インフォメーション

2017-03-19 10:43:00

ル・コルドン・ブルー:国際的ネットワークを持つキュリナリーアーツとホスピタリティマネジメントの教育機関 Published on 2017年 3月 10日 © ル•コルドン•ブルー・パリ © ル•コルドン•ブルー・パリ © ル•コルドン•ブルー・パリ © ル•コルドン•ブルー・パリ © ル•コルドン•ブルー・パリ © ル•コルドン•ブルー・パリ © ル•コルドン•ブルー・パリ Previous Next パリで1895年に創立されて以来、ル・コルドン・ブルーは世界を牽引する、料理とホスピタリティの国際的な教育機関として、20カ国35校で毎年100カ国以上から来た約20,000人の生徒たちを育てています。 ル・コルドン・ブルーは料理だけでなく、ホスピタリティマネジメントやツーリズムに関する修士やMBAのプログラムも提供しています。 ル・コルドン・ブルーは世界中の主要な都市にあり、各学校はその国独自のフードカルチャーを大切にしつつ、フランス料理とその伝統を奨励する役割を担っています。   ル・コルドン・ブルーパリ校はキュリナリーナリーアーツとホスピタリティマネジメントを学ぶには最高のロケーションです。 パリはカリナリーアーツとホスピタリティマネジメントを学ぶには最高のロケーションです。世界における美食、ファッションそしてラグジュアリーの中心地であり、忘れられない文化体験をお約束します。 セーヌ川沿い、エッフェル塔近くに建つル・コルドン・ブルーパリ校は、料理、そしてホスピタリティマネジメントにおける最先端の、そして最もイノベーティブな機会を提供できる施設を備えています。 ル・コルドン・ブルーパリ校は、以下のようにカリナリーアーツ、ワイン、マネージメント、そして、ホスピタリティプログラムなど、多岐にわたる講座を開講しています。  

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2017-03-19 10:40:00

2017/03/16(木)

今年の飲料市場3.4億円、東南アで規模小さく

TPCマーケティングリサーチ(大阪市)が実施した調査で、今年のミャンマーの飲料市場が3億4,000万円規模にとどまることが分かった。調査対象の東南アジア7カ国の中で最大のインドネシアは7,587億円、6位のシンガポールでも569億円規模で、圧倒的に小さいことが示された。ただミャンマー市場は2013年の6,000万円と比べて約5.7倍に拡大する見通し。

同社が15日に発表した。ミャンマー市場のカテゴリー別シェアは、炭酸飲料が53.6%で最大、ミネラルウオーターが32.1%で続き、2つで85.7%を占めた。その他が14.3%。2012年の米国による経済制裁緩和後、炭酸飲料の比重が高まった。コカ・コーラとペプシコが現地生産を始めたことが要因という。炭酸飲料の比重は7カ国中で最高、ミネラルウオーターの比重はフィリピンに次いで2番目に高かった。シンガポールなどでは果汁系や紅茶系飲料の比重が比較的高かった。

調査は昨年11月から今年2月にかけ、7カ国でアサヒグループホールディングスやサントリー食品インターナショナル、ヤクルト本社、大塚ホールディングス、ポッカサッポロフード&ビバレッジ、キリンホールディングス、伊藤園、ダイドードリンコの日系飲料メーカーのほか、コカ・コーラやペプシコ、欧州のダノンやネスレを対象に実施した。


2017-03-19 10:38:00

米国農務省は、3月9日(現地時間)、2016/17年度の11回目の世界及び主要国の穀物・大豆に関す
る需給見通しを発表しました。その概要は以下のとおりです。
-2016/17年度の穀物及び大豆の生産量は消費量を上回る見込み-

1.世界の穀物全体の需給の概要(見込み)
(1)生産量
25億7,312万トン(対前年度比 4.7%増)
(2)消費量
25億5,300万トン(対前年度比 4.9%増)
(3)期末在庫量
6億2,261万トン(対前年度比 3.3%増)
(4)期末在庫率
24.4%(対前年度差 0.4ポイント減)

