インフォメーション

2017-03-23 16:43:00

2017/03/22(水)

EU、ブラジル産食肉の輸入を停止=衛生問題

欧州連合(EU)は、ブラジルの食肉加工業者4社からの食肉輸入を停止した。ブラジルでは衛生基準を満たさない食肉などを販売していた疑いで食肉加工業者が捜査を受けており、これを受けた措置。同国の牛肉生産業者協会(ABPA)の発表を元に、ロイター通信などが伝えた。

ブラジル警察は17日、政府の検査官に賄賂を渡し、消費期限を過ぎた肉やサルモネラ菌に汚染された肉、表示と異なる原材料を含む加工肉などを販売していた疑いで食肉加工業者21社を捜査。対象には業界最大手のJBSと鶏肉輸出で最大手のBRFが含まれていたため、大規模なスキャンダルに発展している。なお、両社はともに疑惑を否定している。

EUでは、捜査を受けた企業のうち4社がEUへの輸出認可を持っていたため、停止処分となった。また、英政府の広報官は「ブラジルでの食肉問題を受け、衛生基準を含めた税関検査を強化する」との声明を発表している。

食肉加工はブラジルの主要産業の1つで、昨年の輸出高は120億ドル。この問題をめぐってはEUに加え、中国と韓国、チリもそれぞれブラジル産食肉の輸入を停止したが、これらの4地域・国が輸出高に占める割合は全体の3分の1弱に上るため、早くも同国経済への打撃が懸念されている。テメル大統領は19日に各国の大使を呼んで冷静な対応を呼び掛けるなど対応に追われている。[EU規制]

 


2017-03-23 16:40:00

【中国】社食で労働力確保(2017年2月)

2017年02月23日

最終更新日:

社食が現地労働力確保の決め手に。離職理由として「食事」が上位に挙がることが多く、メニュー充実に注力する企業が出始めた。中国で給食事業を展開する日系企業の受託先では、一般的な中国式のメニュー以外に日本食など“外国食”を提供する。ワーカーにも好評。外国食導入には離職率低減効果があるようだ。
(本レポートは、「ジェトロセンサー」2017年3月号エリアリポートにも掲載)→「ジェトロセンサー2017年3月号」の詳細はこちら

レポートをご覧いただいた後、アンケート(所要時間:約1分)にご協力ください。

発行年月:2017年02月

作成部署:ジェトロ中国北アジア課

総ページ数:2ページ


2017-03-23 16:37:00

Nikkei(日系)料理の躍進と消え行く和食、グローバル化の中での日本の行方

世界100ヵ国以上で愛用され、海外に7つの生産拠点を持つKikkoman醤油。日本シェア30%、世界シェア50%を占める

今、寿司やラーメンは日本人の占有物ではありません。フランスもイタリアも自国の食や文化が自分たちだけのものだとは考えません。むしろ世界に越境し飛躍をとげる文化は、多彩な経済活動を自国に呼び込みます。世界がマッシュアップし、進化を続けるNikkei (日系)料理を通して、日本企業の海外進出への課題について考えます。

世界の日本食の典型となったNikkei(日系)料理

 世界各地で日本食が支持され、海外の日本食レストランは2006年の2.4万店から2015年には8.9万店へと増え続けています(*1)。世界の5大陸、28の都市に32店舗、年間200万人が来店するレストラン・グループNOBU(*2)の成功をはじめ、この20年間で日本をルーツとする食市場は高級化と大衆化双方で拡大し続け、世界の人々が家庭で日本食を作る時代をむかえています。

 NOBUのオーナーシェフである松久信幸氏は、若くして東京の寿司店で修行を積んでから海外に渡り、ペルー、アルゼンチン、米国各地に拠点を移し、日本食の多彩な料理や技術を基本に、南米や欧米料理の要素を取り入れた独自のスタイルで国際的な評価を受けてきました。NOBUが開拓した和と世界各地の料理とのフュージョンは、現在、世界が認める日本食の典型にまでなっています。

