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ニュースサイトで取り上げられ、日本で話題になっている「アメリカのラーメンブームが下火」という内容の記事。NY在住でメルマガ「ニューヨークの遊び方」の著者・りばてぃさんがこの記事について紹介し、「まったくのデタラメ」とぶったぎっています。なぜこんな記事が出たのか、その裏にはある理由がありました。
「NYでラーメンブームが下火」の嘘
大した話題じゃないのでスルーしようかとも思ったが、うちで取り上げないと、他に取り上げてくれる人がいなさそうなので、取り急ぎ。
最近、元記事のタイトルは違うが、ニュースサイトに転載されて『アメリカのラーメンブームが下火に? 次はうどんブームが到来か』と題されたニュースが日本のインターネット界で広まっているっぽい。
ビックリした。
結論から言えば、『アメリカのラーメンブームが下火に?』なんてデタラメだ。嘘と言っていい。
というか、そもそもアメリカのブームや流行は、日本のものとは、根本的に性質が違う。
特に、ニューヨークでは大違い。
なぜなら、この街には、世界各地から集まった多種多様な文化や価値観やライフスタイルを持つ、さまざまな人種や民族の方々がいるからだ。
ちょっと考えてみて欲しい。
特に、趣味や嗜好が関係する食文化について、ニューヨークのように多種多様の人々がいる環境で、日本みたいにひとつのものが同じようにブームになったり、流行するだろうか?
なるわけない。
この現象については、ちょうど幻冬舎Plusの方で連載中の
●「日本のビジネスに本当に必要なこと」
の特に第2回目の
●第2回 ニューヨークでは何が流行っているの? 「流行がいっぱいのニューヨーク」
以降にがっつり書いてるので、お時間がある方はぜひどうぞ。
とにかく、ニューヨークでは、異なるさまざまな分野や、多種多様の趣味・嗜好を持つ人々の間で、いろいろなものが同時多発的に流行している、というのが事実。
ひとつひとつの流行は、特に最初のうちはニッチな市場を対象にしたものだったりするが、関係者の手腕次第で、異なる多様な人々をひきつけ、徐々にスパイラル状に発展し、結果的に、より大きな市場を対象にしていくことになる。
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台湾 2016/03/10(木曜日)
モスバーガー、契約農家の野菜を店舗で限定販売[商業]
モスフードサービスと東元電機(TECO)の合弁会社で「摩斯漢堡(モスバーガー)」を展開する安心食品服務は、台湾の契約農家が栽培した野菜を店頭で期間限定販売する。今年は1月に記録的な寒波が到来し野菜の市場価格が高騰していることから、消費者に野菜を適正価格で届けるとともに、モスバーガーで使用している農産品を身近に感じてもらうのが目的。
「楽活門市」と名付けた販売活動は、3月12日、26日、4月9日の3日間、午後7時~午後1時(※売り切れ次第終了)に指定の店舗で実施する。取り扱う農産品は3月12日がキャベツ(1球50台湾元=約171円)、トマト(1個15元)の2品目で、26日と4月9日がレタス(1球30元)、タマネギ(1個15元)、鶏卵(1パック50元)の4品目。それぞれ雲林県、嘉義県、台南市などの契約農家から仕入れ、モスバーガーの各店舗で使用しているものと同じ食材という。
取り扱う店舗は3月12日が計158店舗、26日と4月9日が153店舗。安心食品服務の広報担当者は、「2012年に消費者を対象とした野菜の産地見学会を催したことがあるが、野菜そのものをモスバーガーの店舗で販売するのは初めての試み」とNNAに話し、現時点でこれらの農産品の生産量を拡大し、常時販売する計画はないものの、購入者の意見をもとに第2弾、第3弾へつなげていきたいとした。
米国カリフォルニア発のハンバーガーチェーン「カールスジュニア」が3月4日に日本1号店をオープンする。場所は、海外飲食ブランドの出店ラッシュが続く表参道~渋谷エリアではなく秋葉原だった。
全世界で3600店舗以上を展開する米国発の高級バーガーチェーン「Carl’s Jr.(カールスジュニア)」が3月4日に日本1号店をオープンする。かつて日本に進出するもわずか8年で事業撤退した“リベンジ”を果たすべく、今後10年間で全国150店舗を目指すなど鼻息は荒い。
今回のカールスジュニアの日本再進出を後押ししたのは、液化石油ガス大手のミツウロコグループホールディングス(MGHD)だ。カールスジュニアの親会社である米CKEレストランホールディングス(CKE)と国内フランチャイズパートナー契約を結び、店舗の運営は新たに設立した子会社のカールスジュニア・ジャパンが担う。
CKEによると、日本進出は2年前から具体的な検討を始めていたという。まずは現地パートナーを探す中で、ちょうど飲食事業の拡大を図っていたMGHDと意気投合、2014年12月に両社の業務提携が実現することとなった。MGHDは2013年から「タリーズコーヒー」や「しゃぶしゃぶ温野菜」など外食チェーンのフランチャイズ店舗運営に乗り出しており、今後さらに同事業を強化していく考えである。
ターゲットの若者が集う秋葉原
1号店の場所は東京・秋葉原。昨今、海外飲食ブランドの日本初上陸が相次いでいるが(関連記事)、多くは渋谷・表参道・原宿エリアに出店している。同じく米国発のハンバーガーショップ「Shake Shack(シェイクシャック)」も昨年末にオープンした1号店は表参道からほど近い外苑前だ。なぜカールスジュニアは秋葉原の地を選んだのだろうか。
話を聞いたCKEの幹部は「カールスジュニアがターゲットとする若者が多く集まる場所だからだ。また、エッジを効かせたブランドイメージにもよく合う」と説明する。カールスジュニアが日本で掲げるメインターゲットは18~35歳の男女で、国内外から数多くの顧客層が集まる秋葉原は最適だったという。また、カールスジュニアはプロモーション広告にモデルのシャーロット・マッキニーさんやパリス・ヒルトンさんなどを起用。「セクシー」「エッジ―」をキーワードに、ユニークかつ過激なブランディングを行っている。これが秋葉原という街のイメージともマッチしたようだ。
既に次の出店エリアとして、麻布十番、お台場、渋谷、六本木といった繁華街を予定している。10年後に150店舗まで拡大する道すじとして、「まずは都内でもトラフィックや人通りの多い場所に出店して、日本でのカールスジュニアのブランドイメージを確立する。その後、地方の大都市、さらにその先へと店舗を広げていきたい」と前述の幹部は意気込む。
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1603/03/news051.html
ベトナム 2016/03/08(火曜日)
日本商品のECサイト、取扱ブランド数150に[商業]
シンガポールに本社を置き、電子商取引(EC)サイトを運営する日系企業スターマーク・ホールディングスは、ベトナムで日本ブランドの商品を販売するECサイト「アガタ・ジャパン」<https://agatajapan.com/>の取り扱いブランド数が、2月末時点で150ブランドに達したと発表した。
同サイトは、昨年11月に開設。現地法人スターマーク・ベトナムが運営しており、日本製および日本人プロデュースの食品や化粧品、浄水器、アクセサリー、インテリア商品、家電製品などを販売している。今後は、ベトナムに出荷していないメーカーの製品の取り扱いを強化し、日本からベトナム向け定期便混載コンテナを用意するなどの物流支援を実施する予定という。
ベトナム国内での配送は、SG佐川ベトナムと佐川急便ベトナムに委託している。スターマーク・ベトナムの担当者によると、配送地域は現在、ホーチミン市のみとなっている。同担当者は、「具体的な時期は未定」としながらも、配送地域をハノイなどにも拡大する計画があるとした。