《主な品目別の動向》
〈小麦〉
 生産量は、EUで多雨(フランス)により減少するものの、ロシアで良好な作柄と高単収に恵まれ増
加、豪州で単収の上昇から増加、米国で冬小麦の単収が史上最高となり増加すること等から、世界全体
では史上最高となる見込み。また、消費量は、インド、中国、カナダ、ロシア等で増加することから史
上最高となる見込み。世界全体の生産量は消費量を上回るものの、期末在庫率は前年度より低下。
(1)生産量
7億5,107万トン(対前年度比 2.2%増)
・ロシア、豪州、米国、アルゼンチン等で増加、EU等で減少(前月に比べ、豪州等で上方修正)
(2)消費量
7億4,142万トン(対前年度比 4.1%増)
・インド、中国、カナダ、ロシア等で増加、EU等で減少
(3)期末在庫量
2億4,994万トン(対前年度比 4.0%増)
・中国、ロシア、米国等で増加、インド、EU等で減少
(4)期末在庫率
33.7%(対前年度差 0.0ポイント減)

〈とうもろこし〉
 生産量は、中国で国家備蓄政策廃止及び国内価格低下に伴う播種面積減により減少するものの、米国
で単収の上昇、ブラジルでは夏とうもろこし、冬とうもろこし共に播種面積及び単収の増加、アルゼン
チンでも早植えとうもろこしの播種面積及び単収の増加が見込まれること等から、世界全体では史上最
高となる見込み。また、消費量は、米国、中国、ブラジル等で増加することから史上最高となる見込み。
世界全体の生産量は消費量を上回るものの、期末在庫率は前年度より低下。
(1)生産量
10億4,924万トン(対前年度比 9.1%増)
・米国、ブラジル、アルゼンチン等で増加、中国等で減少(前月に比べ、ブラジル等で上方修正)
(2)消費量
10億3,943万トン(対前年度比  8.2%増)
・米国、中国、ブラジル等で増加
(3)期末在庫量
2億2,068万トン(対前年度比 4.7%増)
・米国等で増加、中国等で減少
(4)期末在庫率
21.2%(対前年度差 0.7ポイント減)

〈米(精米)〉
 生産量は、タイで降雨により乾季米の灌漑用水量が十分確保され作付面積が拡大、インドでは収穫面
積が増加、米国でも長粒種米の生産量が2010/11年以来最高となることから、世界全体では前年度を上
回り史上最高となる見込み。また、消費量は、インド等で増加することから史上最高となる見込み。世
界全体の生産量は消費量を上回るものの、期末在庫率は前年度より低下。
(1)生産量
4億8,035万トン(対前年度比 1.7%増)
・タイ、インド等で増加
(2)消費量
4億7,884万トン(対前年度比 1.7%増)
・インド等で増加
(3)期末在庫量
1億1,765万トン(対前年度比 1.3%増)
・中国等で増加
(4)期末在庫率
24.6%(対前年度差 0.1ポイント減)

2.世界の大豆需給の概要(見込み)
 生産量は、米国で単収の上昇から増加、ブラジルでは生育期間を通じて十分な降雨に恵まれたことに
よる単収の上昇から増加、中国では政策変更によりとうもろこしから大豆への播種転換の促進等から、
世界全体では前年度を上回り史上最高となる見込み。また、消費量は、中国、アルゼンチン等で増加す
ることから史上最高となる見込み。世界全体の生産量は消費量を上回り、期末在庫率は前年度より上昇。
(1)生産量
3億4,079万トン(対前年度比 8.9%増)
・ブラジル、米国等で増加(前月に比べ、ブラジル等で上方修正)
(2)消費量
3億3,170万トン(対前年度比 5.3%増)
・中国、アルゼンチン等で増加
(3)期末在庫量
8,282万トン(対前年度比 8.1%増)
・米国、ブラジル等で増加、アルゼンチン等で減少
(4)期末在庫率
25.0%(対前年度差 0.6ポイント増)


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【ニュース】食料需給短信
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◆Monthly食肉鶏卵速報(平成29年1月分)(新着情報)
 毎月の食肉・鶏卵の需給(生産量、輸入量、消費量)や価格の推移を取りまとめたものを公表してい
ます。
http://www.maff.go.jp/j/chikusan/shokuniku/lin/attach/pdf/index-47.pdf (PDF:324KB)

