インフォメーション
オーストラリアのオンラインレストラン予約サイトDimmiが、無断キャンセル(ノーショー)の履歴があるユーザー約3,000人をブラックリストに乗せ、サービスを利用できないようにブロックした。こうした悪質な利用者の構成比は同社で4%という。 同様の動きはアメリカのオンラインレストラン予約サイトOpenTable でもあり、1年間に4回の無断キャンセルがあると、同社の利用ができなくなる対応を取っている。 日本でも無断キャンセル(ノーショー)で迷惑しているサービス業が多く、同様の対応が急がれる。 | |
香港 2016/05/12(木曜日)
京東が香港で出店者を拡充、越境EC強化へ[商業]
米ナスダック上場で、インターネット通販中国大手の京東(北京市、JD.com)が、香港で出店者を拡充している。香港を通じて、同社のクロスボーダー電子商取引(越境EC)を強化するのが狙い。11日付星島日報が伝えた。
香港の全額出資子会社で、海外商品の調達などを一元管理する京東全球購(JDワールドワイド)の李迪恒副社長は今年の目標として、JDワールドワイドの取扱商品を拡充し、特定の国・地域の製品を販売する専用サイトの設置を加速していくと表明した。現在は「日本館」や「フランス館」など9カ国・地域の専用サイトを展開し、商品は300万種類を超える。
JDワールドワイドの今年の売上高は前年比で数倍になる見通し。現在はドラッグストアチェーンのマニングス(万寧)と提携の協議を進めているとされる。
京東は昨年、事業の国際化に向けてJDワールドワイドを設立。コーズウェーベイ(銅鑼湾)に設けた事務所が昨年9月に開業していた。香港にも倉庫を持つ。<香港>
動物の苦痛少ない畜産への需要高まる
米鶏肉業界は数十年にわたり、鶏の成長を早める方法を探求してきた。ところが今、一部の顧客は成長を遅くする生産者を探している。
普通の肉用鶏は、50年前の約半分の期間で2倍の大きさに成長する。成長ペースの加速は、養鶏業者による費用節約と利益拡大が可能になったことを意味する。
だが、ホールフーズ・マーケットやスターバックス・コーポレーションといった企業は今、ゆっくり育った鶏を使った商品なら高めの値段で売れると見込んでいる。
成長の遅い家畜の肉への需要が増加していることは、動物の苦痛を抑えた、より自然な畜産や食品に対する消費者需要の高まりを反映している。
農業経済学者によると、鳥類をゆっくり成長させる場合、屋外で飼うことが多く、鶏肉の値段は通常の2割増しから3倍になる。
食肉加工大手タイソン・フーズ傘下の育種会社コッブ・バントレスの幹部は「そんな金額を払って鶏肉を買おうとは思わない人のほうが多い」と述べた。
世界の原種鶏供給の大半を占めるエビアジェン、コッブ・バントレス、仏系のハバードの3社は、生産コスト削減や鶏肉価格の低下に向け、体重が急速に増加する品種を重視してきたという。
養鶏業者によると、過去に心臓発作や脚の奇形があったことから、そうした品種は心臓血管や骨格が強い品種と組み合わせる。
ネスレやボナペティ・マネジメント傘下のコンパス・グループといった企業は、こうした選択的交配を何十年も続けたことが重大な病気などにつながったうえ、肉の風味が損なわれてしまったとみている。
ハバードによると、ネスレのような企業は一部の市場で81日以上かけて育てられる「JA57」という品種に注目している。一方、エビアジェンの茶色い鶏「ローワン・レンジャー」など、成鶏になるまでに約56日かかる品種もある。これは、同社の従来種が同じ体重に成長するより2週間半長い。
一方、ホール・フーズは、精肉小売り用に成長の遅い鶏を開発するのに約8年かかるとみている。それには例えば、成長が1日当たり約50グラムという業界水準(グローバル・アニマル・パートナーシップ調べ)より約23%遅い鶏への入れ替えが必要になる。
世界で流通する原種鶏のうち成長の遅いのは推定1〜3%と、現在のところごくわずかだ。
企業の社食などで年間約1100万ポンド(約500万キロ)の鶏肉を使用するボナペティ・マネジメントは、成長の遅い品種の購入を増やせるかどうかを生産者と協力して検討しているという。
エビアジェン、コッブ・バントレス、ハバードの3社は、顧客が成長の遅い品種への移行を望むのなら、原種鶏を供給する用意はあると話している。
春の霜でブルゴーニュに影響
Les gelees de printemps malmenent le vignoble de Bourgogne
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4月26、27日の夜間に気温が氷点下まで下がり、ブルゴーニュは春の霜により、
目に見える影響を受けている。産地には不安が広がっている。
続きは以下で ↓
http://www.franceshoku.com/mailmagazine/2016/mm0510.html#committee-1
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スパークリングワインの世界市場
Le marche mondial des vins effervescents
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このほどFranceAgriMer(フランスワインを 統括するフランスの公的団体)が
発表したレポートによると、2015年のワインの国際取引の中で、スパークリン
グワインは、スティルワインやバルクワインよりも数量、金額ともに最も増加
し、活動的な市場であることを示している。
続きは以下で ↓
http://www.franceshoku.com/mailmagazine/2016/mm0510.html#committee-2
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「ヴェデル・デ・ピレネ・カタラン」と「ロゼ・デ・ピレネ・カタラン」の牛
がIGP取得
Le Vedell et la Rosee des Pyrenees Catalanes obtiennent l’IGP
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「ヴェデル・デ・ピレネ・カタラン」と「ロゼ・デ・ピレネ・カタラン」の牛
がIGP(地理的表示保護)を取得した。前者は2016年3月30日、後者は4月6日の
EU官報に掲載された。
続きは以下で ↓
http://www.franceshoku.com/mailmagazine/2016/mm0510.html#committee-3
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開催間近!!【業界関係者対象】
(現地にて)ヴィネクスポ・香港2016
VINEXPO HONG KONG 2016
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アジア・太平洋地域最大級のワイン・スピリッツ国際見本市「ヴィネクスポ・
香港」の開催まであと2週間となりました!
