インフォメーション

2011-05-17 17:56:00

オンライン旅行会社のエクスペディアは、2011年のベストホテルランキングを発表した。それによると、トップはシアトルにある「シーダーブルック ロッジ」が選ばれた。

http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1105/16/news119.html

 


2011-05-17 17:54:00

【生体牛価格が下落】

過去最高の牛肉小売価格やパッカーの在庫状況など牛肉市場の動向を受けて、生体牛の現金取引価格は5月1週早々に下落している。カンザスとテキサスの生体牛価格は前週比2ドル安、枝肉では3~4ドル安になっている。また、処理頭数の急減や取引の少なさへの懸念も加わって、5月2日の生体牛先物相場は急落した。価格リスクをヘッジしているサザン・プレーンズの肥育業者達は、現金価格と先物価格の有利な関係を生かして安値を受け入れている。メモリアル・デーの連休に向け、生体牛価格はパッカー在庫の状況次第で5月1~2週に若干持ち直す可能性もあるが、その後夏場に入ると例年通り下降するだろう。

【食肉小売価格、過去7年で最大の上げ幅】

肉牛頭数の減少と国内外の需要増のため、2011年度の食肉価格は前年比で6~7%上昇し、8.4%を記録した2004年以来最大の値上がりになると米国農務省(USDA)は予測している。特に生体牛頭数は、1950年代以来最低値になっている(USDA経済調査局)。またドル安で輸出に拍車がかかり、一部の海外市場で米国製品に割安感がでている。一方で燃料の値上がりもあり、生産・輸送費に加えて飼料コストが増加している。

家庭消費用の食品全体で、3.5%~4.5%の値上がりが予想されており、食肉カット別でみると、3月度はいずれも前年比でボンレス・ポークチョップは15%、ベーコンは24%、チョイス・ボンレスサーロインも15%、赤身牛挽肉は9%(インフレ未調整)値上がりした。

牛肉小売価格は過去最高の値上がりで、消費者は豚肉や鶏肉に流れている。特にガソリンが4ドル以上値上がりすると、その傾向はいっそう強まるため、直近の月だけでなく、夏季を通じて売り上げに影響するのではと懸念が広がっている。

【牛肉卸売高値、フードサービス業への影響】

牛肉卸売価格の値上がりを受けて、一般レストランからハンバーガーチェーンを含む外食業界は値上げ、分量カット、他のビーフアイテムへの切り替え、チキンメニューの追加など、それぞれ対応を余儀なくされている。マクドナルドは4月4週に牛肉、乳製品等食材の値上がりを予測して、顧客の来店を維持するためにも値上げは慎重に行うと述べている。

あるエコノミストは「牛肉需要の動向は不透明だ。燃料、食品の値上がりで消費者はすべての支出で倹約を迫られるだろう。これまでの調査で牛肉小売価格の上昇は、豚肉、鶏肉と比べて需要への影響が大きい。食肉全体が値上がりすると、消費者は牛肉をあきらめる傾向が強い」と述べている。

※2011年5月2日 Cattle Buyers Weekly

2011-05-17 17:53:00

日本の農林水産省は13日、タイ政府との間で、同国向けの日本産食品輸出に関し、輸
出証明書の要件、様式などの詳細を確定したと発表した。福島第一原子力発電所の事
故後、タイ政府が日本産食品の輸入に証明書発行を要求していたことを受けた措置。
(タイ版編集長・福地大介)
http://news.nna.jp/free/news/20110516thb002A.html

 


2011-05-14 22:35:00

【5月12日 AFP】国連食糧農業機関(Food and Agriculture OrganisationFAO)は11日、世界で毎年生産される食料のうち3分の1に当たる約13億トンが無駄に廃棄されているとする報告書を発表した。

 この13億トンという数字は、世界の年間穀物生産高の半分以上にあたる。報告書によると、発展途上国では不作やインフラの不備などに起因した食料不足が問題になっているのに対し、先進国では小売業者や消費者がまだ食べられる食料を廃棄する傾向が見られる。欧米諸国で消費者が無駄に廃棄する食料は1人あたり年間95~115キロにのぼっているという。

 報告書はまた、「各種調査によると消費者は外見よりも安全性や味を重視している」のに、先進国の小売業者は食料品の外見を重視しすぎていると指摘。

■「増産」よりも「無駄にしない」ことが得策

 先進国ではさらに、特大のインスタント食品が生産されたり、レストランで「食べ放題」ビュッフェが提供されるなど、消費者は必要以上の食料を口に入れるよう仕向けられていると指摘する。