◆肉豚生産出荷予測(平成29年2月分)2月16日公表(新着情報)
 全国の肉豚出荷量の動向を予測しています。
http://www.maff.go.jp/j/chikusan/shokuniku/lin/attach/pdf/index-46.pdf (PDF:46KB)

◆畜産物卸売価格の推移(平成29年2月末)(新着情報)
 毎月の食肉の卸売価格の推移をとりまとめたものを公表しています。
http://www.maff.go.jp/j/chikusan/shokuniku/lin/attach/pdf/index-48.pdf (PDF:905KB)

◆食肉流通統計(平成29年1月分)2月28日公表(新着情報)
 豚枝肉生産量は前年同月に比べ3.2%増加、成牛枝肉生産量は前年同月に比べ0.5%増加しました。
http://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/tikusan_ryutu/attach/pdf/index-22.pdf (PDF:405KB)

◆最近の牛乳乳製品をめぐる情勢について(平成29年3月)(新着情報)
  牛乳乳製品の需給動向、酪農経営の動向、加工原料乳生産者補助金等について公表しています。
http://www.maff.go.jp/j/chikusan/gyunyu/lin/attach/pdf/index-43.pdf (PDF:617KB)

◆食品価格動向調査(野菜)
 食品の小売店における価格の動向を迅速に把握するため、農林水産省では、主要な野菜の小売価格に
ついて、平成22年4月第2週から定点的に調査を行うとともに、その結果を消費者に提供しています。
調査結果は原則、水曜日に更新します。
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/anpo/kouri/k_yasai/h22index.html
(平成29年2月27日から3月1日の調査結果)3月8日更新(新着情報)
 調査対象のうち、5品目の価格は、前回と比べると-6%~+3%の範囲内となっています。
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/anpo/kouri/k_yasai/attach/pdf/h22index-34.pdf (PDF:152KB)

◆食品価格動向調査(食肉・鶏卵)
 食品の小売店における価格の動向を迅速に把握するため、農林水産省では、牛肉等の小売価格につい
て、平成15年8月から定点的に調査を行うとともに、その結果を消費者に提供しています。調査結果は
原則、調査実施週(毎月12日を含む週)の翌週水曜日に更新します。
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/anpo/kouri/k_gyuniku/index.html
(平成29年2月13日から2月15日の調査結果)2月22日更新(新着情報)
  調査対象5品目の価格は、前月と比べると、-3~+2%となっています。
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/anpo/kouri/k_gyuniku/attach/pdf/index-10.pdf (PDF:96KB)

◆2050年における世界の食料需給見通し(平成24年6月29日)
  -世界の超長期食料需給予測システムによるベースライン予測結果-
 農林水産省は、平成22年度及び平成23年度に外部シンクタンクに委託し、世界の超長期食料需給予
測システムを開発し、それに基づき、2050年の世界の食料需給見通しに関する定量的なベースライン予
測分析を行いました。
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/jki/j_zyukyu_mitosi/index.html

◆2025年における世界の食料需給見通し(平成28年3月)
  -世界食料需給モデルによる予測結果-
 農林水産省(農林水産政策研究所)は、平成20年度より実施中の世界の食料需給に関するプロジェク
ト研究の一環で開発した世界食料需給モデルを用いて、2025年における世界の食料需給見通しに関する
定量的な予測分析を行いました。
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/jki/j_zyukyu_mitosi/index.html

◆料理自給率計算ソフト「クッキング自給率(こくさんと学ぶ料理自給率計算ソフト)」
 食料自給率を身近に感じてもらえるよう、料理に使われている食材の種類、量及び生産国を入力する
ことで、料理のカロリーベース自給率、生産額ベース自給率、栄養成分(ビタミン、ミネラル26種類)
の摂取量を簡単に計算できるパソコン用ソフトを農林水産省ホームページに掲載しています。
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/zikyu_ritu/keisan_kokusan.html

◆パンフレット「ニッポン食べもの力(りょく)見っけ隊」及び動画「食料自給力ってなあに?」
(平成28年8月5日更新)
 我が国の食料自給率や食料自給力、食料安全保障について、小学生(高学年)でも理解できるよう、
イラストを多用しわかりやすく解説したパンフレットを作成・公表しました。また、食料自給力につい
て、アニメーションを通じてわかりやすく解説した動画を作成・公表しました。
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/zikyu_ritu/panfu1.html