 松久氏はペルーの日系人料理のパイオニアでもあり、後にスペインの伝説的レストランとなった「エル・ブジ」のシェフ、ファラン・アドリア氏にも影響を与えたと言われています。彼と弟のアルベルト・アドリア氏は現在バルセロナで6つのレストランを経営していますが、2012年にオープンした「パクタ(PAKTA)」のメインコンセプトは、「日系ペルー料理」というもので、世界が最も注目する料理のひとつです(*3)。現在、日本から越境し進化する“Nikkei Culinary”(日系料理)は、世界各地に拡張しています。

 Nikkei (日系)という用語は、もともと日本人をルーツとする海外移民とその子孫を意味していました。ペルーは1873年に日本と外交関係を結んだ最初の南米の国であり、初期の日本人移民を受け入れた土地です。今やNikkeiは、日本を起源とし、日本国外で作られるすべての日本料理を示す言葉とさえなっています。

*1 「農林水産物・食品の輸出の現状」農林水産省(平成28年2月)
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/nousui/kyouka_wg/dai1/siryou6-1.pdf
*2 レストランチェーンをはじめ、近年では食と住の一体的な「NOBU Hospitality」が5大陸に広がる9つのラグジュアリー・ホテルとして有名。NOBUは米国の俳優ロバート・デ・ニーロが出資、経営にも携わっている。
*3 PAKTAの店内、料理は以下のビデオを参照。https://www.youtube.com/watch?v=QGi-hc66qAw

 

 

http://diamond.jp/articles/-/121645?utm_source=daily&utm_medium=email&utm_campaign=doleditor

 


2017-03-23 16:33:00

2017/03/20(月)

和食店「賛否両論」が海外初出店、明日開業

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香港でも「予約の取れない店」にすると抱負を語ったオーナーシェフの笠原氏=17日、コーズウェーベイ(NNA撮影)

東京で人気の和食店「賛否両論」があす21日、香港島の繁華街、コーズウェーベイ(銅鑼湾)に海外1号店をソフトオープンする。東京では「予約が取れない店」として知られ、日本への感度が高い香港でも注目されそうだ。

コーズウェーベイの商業ビル「Vポイント」の5階に入居する。店舗面積は1,000平方フィート(約93平方メートル)で、座席はカウンター13席、個室8席。香港店には日本人シェフの小山雄史氏が料理長として常駐する。メニューはコース1つのみで、価格は1,200HKドル(約1万7,500円)。コースメニューはオーナーシェフの笠原将弘氏が月替わりで考案するという。グランドオープンは4月15日の予定だ。

和食は2013年、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されたこともあり、ここ最近は外国人が和食を食べにわざわざ日本を訪れるようになっている。日本で3店舗を展開する賛否両論は、そういった流れの中で、店を任せられるスタッフがそろってきたことも重なり、海外進出を決めた。

笠原氏はNNAに対し、「日本料理を海外で展開する時に最も悩むのは食材。ただ香港は(他の国・地域に比べて)食材がそろいやすく、自分のやりたい料理が提供できそうだと思った」という。香港店では、世界中の人が集まる場所でどれだけ自分の料理が通用するのか試してみたいとも語った。

世界から多くのレストランが香港に進出しているが、笠原氏は「料理のレベルで言えば東京も高い」と見る。東京には日本の一番良いものやさまざまな食材が集まる。それらを料理に生かすことができる「東京の和食」をテーマにこれまで取り組んできたが、香港でも同様に取り組み、良いものは残しながら新しいものを取り入れていきたいと述べた。

自身を「食材オタク」と表現するように、時間が許せば香港でもシェフとともに市場を巡り、新しい食材を見つけたいという。「中華の食材を和の技法で使ってみたらどうなるだろう」と、新メニューの創作にも意欲的だ。

