インフォメーション

2013-12-15 10:50:00

<業界関係者対象>
第28回サロン・デ・ヴァン・ド・ロワール
28 eme  edition du Salon des Vins de Loire
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2014年2月3(月)~5日(水)、アンジェのパルク・デ・ゼクスポジションに
て、28回目となるサロン・デ・ヴァン・ド・ロワールが開催される。550社の
出展が予想されるこのサロン・デ・ヴァン・ド・ロワールは、ロワールの主要
なイベントであり続けるために、リニューアルを行う。その目的は、この見本
市を発展させ、さらに活性化させること。そして、ロワールワイン委員会の協
力のもとに、業界関係者向けへの情報発信を強化することである。

続きは以下で ↓
http://www.franceshoku.com/mailmagazine/2013/mm1210.html#committee-1

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ミュスカ・ド・ノエル解禁
Sortie officielle du Muscat de Noel
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11月21日、VDNのミュスカ・ド・ノエルが今年も解禁となった。

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http://www.franceshoku.com/mailmagazine/2013/mm1210.html#committee-2

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リゴット・ド・コンドリウとモン・サン・ミシェルのプレ・サレがAOP取得
La Rigotte de Condrieu obtient l’Appellation d’Origine Protegee
Les Pres-sales du Mont-Saint-Michel obtiennent l'Appellation
d'Origine Protegee
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「リゴット・ド・コンドリウ(La Rigotte de Condrieu)」と、「モン・サン・
ミシェルのプレ・サレ(Les Pres-sales du Mont-Saint-Michel」 がAOP(原
産地呼称保護)を取得した。前者は2013年11月19日、後者は22日のEU官報に掲
載された。

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http://www.franceshoku.com/mailmagazine/2013/mm1210.html#committee-3

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トゥールのリエットとブルトンのパテ・ド・カンパーニュがIGP取得
Les Rillettes de Tours obtiennent l’Indication Geographique Protegee
Le Pate de campagne breton obtient l’Indication Geographique
Protegee
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「トゥールのリエット(Les Rillettes de Tours )」と、「ブルトンのパテ・
ド・カンパーニュ(Le P&acirct&eacute de campagne)」 がIGP(地理的表示
保護)を取得した。前者は2013年11月15日、後者は22日のEU官報に掲載された。

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◆フランス情報◇◇
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コンクール「チャレンジ・ミレジム・ビオ」
Challenge Millesime Bio 2014
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有機栽培のぶどうから造ったワインを対象とした品評会「チャレンジ・ミレジ
ム・ビオ」の審査が、11月26日にモンペリエ近郊で行なわれた。

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ヴランケン・ポメリー・モノポールとカステルがロゼワイン世界一のために新
会社設立
Vranken-Pommery et Castel 
s'unissent pour donner naissance au leader mondial des vins roses
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ロゼワインでフランストップの生産量を持つリステル社を所有するシャンパー
ニュのヴランケン・ポメリー・モノポール社と、ボルドーのカステル社はこの
ほど、世界のロゼワインのリーダーとなることを目標に、ロゼワインに特化し
た新会社を共同で設立することを発表した。

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2013-12-07 11:19:00

シンガポール  2013年12月6日(金曜日)
水産品と和牛を売り込み、ジェトロ商談会[農水]

日本貿易振興機構(ジェトロ)は5日、地場輸入業者や飲食店を対象にした日本産の農水産物・食品の輸入商談会を開催した。初めてテーマ食材を水産品と和牛に限定した。テーマを絞り込んで売り込みの効率化を図り、商機拡大を狙う。シンガポールでの日本食人気を、日本食材の輸入量拡大につなげたい考えだ。

 



商談会には9都県から水産物関係業者9社、和牛業者3社の合わせて12社が出展。地場の輸入業者や飲食店関係者ら約120人が参加した。これまでの日本産食品の商談会は、自治体や地域団体の主催が多く、取り扱う商材も多岐にわたっていた。水産物と和牛に限定した理由について、ジェトロ・シンガポールの小林努氏は「輸入業者や飲食店の多くは、得意とする食材を持つ。テーマを絞り込むことで、集中的により多くの業者と商談できるようになる」と語り、実際に地場業者の問い合わせも通常の商談会より多かったという。シンガポールの食品輸入量のうち、日本の占める割合は2%弱にとどまっていると指摘し、日本食レストランが約900軒あるなど日本食が人気の状況を日本産食品の需要につなげていきたいと強調した。

