インフォメーション

2016-09-21 23:07:00

食肉需要に大きな影響力を持つフードサービス業界の状況が冴えない。7月の来店客数は前年同月比98.7%と、過去8カ月中で6カ月が前年割れとなっている。このため、レストランはメニューを変え、ドリンクなどの販売を増やすことで売上確保を試みているが、これでは食肉需要は改善しない。

6月のレポートでは、回答者の78%が「来店客数が減った」とし、「増えた」との回答は22%。ファミリーダイニング、カジュアルダイニング、高級料理店においても来店客数が「減った」とする回答が「増えた」を上回った。

下図が示すとおり、今後6ヶ月間の売上見通しでは「悪化する」と見ている経営者が、3月の10%から6月には18%、7月は21%に上昇した。「良化する」と予想する回答率も低下しており、外食産業全体のムードは芳しくない。

客数減少の一つの理由は、小売業とフードサービス業間で食品コストのインフレが食い違っていることだろう。食料品店でステーキを5.99ドルで買うか、それともレストランでステーキ・ドリンク・前菜に何十ドルも支払うかの選択だが、7月の食品のインフレ率は、自宅消費が前年比1.6%減だったのに対し、自宅外消費の食品は同2.8%増となっている。食品小売業者は調理済み食品も積極的に使用するようになっており、低コストでレストランの食事のような見た目と味を提供している。

 

※2016年9月6日 Pork Merchandiser's Profit Maximizer

 レストランの今後6カ月間の経営見通し

2016-09-21 23:06:00

2016/09/20(火)

焼肉の安楽亭、11月に子会社設立へ

焼き肉など飲食店をチェーン展開する安楽亭(さいたま市)は、11月にホーチミン市に子会社を設立する予定だ。日系企業の進出先として一層の成長が見込まれるベトナムで、焼き肉事業を展開する。

16日に開催した取締役会で決議した。子会社「安楽亭ベトナム」の資本金は40億ドン(18万米ドル、約1,850万円)で、安楽亭が全額出資する。2017年度中の事業開始を予定している。

安楽亭は、今年3月に日本貿易振興機構(ジェトロ)がホーチミン市タンフー区のショッピングモール「イオンモール・タンフーセラドン」で主催した日本食イベントに参加。市場調査を目的に約2週間にわたり試験出店した。

安楽亭は1963年の創立。店舗数は3月末時点で229店舗となっている。


2016-09-21 23:03:00

2016/09/19(月)

伊藤園、無糖の「お~いお茶」を輸入販売

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伊藤園ウルトラジャヤ・ホールセールがインドネシアで発売する「お~いお茶」(同社提供)

日本の緑茶飲料最大手の伊藤園のインドネシア合弁販売会社、伊藤園ウルトラジャヤ・ホールセールは、日本でシェア35%を持つ無糖の緑茶飲料「お~いお茶」を市場に投入したと発表した。現地では加糖の茶飲料が多い中、日系小売店や高級スーパーなどを販路に、健康志向が高く無糖茶を好む都市部在住のインドネシア人や在留邦人に照準を絞り販売する。

「お~いお茶」は500ミリリットルのペットボトル入りで、タイから輸入販売する。想定店頭価格は9,500ルピア(約74円)に設定した。首都郊外で営業する総合スーパー「イオン」では先行販売しており、10月1日からは日本食スーパー「パパイヤ」、ミニマーケット「ピーマ」、ローソン、高級スーパー「ランチマーケット」や、観光客が多いバリ島の一部店頭で販売を開始する。

伊藤園はインドネシアで、茶飲料のローカルブランド「きよら」を販売。2014年8月にジャスミンティー2種とミルクティーを投入したほか、15年5月に抹茶ラテ、今年6月にはミルクティーのヘーゼルナッツ・ミルクティー味とストロベリー・ミルクティー味の2種を発売した。

伊藤園ウルトラジャヤ・ホールセールの宮本昌郎社長は、来年以降は「きよら」に加え、伊藤園ブランド商品による無糖茶市場も開拓していくと明らかにした。


2016-09-17 23:45:00

『米国・英国における日本産米の流通構造・消費実態調査(2016年3月)』

                     ●ジェトロ農林水産・食品課、
                      ジェトロ・ニューヨーク事務所、
                      ジェトロ・ロサンゼルス事務所、
                      ジェトロ・ロンドン事務所

日本産米の世界への輸出は、2015年に22億円(7,640トン)を超え、前年比で
56%増加した。その輸出先は香港やシンガポール、台湾等アジア地域が中心だが、
今後他の地域への日本産米輸出も大きな可能性があると考えられている。
そこでジェトロでは、今後、日本産米の有望市場と考えられる米国、および
EUのうち日本産米の輸出量が最も多い英国において、日本産米の流通経路や
段階別のコスト等の流通構造、および日本産米の主な小売・外食等での
消費実態を調査した。
https://www.jetro.go.jp/ext_images/_Reports/02/2016/d5fb011ca6614cc4/rp_rice201603.pdf

 

 

 


2016-09-17 23:42:00

本調査報告書は、レストラン、カフェ、テイクアウェイ(ファーストフード的な
持ち帰り店舗業態)等の外食産業で今後英国進出を検討する事業者の参考となる
よう、英国の外食市場において特徴的である不動産市場の状況や、店舗開発に
関する規則、慣習等に加え、日本からの進出に際してよく課題となる英国のVISA
制度、現地採用、人材管理等、更には現地法人設立や店舗PR等の視点も加味して
調査の上まとめたものである。

https://www.jetro.go.jp/ext_images/_Reports/02/2016/638622088a569e72/rp_research_jpeoLondon201603.pdf

 


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