インフォメーション

2015-09-11 08:12:00

テクノミック社のレポートによると、米国の消費者の大半(57%)が少なくとも毎週ハンバーガーを食べており、ハンバーガーの人気は依然として高いことがうかがえる。一方で、牛肉価格の上昇や健康に関するネガティブなイメージといった課題を乗り越えるために、各社とも付加価値の提案を強化している。

同レポートによると、今後の成功のカギとなるのは、「手頃な牛肉のカット、あるいは牛肉以外のタンパク質を取り入れることで、コストの削減を図る。または特別な原料を使用して付加価値を高め、ユニークなトッピングやソースなどで消費者を惹きつけ、ブランドの差別化を行う」ことだという。

同社のレストラントップ500レポートと消費者調査では、以下のようなトレンドが明らかになっている。

  • 毎週、消費者の39%がファーストフード店でハンバーガーを購入し、39%が自宅でハンバーガーを作っている。
  • 61%の消費者が、ハンバーガーのトッピングや調味料を選べることが重要だと考え、43%が自分の好みに合ったカスタマイズのハンバーガーを食べたいと思っている。
  • カジュアル系レストランでは、2013年以降で最も売れているハンバーガーはチキンであり、注文率が23%増加した。カスタマイズ・ハンバーガーは28%増。これは、外食で最も高い伸びを見せるフルサービス系レストランの成長率を上回っている。
 

※2015年8月25日 Mearpoultry.com


2015-09-06 09:39:00
コンビニ大手のファミリーマート(全家便利商店)は、日本の牛丼チェーン「吉野家」と組み、モデル店を4日オープンする。約40坪のコンビニ店内に吉野家の厨房を併設した新形態店だ。台北市・内湖サイエンスパーク(科学園区)のビジネスマンをターゲットとし、昼(午前11時~午後2時)と夜(午後5時~8時)の時間帯に牛丼の調理・販売を行う。食材は吉野家が提供し、メニューは牛丼セット(大・中・小)のみ。最小スペースでのサービスを可能とするため、両社は1年にわたり研究を重ねた。同モデル店の運営を通じて飲食併設店の運用システムを精査・確立することが目的で、すぐに複数店舗を展開する考えはないという。全家は7月に大樹連鎖薬局との複合店をオープンしたほか、有機食材専門スーパー・天和鮮物との複合店も年内に開店予定など、異業種との提携を積極的に進めている。

2015-09-03 16:49:00

全国にある謎の「ご当地チェーン店」を探せ

キリン、赤いソファ、独特の世界観を醸し出す、このお店はいったい……?
なぜそうなるのかの理由が、すぐにはわからない。TBSテレビ『世にも不思議なランキング なんで?なんで?なんで?』(次回は9月7日<月>よる8時放送)は、そんな不思議なランキングの謎を解き明かす番組だ。データの裏側を探ると、驚きの事実が次々と明らかになってくる。

 

駅前の繁華街やショッピングモールの中、あるいはロードサイドなどでよく見かけるファストフード店。その名のとおり、比較的お手頃な値段で手早く食事を済ませられる外食形態だ。直近ではコンビニなど中食の攻勢もあり、和風、洋風を問わず伸び悩み傾向にある店が多いが、若い世代を中心として親しみを持たれている。

牛丼をはじめとする和風を除き、洋風のファストフード店で日本一のネットワークを擁するのは、約3100店を構えるマクドナルド。2番手はモスバーガーの約1400店、3番手にはケンタッキーフライドチキンの約1150店が続く。いずれもテレビCMでもおなじみの大手チェーンだ。

確かに全国津々浦々でマクドナルドやモスバーガー、ケンタッキーを見掛けることは多い。ところが、北海道南部の中心都市で港町としても有名な函館エリアに限ってみると、まったく違う風景が見えてくる。以下をご覧いただきたい。

■函館エリアのファストフード店舗数ランキング
1位 ラッキーピエロ
2位 マクドナルド
3位 ケンタッキーフライドチキン
(番組調べ)

 

ラッキーピエロ? 名前を聞いたことのない人が大半だろう。ネットで検索してみると、「函館名物ハンバーガー」「キングオブB級グルメ」などというキーワードを見つけることができた。どうやら、マクドナルドやモスバーガー、ロッテリアなどのようなハンバーガーショップのようだ。

ラッキーピエロは、函館エリアに17店を構え、1年間で180万人以上が来店するという人気ぶりである。いったいどんなお店なのか。函館で街行く人に聞き込みをしてみた。曜日や時間にかかわらずいつも満員だということと、意外な話が聞けた。ハンバーガーショップなのに、「テーマパーク」「遊園地」などの話題が出てきたのだ。

 
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2015-09-03 16:41:00

~国際的な穀物等の需給の見通し(2015/16年度)~
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 穀物全体の生産量は、前年度より減少。消費量を下回り、期末在庫率は低下する
見込み。穀物全体の期末在庫率(21.7%)は前年度(22.0%)を下回る見込み。
(1)生産量:24.82億トン(前年度比-0.6%)
(2)消費量:24.84億トン(前年度比+0.7%)
(3)期末在庫率:21.7%(前年度差-0.3ポイント)

【品目別の需給見通し】
<小麦>
 生産量は、EU、インド等で減少するものの、中国、米国等で増加することから、
世界全体では史上最高となった前年度を更に上回る見込み。生産量は消費量を上回り、
期末在庫率は上昇する見込み。
(1)生産量:727百万トン(前年度比+0.2%)
(2)消費量:715百万トン(前年度比+0.8%)
(3)期末在庫率:31.0%(前年度差+1.4ポイント)
・米国の生産量は、収穫面積の増加及び単収の上昇から、前年度を上回る。期末在庫
率も上昇。
・EUの生産量は、収穫面積の減少及び夏の高温乾燥の影響による単収の低下から、
前年度を下回る。期末在庫率も低下。
・中国の生産量は、収穫面積の増加及び単収の上昇から、前年度を上回り、史上最高。
期末在庫率も上昇。