宮城県石巻市から出展したヤマトミは、生臭さを消すため燻製にしたしめさばや塩辛などを紹介。同社の千葉尚之取締役によると、震災をきっかけに海外に目を向けたという。シンガポールでの売り込みは初めてだが、地場バイヤーの反応は「想像していたより具体的なものが多かった」とし、今後は価格の折り合い次第だと述べた。テーマを絞った商談会は同業者が集まるため、情報交換にも役立ったという。

参加した地場食品輸入会社のタン・ツァイザオ氏は、テーマが絞られたことで商談がしやすくなったと語り、「味と品質で日本食材には安定した需要がある。原子力発電事故の影響も現在はない。もっと多くの食材を知りたい」と、新たな商材探しに意欲を示していた。


2013-12-07 11:13:00

JRT(ジャパン・リアル・タイム)がミシュランの東京とその周辺地域レストラン・ガイド最新版を基に算出したところによると、日本は最高位の三つ星獲得レースで、1軒のレストランが格下げされたものの、フランスをわずかに上回って世界一の座を維持した。

Kazutaka Ozawa/Bloomberg News

フランス・タイヤメーカー、ミシュランが発行しているレストランガイド「東京、横浜、湘南」の2014年版によれば、三つ星を獲得したこの地域のレストランは14軒だった。10月に発行された関西版の三つ星レストラン14軒と合わせると、日本は28軒が三つ星を獲得した。これは今年3月に発行されたフランスのミシュラン・ガイド2013年版での三つ星獲得レストラン27軒を1軒上回る。日本、具体的には東京とその近隣地域、および関西は、これで3年連続でフランスを上回ったことになる。 (注=日本とフランスの格付けはJRTの独自の調査に基づいている。日本ミシュランタイヤ社の広報担当者は、日本とフランスの比較は基準が異なった「リンゴとオレンジの比較」のようなものだと釘を刺している。同担当者は「こうした国別比較は全く適切でない。われわれは、フランスのように日本全域のガイドを発行していないからだ」と述べた。フランスの2014年版は来年3月に発行される見通しだ)。

日本にはこのように三つ星レストランが多数あるが、今回三つ星から1ランク格下げされたレストランが1軒ある。銀座のてんぷら「七丁目 京星」で、三つ星の認定を失い、二つ星となった。ミシュランは格下げの理由を明らかにしていない。

「七丁目 京星」店主の榊原茂彌さんはJRTに対し、「われわれの価値観はミシュランの調査官とは異なっている。このため、来年はわれわれの店を格付けしないようミシュランに要請しようかと考えている」と述べた。

一方、二つ星に格上げされたり、一つ星を新たに獲得したりしたレストランは合計21軒に上っている。

三つ星レストランの合計数では日本がフランスをわずかに上回っているが、フレンチは日本のランキングの中で強い存在感をみせている。フレンチあるいは現代風フレンチの料理を出す東京および東京周辺の星付きレストランは50軒以上で、日本料理以外では最大となっている。

例えば三つ星のフレンチレストランである東京の「カンテサンス」と「ジョエル・ロブション」は5年前のミシュラン・ガイド東京版発行開始以来、連続でリストアップされている。小さなすし店の「すきやばし次郎本店」を含む4店も、発行当初から三つ星を維持している。

2014年版はまた、3万円(約300ドル)の豪華なフグ料理の三つ星レストラン「臼杵ふぐ山田屋」、あるいは約2万円の銀座の三つ星すし店「鮨 水谷」といった高価なレストランに手の届かない人々にも配慮し、「ビブグルマン(Bib Gourmand=コストパフォーマンスによる評価)」のカテゴリーを設けた。これは、星は付かないが5000円以下の食事が楽しめるフレンチないしイタリアンのレストランで、157店がリストアップされている。

このミシュラン「東京・横浜・湘南」ガイドは12月6日に店頭で発売される。ウェブサイトでも閲覧できる。

原文(英語):Japan Keeps Three-Star Culinary Title
http://blogs.wsj.com/japanrealtime/2013/12/04/japan-keeps-three-star-culinary-title/


