インフォメーション

2016-05-21 22:36:00

インドネシア  2016/05/18(水曜日)
焼き鳥福みみが2号店、シティウォークに[商業]

焼き鳥チェーン居酒屋「くふ楽」「福みみ」を展開するKUURAKU GROUP(千葉市)は今月、福みみのジャカルタ2号店を、複数の日系レストランや日本食材スーパーが入居するショッピングモール「シティウォーク・スディルマン」に開店する。

KUURAKU GROUPの担当者の話では、23日にソフトオープンし、26日にグランドオープン予定。ソフトオープン期間の23~25日は会計時に2割引きするという。

KUURAKU GROUPは2014年、福みみのジャカルタ1号店を北部カプックに開店。今後4年間で郊外を中心に8店舗の出店を予定している。


2016-05-21 22:33:00

ムース食を試食する栄養士を目指す学生たちムース食を試食する栄養士を目指す学生たち

 ムース食(介護食)をソースなどに使った日本初のレストラン「ニューディッシュ ムースデリ&カフェ」が東京・銀座にオープンして3カ月。OLや主婦などを中心に人気を博している。

 

 ニューディッシュは、病院や福祉施設の給食受託業務や在宅配食業務の最大手・日清医療食品㈱が昨年12月に開いたアンテナショップ。嚥下障害のある人向けに開発した高栄養価のムース食を広く知ってもらいたいという。予約が取れないフレンチとして有名な「レストランOGINO」の荻野伸也シェフがメニューを監修し、ムース食をソースやドレッシングの調味料として使い、パスタやサラダにかけ提供している。

 

 ムース食を使った料理はメニューの一部で、1日当たり平均利用客は150人に及ぶという。店長の五十嵐慶さんは「ムース食はサプリメント代わりにも使える。多くの人にその良さを知ってほしい」と話している。

 

 そんなニューディッシュで3月24日、同社の会社説明会が開かれ、栄養士を目指す学生50人が、マンゴーとトマトのムース食と、赤・黄ピーマンのムース食をソースに使ったパスタ、ゴボウのムース食をドレッシングにしたサラダの4種類を試食した。

 

手前からマンゴーとトマトのムース食、ムース食を使ったサラダとパスタ

左は手前からマンゴーとトマトのムース食、ムース食を使ったサラダとパスタ

 

 学生からは「味も香りもトマトそのもの」「初めて食べたが、こんなにおいしいとは思わなかった」などの感想が出された。福祉施設で働きたいという学生は「就職先を選ぶ基準は利用者が満足する食事を提供していること。ムース食など個々に合った食事形態があるかどうかは目安になる」などと語った。

 

 同社広報課の神戸修さんは「美容関係などに就職する栄養士が増えており、病院や施設の栄養士不足が懸念される。ムース食の試食などを通じ、少しでも病院・施設で働きたいと思う人が増えてほしい」と話している。

 


2016-05-21 22:20:00

ベトナム  2016/05/16(月曜日)
国内初のコーヒー展示会、食品機械サタケが出展[食品]

ベトナム国内初となるコーヒー関連業界の展示会「ベトナム・インターナショナル・カフェショー2016」が、12~14日にホーチミン市7区のサイゴン展示会議センター(SECC)で開かれた。国内外の企業のほか、コロンビアやペルー、イタリアの大使館・領事館などが計100ブースを出展。日系では、食品産業向け総合機械や食品などの製造・販売を手掛けるサタケ(広島県東広島市)が出展した。

 



 

サタケは、昨年11月に発売した多用途光選別機「ピカ選αPLUS」を展示。形状選別機能を搭載したこの機械では、色彩に加え、形状の違いにより雑穀や種子、プラスチックなどの工業製品の良品と不良品・異物を選別できる。

今回の展示会では、コーヒー豆の選別を実演した。現地法人サタケ・ベトナムの担当者はNNAに対して、「ベトナムでの販売価格は1台3万1,000米ドル(約337万円)と安くはないが、機能と品質で勝負していく」とコメント。大量のコーヒー豆を取り扱う企業に売り込んでいきたい考えを示した。「表示言語は英語だが、ベトナム語にアップデートすることも可能」(同担当者)という。中部高原ラムドン省ダラット市でコーヒー豆の販売会社を経営する男性は、持参したコーヒー豆の選別を試し、「自社にも導入したい」と購入に関心を示した。

同展示会は、韓国のイベント運営会社EXPORUMが主催。コーヒー豆の輸出入会社、販売会社、バイヤー、カフェ運営会社、食品販売会社、コーヒー関連機械メーカーなどの交流促進を目的としており、3日間の来場者は2万人を見込んでいる。企業・団体による出展のほか、バリスタ選手権などのイベントも開催された。EXPORUMホーチミン駐在員事務所のカオ・キム・カイン所長によると、今後は毎年開催する予定で、第2回は来年3月2~4日の開催が決定している。「第2回の出展数は、今回の2倍となる200ブースを見込んでいる」(カイン所長)という。


2016-05-14 16:00:00

香港  2016/05/13(金曜日)
米外食大手フーターズ、7月に香港進出[商業]

米外食大手のフーターズ(Hooters)は7月、香港島・セントラル(中環)に香港1号店を出店する。直近で広がる店舗賃料下落を好機とみて、進出を決めた。香港経済日報が伝えた。

