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2016-03-12 14:33:00

台湾  2016/03/10(木曜日)
モスバーガー、契約農家の野菜を店舗で限定販売[商業]

 



 

モスフードサービスと東元電機(TECO)の合弁会社で「摩斯漢堡(モスバーガー)」を展開する安心食品服務は、台湾の契約農家が栽培した野菜を店頭で期間限定販売する。今年は1月に記録的な寒波が到来し野菜の市場価格が高騰していることから、消費者に野菜を適正価格で届けるとともに、モスバーガーで使用している農産品を身近に感じてもらうのが目的。

「楽活門市」と名付けた販売活動は、3月12日、26日、4月9日の3日間、午後7時~午後1時(※売り切れ次第終了)に指定の店舗で実施する。取り扱う農産品は3月12日がキャベツ(1球50台湾元=約171円)、トマト(1個15元)の2品目で、26日と4月9日がレタス(1球30元)、タマネギ(1個15元)、鶏卵(1パック50元)の4品目。それぞれ雲林県、嘉義県、台南市などの契約農家から仕入れ、モスバーガーの各店舗で使用しているものと同じ食材という。

取り扱う店舗は3月12日が計158店舗、26日と4月9日が153店舗。安心食品服務の広報担当者は、「2012年に消費者を対象とした野菜の産地見学会を催したことがあるが、野菜そのものをモスバーガーの店舗で販売するのは初めての試み」とNNAに話し、現時点でこれらの農産品の生産量を拡大し、常時販売する計画はないものの、購入者の意見をもとに第2弾、第3弾へつなげていきたいとした。