<とうもろこし>
 生産量は、中国等で増加するものの、米国、EU、ブラジル等で減少することから、
世界全体では前年度より減少する見込み。生産量は消費量を下回り、期末在庫率は低
下する見込み。
(1)生産量:986百万トン(前年度比-2.1%)
(2)消費量:988百万トン(前年度比+0.4%)
(3)期末在庫率:19.7%(前年度差-0.3ポイント)
・米国の生産量は、収穫面積の減少及び単収の低下から、前年度を下回る。期末在庫
率も低下。
・中国の生産量は、収穫面積の増加及び単収の上昇から、前年度を上回り、史上最高。
期末在庫率も上昇。
・ブラジルの生産量は、とうもろこしから収益性の高い大豆に転換されることから収
穫面積が減少し、前年度を下回る。期末在庫率も低下。

<米>
 生産量は、中国、インド等で増加し、世界全体では前年度より増加し、史上最高と
なる見込み。消費量も増加し史上最高となり、生産量を上回ることから、期末在庫率
は低下する見込み。
(1)生産量:479百万トン(前年度比+0.5%)
(2)消費量:488百万トン(前年度比+0.9%)
(3)期末在庫率:18.6%(前年度差-2.1ポイント)
・中国の生産量は、収穫面積の増加及び単収の上昇から、前年度を上回り、史上最高。
期末在庫率は低下。
・インドの生産量は、単収が低下するものの収穫面積が増加し、前年度を上回る。期
末在庫率は在庫の取り崩しから低下。
・タイの生産量は、収穫面積の減少及び単収の低下から、前年度を下回る。期末在庫
率も低下。

<大豆>
 生産量は、アルゼンチン、米国、中国等で減少するものの、ブラジル、インド等で
増加することから、世界全体では前年度より増加し、史上最高の見込み。生産量は消
費量を上回り、期末在庫率は上昇する見込み。
(1)生産量:320百万トン(前年度比+0.2%)
(2)消費量:310百万トン(前年度比+4.4%)
(3)期末在庫率:28.0%(前年度差+0.9ポイント)
・米国の生産量は、収穫面積が増加するも、高単収を記録した前年度に比べ単収が低
下することから前年度を下回る。期末在庫率は上昇。
・ブラジルの生産量は、とうもろこし価格の低迷により大豆に転換されることから収
穫面積が増加し史上最高。期末在庫率は低下。
・中国では、生産量が減少し、消費量が増加することから、輸入量が増加し、世界全
体の貿易量の64%を占める。期末在庫率は低下。


詳しくは、「食料需給インフォメーション」
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/jki/index.html

内「海外食料需給レポート」
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/jki/j_rep/index.html
でご覧ください。



2015-09-03 16:34:00

タイ  2015/08/31(月曜日)
ラーメン幸楽苑が新業態店、イメージの一新図る[商業]

ラーメン店チェーンを展開する幸楽苑ホールディングスは28日、タイで新しいタイプの店舗「ネオ幸楽苑」の1号店を開店した。投資額は1,200万バーツ(約4,000万円)。日本風のモダンアートを取り入れたカフェ風の店舗で、従来のイメージを一新する。タイ国内でラーメン店の競争が激化し認知度が伸び悩む中、新店舗の展開で巻き返しを図る。

 



「ターゲットは100%タイ人」――。現地法人、幸楽苑(タイランド)の新井田昇・最高経営責任者(CEO)はそう語る。新店舗を開店したバンコク北郊ノンタブリ県バンヤイの大型商業施設「セントラル・ウエストゲート」は、バンコク中心部から車で40分ほど。観光客の姿は少なく、地元客でにぎわいを見せる。新井田氏は「タイのマーケットは若者が多くて元気のある印象」と述べ、今後は日本人だけでなく、地元の若者をターゲットに店舗を拡大する方針を示した。

■月間売上200万バーツ見込む

新店舗のデザインは、デザイン家具販売のリグナ(東京都中央区)が手掛けた。落ち着いた照明の下、モダンな造りの椅子やテーブルが並ぶ。席数は70席。新店舗の開店を記念し、タイで新たに販売を開始した豚骨しょうゆベースの「司らーめん」を目玉商品の一つにする。新店舗は月間約200万バーツの売り上げを見込む。

幸楽苑(タイランド)は、2012年に初の海外店をバンコク・エカマイ地区に開店してから4店舗を展開。各店舗に1日当たり350~400人が来店する一方で、昨年6月にはバンコク東部の商業施設「ザ・モール・バンカピ」に出店していた店舗の採算が取れず閉店。新井田氏は「ターゲットを見誤り、売り上げが伸び悩んだ」と説明する。

タイのラーメン市場では、ハチバン(石川県金沢市)が展開する「8番らーめん」が100店以上とダントツの出店数を誇るほか、日本のラーメン店が続々と進出。競争が激化している中で、新店舗の形態がタイで受け入れられれば、既存店舗の改装も視野に入れる。

まずはブランドの定着を最優先に、全体では向こう3年で30店舗、中期的には100店舗の展開を目指す方針。ネオ幸楽苑としては、10月に東部チョンブリ県シラチャーに2号店をオープンする予定だ。店舗の拡充に加え、フェイスブックページを立ち上げて割引キャンペーンをアピールするなど、今後はオンライン上の販売戦略にも注力していく。

幸楽苑(タイランド)は11年9月設立。14年度の売上高は6,222万バーツだった。15年度は前年度比31%増の8,152万バーツを目指す。


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