258百万トン(▲ 2.5%)
【消費量】262百万トン (+3.7%)
【期末在庫率】23.2%
◇米国では収穫面積の減少に加え7月以降の高温により前年度より生産量が減
少見込み。
◇中国の旺盛な大豆(搾油用)需要で輸入は増加するも、アルゼンチン、ブラジ
ル等の輸出量の増加により米国の中国向け輸出需要は減少見込み。
詳しくは、「食料需給インフォメーション」
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/jki/index.html
内「海外食料需給レポート」
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/jki/j_rep/index.html
でご覧ください。
http://jp.franceguide.com/オペラ-ガルニエにレストラン-オペラ-オープン.html?nodeID=1&EditoID=236075
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昨年11月に「フランス人の美食」がユネスコ無形文化遺産に登録されたのは記憶に新しいところです。豊かな国土を持ち、農業・畜産業が盛んで食料自給率も高く、「味覚週間」を設けて子供たちの食育にも熱心に取り組むお国柄、当然といえば当然の栄冠といえるでしょう。
そしてこの秋、グルメ大国フランスに新たなイベントが誕生します。今後毎年秋分の日に開催される「美食の祭典」Fête de la Gastronomie、第1回の今年は9月23日です。
◆第1回の統一テーマは「大地」
「美食の祭典」では毎年、食に関連した統一テーマを決めます。フランス経済財政産業省のフレデリック・ルフェーブル政務次官(商業・手工業・中小企業・観光・サービス・自由業・広報担当)が委員長を務める運営委員会が選んだ2011年のテーマは「大地」です。このテーマは、すべてのイベントにさまざまな形で関わります。
◆フランスの美食をめぐって、人が集い、知り、分かち合う
「美食の祭典」は、フランス全土で行われるお祭りで、フランス美食の豊かさと多様性をアピールします。夏至の日に行われる「音楽の祭典」Fête de la Musiqueと同様、このフェスティバルでも多種多様なイベントが全土で繰り広げられ、料理や食卓芸術の素晴らしさを満喫させてくれます。運営にあたっては食に関する国策に則してすべての省庁が協力。その目指すところは、何かを分かち合おうという楽しくおおらかな雰囲気の中で、人が集い、知り、料理したいという気持ちにさせること、そして物産や多様な農産地、地方の特産物に関する消費者の意識を高めることなのです。
◆ロゴにこめられた意味
2011年5月の運営委員会で発表されたロゴは、このプロジェクトのすべての構成要素とフランスのバイタリティーあふれる創造力を表しています。容器と内容物を同時に表現しているところは試食へのいざないを思わせ、その色彩は毎年「美食の祭典」が開催される秋のイメージです。
◆美食の祭典」公式ウェブサイト
6月15日には公式サイトwww.fete-gastronomie.fr. が開設されました。このサイトには、インタラクティブなジオロケーションモジュールが搭載されていて、利用者は近くで行われるすべてのイベント情報を得たり、フェスティバルの準備状況の最新ニュースを知ることができます。さらに登録の承認を受ければ、自分が企画したイベントを提案することもできるのです。
◆「美食の祭典」の運営組織
運営委員会はルフェーヴル政務次官のほか、ホテル・レストラン業界団体、フードイベントの企画業者、食関連職業従事者、ホテル・レストラン専門学校、コレージュ・キュリネール・ド・フランス(アラン・デュカス、ヤニック・アレノら15人のスターシェフの集まり)、さらに議員諸団体や関係省庁の代表らも協力しています。
フランス「美食の祭典」主要イベント |
フランス全土で開催される公認イベントは7月7日現在で22あります。
そのおもなものをピックアップしてみましょう。
主催: ルレ・エ・シャトー(Relais & Châteaux 一流ホテル、レストランオーナーのグループ)
イベント名称: フランス国内で展開する5つの催し
— シェフたちの秘密 : シェフが彼らの厨房を公開して、皆さんに偉大なフランス料理の中からレシピを1つご紹介します。
— フランスの貴重なブドウ畑 : ルレ・エ・シャトーのソムリエたちが、ワインのテイスティングを行います。
— デリス・ア・ラ・カルト : 各ルレ・エ・シャトーがスペシャルメニューをお得な価格で提供します。
— 草の上の昼食 : それぞれのシャトーの庭園でピクニックが行われます。
— 参加者にもれなく紙製のコック帽をプレゼントします。
主催: グループ・デュカス(Groupe Ducasse)
イベント名称: みんなでレストランへ あなたのご招待客は当店のご招待客
昨年始まった「みんなでレストランへ」Tous au restaurantは、超一流店でも1週間昼夜ともに手ごろな価格でコース料理を提供し、外食を楽しんでもらおうというイベント。昨年はフランス全土で1000軒の店が参加しました。
今年は9月19日から25日まで行われ、23日はそのハイライトとなります。この日に開催される特別イベント「みんなでレストランへ あなたのご招待客は当店のご招待客」では、イベント参加レストラン全店で、ランチ、ディナーともに、コース料理を一人前ご注文いただくと、もうひとり分は無料提供!http://www.tousaurestaurant.com/fr/
ちなみに「みんなでレストランへ」は今年10月「フランスレストランウィーク」として日本でも開催され、首都圏と関西の数百軒のフレンチレストランが昼は2011円、夜は5000円でコース料理を提供します。http://www.francerestaurantweek.com/
主催: フランス市場商人組合全国同盟(FNSCMF)
イベント名称: それぞれのマルシェにそれぞれのスープ
美食の祭典に合わせて、フランスにある1000のマルシェ(市場)が、その土地ならではのスープを作ります。このスープは美食の祭典のマーク入りマグカップで、来場者に無料でふるまわれます。来場者は、第1回美食の祭典の記念に、このマグカップと食べたスープのレシピを持ち帰ることができます。
イベント名称: ブルゴーニュでちょっとかわったピクニック
美食の祭典に合わせて、ブルゴーニュ地方の各観光局は風変わりなピクニックを開催します。ピクニックが行われる場所(ブドウ畑、歴史的建造物の前、港など)も風変わりなら、その内容(見学、探検、食に関連した諸芸術など)もなかなかユニーク。
主催: サロン・キュイジネ(Salon Cuisinez 食のイベント)、アトリエ・デ・シェフ(Atelier des Chefs 料理学校)
イベント名称: キュイジネ・ラリー
パリを舞台にした、食をめぐる大規模な宝探しです。10のステップにわかれていて、美食の知識をためすクイズを解きながら進んでいきます。参加者は、4人のグループでパリを歩き回って、ゴールのエッフェル塔を目指します。一番早く到着した優勝者にはさまざまな賞品が用意されています。(11時~16時、エッフェル塔からスタートして、エッフェル塔に戻ります)
http://www.salon-cuisinez.com/
http://www.ateliersdeschefs.fr/
主催: Servair(機内食を専門にするエールフランスの系列会社)
イベント名称 : パリの空港で郷土料理を
9月23日、パリの主要空港(シャルル・ド・ゴールとオルリー)の到着ロビーにテイスティングのブースが設けられ、郷土料理をご賞味いただきます。
http://jp.franceguide.com/秋分の日にフランス全土で-美食の祭典-を開催.html?nodeID=1&EditoID=236184