2018年5月、ロボットがボウル・ディッシュを作ってくれるというレストランがボストンでオープンした。「ボウル・ディッシュ」とは、ライスや雑穀の上にトッピングを載せた、いわばアメリカ流ドンブリ料理だ。多種の食材が使われ、健康食の一つとしてファンが多い。
このレストラン「スパイス」は、MITの学生4人が共同で創設した。そのうちの一人、ブレイディー・ナイト氏はこう説明する。「スパイスのきっかけは自分たちが抱えていた問題だ。学生はいつもお腹を空かせているが、お金をかけずに健康的な食事をしようとしても難しい。全員がロボット好きのエンジニアなので、ロボットでこの問題を解決できると思った」。