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2018-06-27 11:00:00

高田馬場に“ファスト中華” 乱立 ワンコインで満腹

480円均一、話題の蘭州ラーメンも

2018年06月25日

 最近、インターネット上で話題になっている中華料理店がある。2018年6月9日にオープンした「沙県小吃(サケン・シャオチー)」だ。沙県小吃は中国で約6万3000店舗を展開している庶民派食堂の巨大ブランドで、同店はその日本1号店。

 この店が話題となったきっかけは、ツイッターへのある投稿だ。中国での多店舗展開を知る人が通りすがりに店の看板を見かけ、オープン前に写真をツイッターに載せたところ、「高田馬場についに沙県小吃が登場」「祝 沙县小吃 日本進出」という反応が相次いだ。さらに、2018年6月2日に中国版ツイッター・微博(ウェイボー)が日本1号店オープンを伝える動画を配信し、中国のネットユーザーの間でも話題になっていた。

 だが、中国巨大チェーンの日本1号店にもかかわらず、全くと言っていいほど情報が見つからない。店名で検索しても出てくるのは店の前を通りかかった人のツイートのみ。それなのにこれだけ話題を集めるのは一体どんな店なのか。住所もはっきりと分からないまま、ツイッターの情報を手掛かりに店を訪ねた。

「沙県小吃 高田馬場店」(東京都新宿区高田馬場2-8-6)。営業時間は11~23時。日曜定休(写真はオープン前)
[画像のクリックで拡大表示]
http://trendy.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/1019373/061500144/?n_cid=nbptrn_mled_d
 

2018-06-27 10:49:00

米国農務省は、6月12日(現地時間)、2018/19年度の2回目の世界及び主要国の穀物・大豆に関する需給見通しを発表した。その概要は以下のとおり。
 -2018/19年度の穀物及び大豆の生産量は消費量を下回る見込み-
※現時点では、北半球では作付作業中、南半球では未だ作付作業が始まっていないため、本報告は極めて暫定的なものである。

1.世界の穀物全体の需給の概要(見込み)
(1)生産量
25億6,888万トン(対前年度比 0.3%増)
(2)消費量
26億1,529万トン(対前年度比 1.3%増)
(3)期末在庫量
5億9,091万トン(対前年度比 7.3%減)
(4)期末在庫率
22.6%(対前年度差 2.1ポイント減)

《主な品目別の動向》
〈小麦〉
冬小麦について、米国で増加するものの、悪天候により作付面積が減少するロシア等で減少することから、
世界の生産量は、前年度より減少する見込み。
世界の消費量は、中国等の増加により、増加する見込み。世界全体の消費量が、生産量を上回り、期末在庫量は、
前年度より低下する見込み。

(1)生産量
7億4,469万トン(対前年度比1.8%減)
豪州、カナダ、米国等で増加、ロシア、EU等で減少(前月に比べ、インドで上方修正、ロシアで下方修正)
(2)消費量
7億5,090万トン(対前年度比1.0%増)
中国、インド等で増加、ロシア、EU等で減少(前月に比べ、ロシア等で下方修正)
(3)期末在庫量
2億6,616万トン(対前年度比2.3%減)
中国で増加、ロシア、米国、EU等で減少
(4)期末在庫率
35.4%(対前年度差1.2ポイント減)

〈とうもろこし〉
収穫面積の減少と単収の低下から米国等で減少するものの、中国、ウクライナ等で増加することから、
世界の生産量は、増加する見込み。
米国では、エタノール向け需要が堅調で期末在庫量は減少する見込み。世界全体の消費量が、生産量を上回り、
期末在庫量も減少の見込み。

(1)生産量
10億5,242万トン(対前年度比1.7%増)
ブラジル、中国、アルゼンチン、ウクライナ等で増加、米国等で減少
(2)消費量
10億9,042万トン(対前年度比1.9%増)
中国、ブラジル、アルゼンチン等で増加
(3)期末在庫量
1億5,469万トン(対前年度比19.7%減)
アルゼンチン等で増加、中国、米国、メキシコ、EU等で減少(前月に比べ、米国で下方修正)
(4)期末在庫率
14.2%(対前年度3.8ポイント減)

〈米(精米)〉
作付面積が減少した中国等で減少することから、世界の生産量は、前年度より減少する見込み。
世界の消費量は、生産量を上回り、期末在庫量は前年度より低下する見込み。

(1)生産量
4億8,735万トン(対前年度比0.2%減)
中国等で減少(前月と比べ、中国で下方修正)
(2)消費量
4億8,806万トン(対前年度比1.4%増)
(3)期末在庫量
1億4,318万トン(対前年度比0.5%減)
中国等で増加、インド等で減少
(4)期末在庫率
29.3%(対前年度差 0.6ポイント減)

2.世界の大豆需給の概要(見込み)
米国等で減少するものの、前年度干ばつにより減産となったアルゼンチン等で回復すると見込まれる
ことから、世界の生産量は、前年度より増加する見込み。中国、アルゼンチン等で需要が拡大することから、
世界の消費量は、生産量を上回り、期末在庫量は、前年度より低下する見込み。