◆平成27年度食料自給率等(平成28年8月2日公表)
 平成27年度の食料自給率及びその前提となる食料需給表について、公表しました。
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/fbs/index.html


◎需給に関する情報は需給インフォメーションで
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/jki/index.html


2017-03-12 13:20:00

ロワールのAOCの2016年の輸出金額が過去5年間で最高に
Record en valeur des exportations des vins AOP du Val de Loire en 2016
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ロワールのAOCワインの2016年の輸出金額が、対前年7%増の2億5,600万ユーロ
と、過去5年間(2012-16年)で最高となったことがわかった。

続きは以下で ↓
http://www.franceshoku.com/mailmagazine/2017/mm0310.html#committee-1


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◆フランス情報◇◇
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農業コンクール2017
Concours General Agricole Produits & Vins 2017
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2月25日~3月5日、パリのポルト・ド・ヴェルサイユの見本市会場で開催され
た国際農業展(Salon International del'Agriculture(SIA))にて、ワイン、乳
製品などの農産品を対象とした農業コンクール(Le Concours General
Agricole)が開催された。

続きは以下で ↓
http://www.franceshoku.com/mailmagazine/2017/mm0310.html#france-1

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昨年をわずかに上回る来場者数で、国際農業展が閉幕
Salon de l'Agriculture Legere hausse du nombre de visiteurs
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3月5日に閉幕した国際農業展(Salon International del'Agriculture(SIA))へ
の来場者数は昨年をわずかに上回った。大統領選挙を目前に控え、候補者たち
も訪れた。

続きは以下で ↓
http://www.franceshoku.com/mailmagazine/2017/mm0310.html#france-2

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北部ワイン産地の国際展示会 第一回VinoVision Paris  成功裏に終了
VinoVision Paris, une premiere edition convaincante
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「北部」の産地の豊かさや多様性をアピールするための業界関係者向けの初め
てのワイン展示会「VinoVision Paris」が2月12~14日、パリで開催された。

続きは以下で ↓
http://www.franceshoku.com/mailmagazine/2017/mm0310.html#france-3

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適正価格の牛乳が衝撃的な成功
Le succes fulgurant du lait equitable
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消費者が価格を決めた革新的な消費者ブランド「C'est qui le patron?(主は
誰?)」の高温滅菌牛乳が、発売以来4か月の販売量が500万パックを超える成
功をおさめた。大規模小売業では、この数年間で最も販売が伸びた商品の一つ
となった。

続きは以下で ↓
http://www.franceshoku.com/mailmagazine/2017/mm0310.html#france-4



2017-03-12 13:18:00

L.A.のアイコン的レストラン Musso&Frank Grill を大特集!

Photo courtesy of Musso & Frank Grill

100年近い歴史があるMusso&Frank Grillは、L.A.でアイコン的なレストランとして愛される老舗の名店です。今回はMusoo&Frank GrilのCOO、CFO兼オーナー のMark Echeverria 氏にレストランの歴史をじっくりと伺いました。

 

ハリウッド黄金時代は、チャーリー・チャップリンが仲間と頻繁に訪れていたことでも有名なMusso&Grill。チャップリンたちは、Hollywood Boulevardを馬にのり、毎回店まで競争していたといいます。ちなみに、支払いは負けた人がしていたそうです。一行は、店内で唯一、外を見ながら食べることのできる窓付きの一画にすわり、外においた馬たちを見ながら食事をしていました。Echeverria氏いわく、今でもその一画はチャーリー・チャップリンの席、と呼ばれているそうで、1番リクエストの多い席なのだそうです。

 

Photo courtesy of Musso & Frank Grill

Musso & Frank Grillは1919年にJoseph Musso氏とFrank Toulet氏 がオープンしました。オープン当初に比べると、現在ではまわりの雰囲気もかなり変わったといわれています。まずHollywood Boulevardですが、現在は競馬は禁止となっています。ですので馬はいませんが、大音量でヒット曲をかけながら走行する車が目立ちます。サイドウォークにはストリートパフォーマーがいて、お土産などの雑貨を販売する出店がならんでいます。Musso& Frankは、時代の変化や流行に流されず、98年間、昔と変わらないスタイルでずっと営業を続けてきました。店内に入ると、L.A.ではめずらしく、ダークなウッドを使用したアンティーク風のイスがならんでいます。バーテンダーはかっちりとした赤のジャケットを着ていて、入店と同時にどことなくタイムスリップしたような気分になる方もいるでしょう。