2013-12-07 11:04:00

ベトナム  2013年12月5日(木曜日)
最もよく飲むビールは「ハノイ」、W&S調査[食品]

最も頻繁に飲むビールは、国営ハノイ・ビア・アルコール飲料総公社(ハベコ)の「ハノイビール」――。日本人経営のオンライン調査会社W&S(ホーチミン市)が実施したビール消費に関するインターネット調査でこのような結果が明らかになった。

 



回答者4,451人のうち、ビールを「毎日飲む」と答えたのは6.1%に相当する271人。最も回答が多かったのは「週に2~3回」で、29%に当たる1,289人だった。

最も頻繁に飲むビールは、ハベコの「ハノイビール」で、26.6%の1,184人が答えた。地域別では、ホーチミン市在住者が0.4%と少数だったものの、ハノイ在住者の63.9%、その他省市の21.9%が回答した。

次いで、世界的なビールブランド「ハイネケン」が22.1%(ホーチミン市=29.6%、ハノイ=19.4%、その他=17.5%)、サイゴン・ビア・アルコール飲料総公社(サベコ)の「333」が14.2%(ホーチミン市=20.7%、ハノイ=5.7%、その他=14.9%)で続いた。このほか、シンガポールの「タイガー」は8.3%、サッポロの「サッポロプレミアム」は0.8%から回答を得ている。

■「サッポロ」認知度、HCM市では半数

調査ではまた、サベコの「333」が最も高く認知されているビールブランドであることが分かった。回答者の87.8%に当たる3,910人が回答し、地域別ではホーチミン市が91.9%、ハノイが85.7%、その他の省市が85.8%だった。これに、「ハイネケン」が79.7%、「タイガー」が74.7%で続いた。

サッポロの「サッポロプレミアム」は全体で27.5%にとどまったが、ホーチミン市では52.5%と半数以上に認知されていることが判明。一方、ハノイでは12%、その他では16.8%にとどまった。

調査は14万人近くが登録しているW&Sのオンラインパネル「ビナリサーチ」を通して実施。回答者のうち37.2%が男性だった。年齢別では、21~24歳が33.3%、25~29歳が29.9%、30~34歳が16.8%など。リポートはサイト<http://vinaresearch.jp/news/detail.php?ID=50>で確認できる。


2013-12-04 10:12:00

今回は「マ-ケケティンク戦略のタイプ」の続きについて考え方を説明しよう。

 

マ-ケティング戦略の確立(10

 

③ 深層需要開発型

1.深層の意味

 「深層」という意味は、深い層とか奥深く隠れたところということであり、よく「マ-ケティング」において、「モチベ-ション・リサ-チ」の方法の一つとして「深層面接法」がある。

 

2.深層面接

 それは面接者の購買行動を引き起した動機を、面接者がまったく意識していない、いわゆる「深層」まで見極めようとする方法であるが、まさに生活者の「深層」に秘められていても、表面上にはまったく現れていない需要動機というものが必ず存在するものなのである。

 

3.生活者の不便

 世の中には生活者が不便に思っていることが非常に多いが、そのような商品やサ-ビスを提供する店舗がまったくない場合は、いかに生活者が欲しがってもないものはないので、しようがないとあきらめている。

 

4.生活者は叫べない

 つまり、生活者がいかに欲しくても、生活者が叫ぶところはまったく存在していなく、不便をかこっているのである。またそれがどのような形のビジネスかもまったく想像すらできない。

 

5.ス-パ-マ-ケットの例

 コンビニエンスストアを例にとると、コンビニエンスストアが登場する前は、ス-パ-マ-ケットの小型化店とか食料品の近代化というふうに見られていた。しかし、これでは今日の発展はあり得なかった。

 なぜなら、ス-パ-マ-ケットは、たしかに品揃えでははるかに多いが、それは主婦を対象にした品揃えであり、多品種の中から自分の好みに合致する商品を選択してもらおうとするものである。

 その上、ス-パ-マ-ケットは、売り場が拡大の一途をたどっており、食品だけでも相当な品種が陳列されていて、商品を探すのに時間がかかるし、レジスタ-で精算するにも行列をしなくてはならない。