1号店は、セントラルのウィンダムストリートに位置し、延べ床面積は約3,300平方フィート(約307平方メートル)。月額賃料は約33万HKドル(約460万円)で、10年契約を結んだ。従来の賃料より13%割安となる。交流サイト・フェイスブックには「フーターズ香港(Hooters HK)」を立ち上げ、集客を図る。

フーターズは2014年、国際的フランチャイジーのデスティネーション・リゾーツと契約を交わし、向こう6年で香港を含む東南アジアに新規30店を出店するとしていた。香港ではさらに1~2店を出店するとの観測も浮上している。

フーターズはタンクトップにホットパンツというチアリーダー風のユニホームに身を包んだ女性店員「フーターズガールズ」で有名。米国のほか、英国、スイス、中国本土、日本、韓国、シンガポールなどに430店以上を展開している。<香港>


2016-05-14 15:58:00

米国農務省は、5月10日(現地時間)、2016/17年度の1回目の世界及び主
要国の穀物・大豆に関する需給見通しを発表しました。その概要は以下のとお
りです。
-2016/17年度の穀物全体の生産量は消費量を上回り、大豆の生産量は消費量
を下回る見込み-
※現時点では、北半球で作付作業中、南半球で未だ作付作業が始まっていない
ため、本報告は極めて暫定的なものである。

1.世界の穀物全体の需給の概要(見込み)
(1)生産量
25億633万トン(対前年度比 1.8%増)
(2)消費量
24億9,522万トン(対前年度比 2.1%増)
(3)期末在庫量
6億499万トン(対前年度比 1.9%増)
(4)期末在庫率
24.2%(対前年度差 0.1ポイント減)

《主な品目別の動向》
〈小麦〉
 生産量は、アルゼンチン等で増加するものの、EU、ウクライナ等で減少す
ることから、世界全体では史上最高の前年度を下回る見込み。また、消費量は、
EU等で減少するものの、インド等で増加することから史上最高となる見込み。
世界全体の生産量は消費量を上回り、期末在庫率は前年度より上昇。
(1)生産量
7億2,699万トン(対前年度比 1.0%減)
・アルゼンチン等で増加、EU、ウクライナ等で減少
(2)消費量
7億1,256万トン(対前年度比 0.7%増)
・インド等で増加、EU等で減少
(3)期末在庫量
2億5,734万トン(対前年度比 5.9%増)
・中国等で増加、インド等で減少
(4)期末在庫率
36.1%(対前年度差 1.8ポイント増)

〈とうもろこし〉
 生産量は、中国で国家備蓄政策廃止及び国内価格低下に伴う播種面積減によ
り減少するものの、米国で播種面積の大幅増により増加、アルゼンチン、南ア
フリカ、EU等でも増加することから、世界全体では前年度を上回り、史上最
高の2014/15年度をわずかに下回る見込み。また、消費量は、中国、米国等で
増加することから史上最高となる見込み。世界全体の生産量は消費量を下回り、
期末在庫率は前年度より低下。
(1)生産量
10億1,107万トン(対前年度比 4.4%増)
・米国、アルゼンチン、南アフリカ、EU等で増加、中国等で減少
(2)消費量
10億1,190万トン(対前年度比  4.4%増)
・中国、米国等で増加
(3)期末在庫量
2億704万トン(対前年度比 0.4%減)
・米国等で増加、中国等で減少
(4)期末在庫率
20.5%(対前年度差 1.0ポイント増)

〈米(精米)〉
 生産量は、米国で長粒種米の作付面積の大幅増に伴う増加、インド等でも増
加することから、世界全体では前年度を上回り史上最高となる見込み。また、
消費量は、米国等で増加することから史上最高となる見込み。世界全体の生産
量は消費量を上回るものの、期末在庫量の伸びに対して消費量の伸びが大きい
ことから、期末在庫率は前年度より低下。
(1)生産量
4億8,071万トン(対前年度比 2.2%増)
・インド等で増加
(2)消費量
4億8,053万トン(対前年度比 0.4%増)
(3)期末在庫量
1億661万トン(対前年度比 0.2%増)
・中国等で増加、タイ、インド等で減少
(4)期末在庫率
22.2%(対前年度差 0.1ポイント減)

2.世界の大豆需給の概要(見込み)
 生産量は、米国等で減少するものの、ブラジルで収穫面積の増加及び単収の
上昇から増加、中国では政策変更によりとうもろこしから大豆への播種転換が
促されること等から、世界全体では前年度を上回り史上最高となる見込み。ま
た、消費量は、中国等で増加することから史上最高となる見込み。世界全体の
生産量は消費量を下回り、期末在庫率は前年度より低下。
 なお、アルゼンチンは、2016年4月の洪水の影響により、2015/16年度の生
産量が前月から250万トン下方修正。
(1)生産量
3億2,420万トン(対前年度比 2.6%増)
・ブラジル等で増加、米国等で減少
(2)消費量
3億2,796万トン(対前年度比 3.1%増)
・中国等で増加
(3)期末在庫量
6,821万トン(対前年度比 8.1%減)
・米国、アルゼンチン等で減少
(4)期末在庫率
20.8%(対前年度差 2.5ポイント減)



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