■本物の日本食を集結

賛否両論の香港店は、16年に香港で創業した不動産のコンテンツ開発会社、エキサイティング・ジャパン・スクエア(吉祥広場)が手掛けるVポイント3フロアの開発プロジェクトの一店舗として入居。同店のほか、3フロアにはちゃんこ鍋「鵬」、寿司「築地青空三代目」、和食のフュージョン料理「忍」、ラーメン居酒屋「博多本家」がそれぞれ入る。鵬と博多本家、築地青空三代目は開業済みで、忍は来月1日に開業する予定だ。

エキサイティング・ジャパンの山田淳一郎ディレクターは「(3フロアは)さまざまなカテゴリーの和食が集まり、ローカルに流されない本物の日本食が集まるところ」と説明した。


2017-03-19 10:46:00

南仏の太陽が降り注ぐエズのレストラン、ラ・シェ―ヴル・ドールへ Published on 2017年 3月 13日 © NICOLAS DUBREUIL © Pascal Lattes © NICOLAS DUBREUIL Previous Next フランス、コート・ダジュール地方エズ村の、中世の趣を残す丘の頂――海と空をつなぐ高台に建つ5つ星ホテル、ラ・シェーブル・ドール。 地中海が目の前に広がるニースとモナコのあいだに位置し、「ルレ・エ・シャトー」に加盟するこの一流ホテルには、海を望む絶景、太陽が降り注ぐテラス、ミシュラン2つ星のレストランがあります。 エズ村の中心に広がる緑豊かなこのホテルには、優美なジャスミン、ブーゲンビレア、バラの花の香りが漂い、客室と光に満ちたスイートが全40室あります。 多くの芸術家が美しさを求めてこの地を訪れ、エズは世界的に有名な村になりました。そんな彼らに敬意を払おうと、全10室のスイートルームには、高台にあるこの村や付近に滞在した著名な芸術家たちの名前を冠しています。   敷地内には4つのレストランがあり、極上のディナー、カクテル、ランチを楽しめます。 ●ラ・シェーブル・ドール(ミシュラン2つ星のレストラン、シェフ:アルノー・フェイ氏) 海のパノラマが広がる壮大な景色を楽しめる、世界的に知られた美食レストラン。宿泊客だけでなく、ビジターも利用可能です。居心地のいい穏やかな空間で、地中海料理と一流フランス料理の絶妙な融合を堪能できます。   ●レ・ランパール(4月に利用できるアウトドア・レストラン) 市場で仕入れた新鮮な食材を生かした旬のメニューが並ぶ、地中海料理のランチが楽しめます。   ●エデン(4月から始まるアウトドア・レストラン、夜のみ営業) 夜になるとキャンドルに火が灯され、幻想的な雰囲気に包まれます。   ●カフェ・デュ・ジャルダン(5月から始まるアウトドア・レストラン) そばにプールがあるガーデンカフェ。この庭は少し低い場所に位置しているため、地中海を近くに感じられます。7月から8月のあいだは夜も営業します。 2017シーズンのオープニング:2017年3月4日    ラ・シェ―ヴル・ドール(LA CHEVRE D’OR *****)の住所 Rue du Barri 6  - 06360 Eze Village Côte d’Azur - France T +33 (0)4.92.10.66.66 ご予約はこちらから ifremont@phoenixhmc.com 詳細情報   ラ・シェーブル・ドール公式サイト 地図データ ©2017 GeoBasis-DE/BKG (©2009), Google, Inst. Geogr. Nacional, ORION-ME 利用規約 地図の誤りを報告する GPS coordinates : 43°43'39.6552"N 7°21'43.9092"E 見どころ 続きを読む カップ・マルタンの休暇小屋 建築の旅 コート・ダジュール地方 続きを読む マリア・セレナ庭園-マントンの庭園-コート・ダシュール地方 南仏のジャン・コクトーゆかりの地であり、庭園文化華やかなマントン。レモン祭りも盛り上がる。 続きを読む カーニュ・シュル・メール コート・ダジュールの中心、カンヌとニースの間にあるカーニュ・シュル・メール

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