(1)生産量
3億5,524万トン(対前年度比5.5%増)
アルゼンチン等で増加、米国等で減少
(2)消費量
3億5,770万トン(対前年度比4.5%増)
中国、アルゼンチン等で増加
(3)期末在庫量
8,702万トン(対前年度比5.9%減)
米国等で減少
(4)期末在庫率
24.3%(対前年度差 2.7ポイント減)

「米国農務省穀物等需給報告」はこちらから。
http://mailmag.maff.go.jp/c?c=37782&m=72500&v=b359ab06


2018-06-24 19:22:00
»著者プロフィール

週刊誌の対決に、消費者の反応なし

 最近、週刊誌がまたもや、「食が危ない」という記事を量産しています。食の安全取材歴20年近い私としては、周期的にやってくるこの“ブーム”にはもううんざり。今回は、中国産批判を繰り広げる「週刊文春」と、国産が危ないとする「週刊新潮」の対決の様相を示しているのが興味深いところです。

 ところが、消費者側の反応がどうもこれまでと異なります。従来だと、食品メーカーのお客様相談室に抗議の電話が鳴り響き、生協にも問い合わせが相次いでいました。今回、企業や生協、業界団体等に尋ねて回ったのですが、抗議はもとより、問い合わせもほとんどなく、あったとしても、週刊誌の書いていることと実態との違いをきちんと説明すると、わかってもらえる、といいます。もちろん、売れ行きにも影響がありません。

 なぜ、これまでと異なるのか? どうも複合的な理由があるようです。取材を通じて考えてみました。

「中国産たたき」「食品添加物たたき」はこれまでも定期的に行なわれてきたが、今回は消費者の反応がどうも異なるようだ

「中国産が危ない」のカラクリは……

 まずは、週刊誌がどのような報道をしているか、少し見てみましょう。

 週刊文春は、4月12日号から4回にわたり、「危ない中国食品2018」と報道し、「産地隠しが巧妙化している」とも訴えています。

 中国産批判は同誌恒例。手法も従来通り。中国産で違反が相次いでいる、と厚労省の輸入検疫の結果をリスト化。危ない食品がこんなに入っている、と見せて、読者はその数と種類の多様さに圧倒されて嘆息する、という仕掛けです。

 残念ながら、これはトリックです。たしかに、中国産の違反数は多い。しかし、中国産は、輸入件数が他国に比べて際立って多く、全体の32%に上ります。2位のアメリカ10%、3位フランス9%を大きく引き離し、年間に約70万件もの輸入届出があるのです(2016年度厚生労働省統計)。

 したがって、違反数は多いのですが、違反割合はそうでもありません。中国の違反率は0.024%、各国平均は0.033%で、中国はむしろ低いのです。

 中国産食品、私たちは食べていないつもりでもさんざんお世話になっています。居酒屋で出てくるほうれんそうのお浸しや里芋の煮物の多くは中国産冷凍野菜。回転寿司のネタは、一貫ごとにスライスされ包装されて輸入されます。高齢者施設で欠かせない「骨のない魚」は、中国の工場でピンセットを用い細かい骨を抜いたうえで入ってきます。

 人は雑菌だらけ、髪の毛なども落ちるので、人が手をかけるほど違反リスクは高まります。細かな手作業を要する品目が多いのに低い違反率、というのは、実はなかなかたいしたものです。

(厚生労働省輸入食品監視統計より作成)
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/13150
 

2018-06-24 19:18:00

2018/06/21(木)

伊モデナのレストラン、再び世界首位に

英業界誌レストランが18日発表した2018年の「世界のベストレストラン50」で、イタリア北部モデナ(Modena)の「オステリア・フランチェスカーナ(Osteria Francescana)」が2度目の王座を獲得した。 同店は2016年に首位となった後、昨年は2位に下落。

2018-06-24 19:18:00

米国で増えるロボットレストラン

2018年06月22日読了時間:5分
ジャーナリスト
瀧口 範子
 

←目次 テクノロジー×デザインで変える買い物体験

2018年5月、ロボットがボウル・ディッシュを作ってくれるというレストランがボストンでオープンした。「ボウル・ディッシュ」とは、ライスや雑穀の上にトッピングを載せた、いわばアメリカ流ドンブリ料理だ。多種の食材が使われ、健康食の一つとしてファンが多い。

ボストンのロボットレストラン「スパイス」は、MITの4人の学生が共同創設し、有名シェフのダニエル・ブーラッド氏が料理ディレクターを、サム・ベンソン氏が専属シェフを務める。注文すると7台のポット(釜)に食材が入って自動調理開始。1皿7.50ドルで、カスタマイズやトッピングの選択もできる

 このレストラン「スパイス」は、MITの学生4人が共同で創設した。そのうちの一人、ブレイディー・ナイト氏はこう説明する。「スパイスのきっかけは自分たちが抱えていた問題だ。学生はいつもお腹を空かせているが、お金をかけずに健康的な食事をしようとしても難しい。全員がロボット好きのエンジニアなので、ロボットでこの問題を解決できると思った」。


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