 またス-パ-マ-ケットは、どちらかというと、商品化されたものではなく、素材そのものやら、半加工品のものが圧倒的に多い。最近になって、営業時間は、朝10時から夜8時とか9時とかになってきているが、それまでは長い間7時までであった。

 

6.コンビニエンスストアは深層需要開発型

 これに対して、コンビニエンスストアは、このス-パ-マ-ケットにない機能やサービスを提供している。まず商品の品揃えであるが、食品にたとえれば、買ってその場で食べられるものばかりという特徴がある。

 これがコンビニエンスストアの強みであり、商品の種類は標準的に1店当たり2,500品目ではあるが、ほとんど売れ筋が取り揃えられている。

 また、お客様がご来店されても、店舗の面積が狭いので商品を探すのにも時間がかからないし、レジスターでも待たされない。しかも、営業時間は24時間であるので、いつ行っても買い物ができるというのも嬉しいし、心理的にもお客様にとって大変ありがたい。

 例えば、電池一つをとっても、家庭ではそう買い置きしているものではないので、切らしてしまうと電気屋さんは閉まっているので手に入らない。また香典袋についても、不祝儀は突然やってくるので、近所に文具屋さんがなかったり、あっても営業時間が短かったり、休日にぶつかる。このような場合、コンビニエンスストアがあるとホットする。

 また、おにぎりやサンドイッチをたった一つ買う場合でも、気軽に買えるし、しかも飲物もそろっているので、ちょっとお腹を満たしたい時でも気軽に利用できる。また、お弁当もあれば、おそば類もあるし、サラダやお惣菜もあるといったように、食事をしたい時でも利用できる。つまり、いつでも、どんな購買動機でもお客様の「ニーズ」を満たしてくれる。

 例えば、独身の人が会社の帰りにコンビニエンスストアに立ち寄り、夕食にはお弁当、あるいは白いご飯とお惣菜といったように、自分でアレンジできるし、残業した後の夜食ならおにぎりもあるし、カップラ-メンもあるというだけでなく、翌朝の食事のパンや飲物もあるといったように、独身者の冷蔵庫代わりの機能も有しているし、雑誌やマンガもおいてあるので、今の若者の生活感覚にもピッタリ合致している。

 さらに、最近は高齢化社会になってきて食事を作ることがおっくうな場合でも、コンビニエンスストアで十分間に合うし、家族でレジャ-に行く場合でも、母親は家族より早く起きてお弁当を作らなくても良いし、レジャ-帰りにファミリ-レストランに寄らなくても、コンビニエンスストアで買えば、早く家に帰れるといった利用が増えているのも現実の姿である。

 しかも、コピ-サ-ビス、宅配便とかDPEの取次ぎをはじめ、各種の収納代行業務(電気料金、ガス料金、生命保険料金、放送受信料、電話料金、ファミリ-バイク保険、自賠償保険、雑誌前払い料金など)、はがきや切手といったように、今までこれらのサ-ビス機能が不足していた人にとっては非常に便利である。これからは、決済だけではあるが、銀行の機能ができていくので、ますます便利になっていく。

 最近では、ミ-ルサ-ビスの宅配便もできた。この場合、自宅でも受け取れるし、店でも受け取れる。したがって、家でいつ来るか待たなくても、安心して外出ができるのが嬉しい。しかも、お金の支払をその場でしなくても良いという便利さがある。また、メニューが毎月変わるので飽きることもない。

 このように見てくると、コンビニエンスストアというのは、独身者ばかりでなく、生活機能のベースに役立ちそうな「コンビニエンス」を提供している。しかも、出店している場所は生活者の生活地域であるし、多くの店舗のオ-ナ-は地元の人であるので、地域住民に密着したビジネスといえる。

 そして、これらのコンビニエンスストアという機能は、お客様が内心欲しいと思っていても実現できなかったものを、コンビニエンスストアというまったく新しいビジネスで実現させたものであり、お客様の「ニ-ズ」の実現というより、「ウォンツ」の開発までしたビジネスといえる。

 つまり、このビジネスをお客様の立場から考えていくと、「お客様の不満解消店」であり、さらに「お客様への生活提案店」でもあるので、さらに「深層需要開発型」の典型的な例であろう。

 

 

 

 

 


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