 

The New Room | Photo courtesy of Musso & Frank Grill,Facebook

驚くことに、店内の内装だけでなくメニューさえも98年間大幅に変更したことはないといいます。「ほんの少し、変更はしたんですよ。1919年から始まった初代のレシピは現代の人たちの味覚には少しものたりないんです。」そう話すオーナーのEcheverria氏。Musso & Frankの現在のシェフはJ.P.Amateau氏ですが、およそ100年の歴史の中で、レシピを変えたのはAmateau氏が3人目だそうです。Echeverria氏いわく、J.P. Amateau氏はとても素晴らしいアプローチでメニューに変化をくわえてくれたのだそうです。

 

Grenadine of Beef at Musso & Frank Grill | Photo courtesy of West Coast Prime Meats

ステーキハウスであるMusso & Frankの看板メニューといえば、「フィレ・ミニョン」(テンダーロインの端から取った高級ヒレ肉)です。アメリカ南西部で見られるメスキートという名の木が材料の薪やチップを利用したメスキートグリルのオープンファイアで調理された肉は最高に美味しいと定評があります。もう一品人気の高いメニューは、1920年代前半から提供している Grenadine of Beefです。Echverria氏によると40年以上通い続けている常連の中にはなんとGrenadine Beef しか頼んだことがない、というお客さんもいるのだそうですよ。

 

またカクテルメニューではマルティーニがとても有名です。氷とサイドカー(ブランデー・リキュール・レモンジュースのカクテル)と一緒にサーブされるユニークなマルティーニは、GQ紙により「20 Best Cocktails in America(アメリカで最高のカクテル20選)」に選ばれたこともあるおすすめの一杯です。

 

Counter seats in the Old Room | Photo by Tina Whatcott, courtesy of Musso & Frank Grill

 

ノース・カルフォルニア(カルフォルニア北部)で育ったEcheverria氏は、子供の頃から毎月一回当時祖母が経営していたMusso& Frankを訪れていました。2009年に日常的に店を手伝う様になり、今まで気が付かなかった様ざまな点に驚いたといいます。「ほとんどのお客様はロサンゼルス在住で、またそのほとんどがローカルであり、常連客だったんです。観光客はほとんどいなく、お店自体も観光客向けにビジネスを展開していなかった。ある意味ショックを受けたのを覚えています。観光客は、ここに来たくないというわけではないと思うのです。ただ、ローカルの常連客が多いので席を見つけるのが難しいのです。通常、火曜日、水曜日、そして木曜日であれば、数日前に予約していただければ席を用意することが可能です。他の曜日は数週間前の予約をおすすめします。」

ホリデーシーズンは満席になることが多く、席を予約するのは難しいかもしれません。バレンタインデーは2ヶ月前に予約満席となったそうです。いずれにせよ、早めの予約が好ましいようですね。

Musso & Frank Grillはハリウッドの黄金期を代表するスターたちに愛された名店です。その当時は知られていませんでしたが、マリリン・モンローにハンフリーボガート、F.Scott FitzgeraldにCharles Bukowskiなどがあしげく通っていたといいます。Echeverria氏は、過去のことを楽しそうに語りましたが、現在、どのようなセレブが店を訪れているのかについては決して語りませんでした。個人のプライバシーを守るという点も、著名人に愛される鍵なのかもしれませんね。

Echeverria氏はこう話します。「我々はローカルの人たちをセレブやスターと同じ様に、またセレブやスターはローカルの人たちと同じ様に接し、おもてなししています。」Echverria氏は数年前、レストランに50年勤続したというウェイターと話をした際、「どの客が1番印象に残っているか?(好きだったか)」、という質問をしたそうです。すると、「今まで1000人以上のお客様にサーブしてきたと思いますが、すべてのお客様が私にとってスペシャルでした。」と答えたそうです。

誰でも特別な気分にさせてくれるMusso & Frank Grill。ぜひこの機会に歴史のつまった老舗の名店で、素晴らしい料理と最高級のおもてなしをご堪能ください!

 


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