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2013-12-07 11:04:00

ベトナム  2013年12月5日(木曜日)
最もよく飲むビールは「ハノイ」、W&S調査[食品]

最も頻繁に飲むビールは、国営ハノイ・ビア・アルコール飲料総公社(ハベコ)の「ハノイビール」――。日本人経営のオンライン調査会社W&S(ホーチミン市)が実施したビール消費に関するインターネット調査でこのような結果が明らかになった。

 



回答者4,451人のうち、ビールを「毎日飲む」と答えたのは6.1%に相当する271人。最も回答が多かったのは「週に2~3回」で、29%に当たる1,289人だった。

最も頻繁に飲むビールは、ハベコの「ハノイビール」で、26.6%の1,184人が答えた。地域別では、ホーチミン市在住者が0.4%と少数だったものの、ハノイ在住者の63.9%、その他省市の21.9%が回答した。

次いで、世界的なビールブランド「ハイネケン」が22.1%(ホーチミン市=29.6%、ハノイ=19.4%、その他=17.5%)、サイゴン・ビア・アルコール飲料総公社(サベコ)の「333」が14.2%(ホーチミン市=20.7%、ハノイ=5.7%、その他=14.9%)で続いた。このほか、シンガポールの「タイガー」は8.3%、サッポロの「サッポロプレミアム」は0.8%から回答を得ている。

■「サッポロ」認知度、HCM市では半数

調査ではまた、サベコの「333」が最も高く認知されているビールブランドであることが分かった。回答者の87.8%に当たる3,910人が回答し、地域別ではホーチミン市が91.9%、ハノイが85.7%、その他の省市が85.8%だった。これに、「ハイネケン」が79.7%、「タイガー」が74.7%で続いた。

サッポロの「サッポロプレミアム」は全体で27.5%にとどまったが、ホーチミン市では52.5%と半数以上に認知されていることが判明。一方、ハノイでは12%、その他では16.8%にとどまった。

調査は14万人近くが登録しているW&Sのオンラインパネル「ビナリサーチ」を通して実施。回答者のうち37.2%が男性だった。年齢別では、21~24歳が33.3%、25~29歳が29.9%、30~34歳が16.8%など。リポートはサイト<http://vinaresearch.jp/news/detail.php?ID=50>で確認できる。