 その一方で、世界の飢餓人口は9億2500万人以上にのぼっている。報告書は、「天然資源が限られていることをかんがみると、増え続ける世界人口の食を確保するには食料の増産よりも無駄にする食料を減らす方が効率的だ」と強調している。(c)AFP

http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2799333/7201520

 


2011-05-14 22:33:00

米国農務省世界農業観測ボード(USDA/WAOB)は5月11日、2011/12穀物年度(2011年9月~2012年8月。以下、「年度」)における国内外の主要農作物の需給見通しを公表した。これによると、米国におけるトウモロコシの生産量は、天候不順による作付けの遅れから2月25日に農業観測会議で公表された予測値は下方修正されたものの、過去最高を記録すると予測された。

トウモロコシの生産量は過去最高となる見込み

 米国における2011/12年度のトウモロコシ生産量は、本年2月の農業観測会議における予測量(137億3000万ブッシェル)よりわずかに引き下げられた。これは、天候不順により作付が遅れ、1エーカー当たり予測収量が2月の予測値より3ブッシェル下方修正されたことが影響している。作付予測面積は3月の生産者意向調査の結果を受けて前年を4.5%上回る9218万エーカーと見込まれており、生産量は前年度比8.5%増の135億500万ブッシェルと、過去最高を記録した2009年度を3.2%上回ると予測された。

 一方、2011/12年度のトウモロコシ国内消費量は、2月の予測値をわずかに下回る115億5500万ブッシェル(前年度比0.04%増)と見込まれている。これを用途別に見ると、エタノール向けは、ガソリン消費量の緩やかな増加やエタノールの輸出需要を踏まえて50億5千ブッシェル(同1.0%増)に増加する一方、飼料等向けはDDGSの利用が増加していることなどから、51億ブッシェル(同1.0%減)に減少すると見込まれている。また、輸出向けについては、海外のアルゼンチンなどの競合国の生産増から18億ブッシェル(同5.3%減)に減少すると見込まれている。

 このように、消費量がほぼ前年度並みにとどまる一方、生産量は大幅な増加が見込まれることから、2011/12年度の期末在庫数量は、9億ブッシェル(前年度比23.3%増)になると予測されている。ただし、これは、依然として記録的に低い水準であるため、生産者平均販売価格は、過去最高値と推計される前年度(ブッシェル当たり5.10~5.40ドル)をかなり上回る同5.50~6.50ドルになると予測されている。

 また、今回の公表された需給見通しにおいては、2010/11年度の期末在庫が前月の予測より輸出が5000万ブッシェル減り、輸入が500万ブッシェル増えたことから前回予測値の6億7500万ブッシェルから5500万ブッシェル引き上げられた。
 今回のUSDAの在庫予測の上方修正は、市場関係者の下げ予想を覆すものであったことから、この公表直後にシカゴのトウモロコシの先物価格は30セント近く値を下げた。

大豆は生産も在庫も減少

 2011/12年度における米国の大豆生産量は、前年度を1.3%下回る32億8500万ブッシェルになると予測されている。2月に比べて6000万ブッシェル予測生産量が引き下げられたのは、作付予測面積が3月の生産者意向調査の結果を受けて140万エーカー引き下げられ7660万エーカー(前年度比1.0%減)となったことが影響した。なお、予測単収は1エーカー当たり43.4ブッシェル(同0.2%減)と2月の予測値が据え置かれている。

 これに対し、2011/12年度の大豆総消費量は、2月の予測値から3000万ブッシェル引き下げられ、33億1000万ブッシェル(前年度比0.5%減)になると見込まれている。用途別に見ると、国内搾油向けが500万ブッシェル増えて16億5500万ブッシェル(同0.3%増)となったものの、種子等向けは1000万ブッシェル減の1億1500万ブッシェル(同8.0%減)となり、輸出向けについては中国の強い輸入需要にもかかわらず競合する南米の輸出増の影響により、15億4000万ブッシェル(同0.6%減)に減少すると予測されている。

 消費量の減少よりも生産量の減少幅が上回るため、期末在庫は前年度より1000万ブッシェル減(前年度比5.9%減)と予測されている。また、ブッシェル当たりの生産者平均販売価格は、生産減と在庫減を受けて前年度の11.40ドルよりさらに上昇して12.00~14.00ドルになると予測されている。
 ただし、在庫予測が市場関係者の予測を上回ったことから、この公表直後にシカゴの大豆の先物価格は15セント近く値を下げた。
 

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