35カ国から1,300社の出展者が、ワイン、スピリッツ、日本酒、その他リキュ
ールを展示します。
ヴィネクスポ・アカデミーでは、ミシェル・ベタンヌ&ティエリー・ドゥソー
ヴ両氏によるヴィネクスポ・コラボ企画や、この4月の世界最優秀ソムリエコ
ンクールで優勝したスウェーデンのJon Arvid Rosengren(ジョン・ アーヴィ
ッド・ローゼングレン)氏によるブラインドテイスティングも見逃せません。
注目のイベント、国際的な著名人や世界中のワイン&スピリッツが揃う
「ヴィネクスポ・香港2016」をお見逃しなく!
<開催概要>
■会期:2016年5月24~26日 9 :30~18 :30
■会場:香港コンベンション&エキシビションセンター
<新サービス:One to Wine Meetings >
ヴィネクスポ・香港の参加者はすべてご利用無料!
それぞれのニーズやご希望に合わせ、アポイントメントをマッチング&セッテ
ィングします。
シンプルかつ迅速に重要なビジネスネットワークを広げるために、ぜひご活用
ください。
<世界中からの出展>
日本からは「モノづくりニッポンe仕事×ReVALUE NIPPON」日本酒セラー開発
プロジェクトが出展!
元サッカー選手の中田英寿氏の「ワインにワインセラーがあるように、日本酒
に日本酒セラーがつくれないだろうか?」という
問いかけから始まった日本酒セラー開発プロジェクト。プロトタイプが、ヴィ
ネクスポ・香港2016でお披露目!
■出展者一覧は以下で↓:
http://www.vinexpohongkong.com/the-exhibitors/(英語)
■さらに詳しい情報は以下で↓
http://www.vinexpohongkong.com/en/(英語)
■事前登録は以下で(英語)↓
http://www.vinexpohongkong.com/buy-your-badge/
登録アクセスコード:VXHK8919
■お問い合わせ先(日本語):vinexpo-japon@sopexa.com
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◆フランス情報◇◇
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ロゼワインの国際品評会「モンディアル・デュ・ロゼ」
< Mondial du rose > a Cannes
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ロゼワインの国際品評会「モンディアル・デュ・ロゼ」が4月17、18、19日に
カンヌで開催された。
続きは以下で ↓
http://www.franceshoku.com/mailmagazine/2016/mm0510.html#france-1
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ボルドーワイン委員会が、「殺虫剤の使用中止」に初めて言及
CIVB evoque pour la premiere fois "une sortie de l'usage des
pesticides"
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ボルドーワイン委員会(CIVB)が、ジロンド県のぶどう畑で殺虫剤を使わないと
いう考えを初めて明らかにした。しかし、その期限については言及しなかった。
続きは以下で ↓
http://www.franceshoku.com/mailmagazine/2016/mm0510.html#france-2
t’s your favorite Omakase?」
ニューヨ―カ―の間で流行る“Omakase”
そう聞いてきたのは、友人のエドワードだった。食べることが大好きで、彼のFBウォールにはいつも料理の写真がたくさん並んでいる。
このOmakaseという単語、アメリカ人が発音すると「オメケーセー」に聞こえるので、何度か聞き返すはめとなった。エドワードのいう「オメケーセー」は、「おまかせ」。要するに、Japanese restaurantのOmakaseコースのことだった。
SushiやSashimiはもとよりWasabi、Shiitakeや Tofuなど、日本語がそのまま英語化された言葉は特に食関係では少なくない。このところニューヨーカーの間で流行っている新しい日本語が、このOmakaseなのである。
ニューヨークマガジンやタイムアウトなどのレストラン紹介セクションでも、毎回必ずと言って良いほど、Omakaseという単語が登場する。
いまやニューヨークのグルメ文化は、和食を抜きにしては語れないのだ。
でも本来のアメリカ人の食生活は、「おまかせ」などあり得ない、徹底的に個人が選ぶ習慣だった。
レストランに入って「ハムサンドイッチ、プリーズ」と言っても、すぐに出てくると思ったら大間違い。「パンの種類は」に始まって、「ハムは何ハムか」「マヨネーズ、マスタードはつけるか」「レタスとトマトは」「パンはトーストするかしないか」というように延々と質問は続く。
英語に自信がないうちは、頭を使いすぎて血糖値は下がるしおなかは空くしで「何でもいいから、何でも食べるから、早く持ってきて!」と悲鳴をあげたくなった。