インフォメーション
米CNNのアジア向け観光サイト「CNN GO」で発表された「世界の人気ドリンクトップ50」において、タイのアイスティが27位にランクインした。
1位は水、2位はコカコーラ(米)、3位はコーヒー(エチオピア)、4位はビール、5位はティー。
日本からは、15位に酒、42位にシークワサージュース、48位にヤクルトがランクイン。
牛肉供給量の激減を緩和するためには、業界は牛肉・肉牛輸入量の増加に頼ることになる。しかし昨年の牛肉輸入量は前年比で11%(2億700万トン)減少した。肉牛輸入はメキシコ産肥育牛が15.5%(18万8,612頭)増えたが、カナダ産が前年比35.3%(36万6,000頭)も減少して埋め合わせにはならなかった。今年の牛肉輸入量は今のところ、昨年の20億5,200万ポンドから微増の20億9,000万ポンドの予想だ。オーストラリアからの輸入増加が鍵となるが、それも牛赤身肉の価格とドルレートの動き次第だろう。肉牛輸入は、昨年メキシコ産が干ばつの影響で増加したが、そのことで現地の頭数が枯渇したため、今年はさらに減少する見込みだ。
牛肉の増産、予想を上回る輸入量、3月開始予定の大腸菌追加検査の影響で、輸入量の抑制という可能性もある。反対に輸出量がUSDA予測より増えるかもしれない。USMEFは、日本の月齢制限30ヵ月への引き上げと中国の下半期輸入解禁を想定して、2012年の輸出量を前年比6%増と推定している。それ以外にも、海外市場の米国産牛肉高値への対応、ドル高などが輸出増の要因になる。実際、昨年度の米国パッカー大手各社の平均輸出価格は前年比16.7%から22.3%の間で上昇している。
こうした値上がりの背景には、日本や韓国の主要市場のGDPプラス成長による牛肉需要の増加、世界的な肉牛頭数の低迷(2012年世界総頭数は前年比0.6%増の10億1,800万頭)による牛肉生産量の停滞(5,680万トン/USDAの2011年10月予測) がある。
中国の肉牛頭数はインド、ブラジルに次いで世界3位だが、2012年には前年の1億480万頭から1億390万頭に減少し、増大する中産階級の消費需要に対応するため輸入量の増加が必要になるが、高額のカットを買う余裕があるかどうかは不明だ。
一方、頼みのカナダは肉牛頭数が横ばいで、米ドルに対するカナダドル高、原産地表示義務制度(MCOOL)のコスト負担などの理由で、2012年はカナダからの牛肉輸入の増加はないだろう。
Eco-Economic Indicator
アースポリシー研究所から(その2-1)
■『2011年の世界の穀物生産量は過去最大であったが、
穀物在庫水準は改善されず、依然としてフード・インセキュリティ状態にある』■
その1(その2-2の配信予定:1月30日月曜日)
アメリカ農務省の推定によれば、2011年の世界の穀物生産量は、過去最大であった
2009年を5300万トン上回り、22億9500万トンに及んだ。一方、同期間に消費量は
9000万トン増加して、22億8000万トンになった。過去12年間の需給動向をみると、
そのうち7年は消費量が生産量を上回っていた。当然の結果として、世界の穀物在庫は
憂慮すべき低水準に落ち込み、その価格変動が世界を脅かす事態を迎えている。
関連グラフ
http://www.worldwatch-japan.org/graph01.html
世界の穀物の消費量と繰越在庫量
年 消費量(100万トン) 繰越在庫量(100万トン)
1960 815 203 91日分
1965 932 159 62
1970 1108 193 64
1975 1212 219 66
1980 1440 308 78
1985 1553 518 122
1990 1707 495 106
1995 1741 437 92
2000 1860 567 111
2005 2224 395 71
2010 2280 463 76
2011 2295 469 75
出所:USDAのデータを基にEPIが作成。
世界規模でみれば、総摂取カロリーの半分近くは穀物を食することによって供給されて
いるが、飼料に振り向けられる量が増えている。世界の三大穀物のうちコムギとコメは
基幹食料(主食)として食されているが、トウモロコシは大半が飼料穀物として使用
されている。1990年代半ばまで、コムギが三大穀物のなかで最大のシェアを占めていた。
しかし、トウモロコシには飼料穀物の需要増、また最近ではバイオ燃料(エタノール)の
原料としての大幅な需要増が加わり、近年、シェアを拡大してきた。2011年、三大穀物の
いずれもが過去最大の生産量を記録した。トウモロコシは、アメリカで夏期の異常高温に
よる減産があったにもかかわらず8億6800万トンに達し、続くコムギは6億8900万トン、
コメは4億6100万トンであった。
2011年の世界の穀物繰越在庫量は4億6900万トン、75日分であるが、1984-2001年においては
100日分前後で推移していた。しかし、2002年に生産量が消費量を8800万トン下回り、
以来、平均した在庫水準はフード・セキュリティという観点からは下限ともいえる72日分
であったが、2006年には遂に62日分という極めて手薄な水準に突入し、これが2007-08年の
穀物価格の危機的高騰の素地となり、世界市場では従来の2倍ないし3倍の高値が付いた。
最大の打撃を受けたのが、家計収入の半分以上を主食となる穀物に支出していた発展途上国
の貧困層である。そうした人々はおよそ10億を上回るものとみられ、35か国以上で食料暴動
が起きた。
その後、生産量が順調に推移した穀物もあったが、2010年に干ばつ、野火、熱波に
みまわれたロシアを中心に近隣諸国の生産が落ち込み、穀物の禁輸や輸出規制をする国
もあり、世界の食料価格危機が再燃した。世界銀行の推定によれば、2010年6月から12月に
かけての価格高騰によって、新たに4400万人が絶対的貧困層になった。2011年の記録的
増産も、こうした状況を改善できないとみられている。
世界の穀物生産量を左右する基本的要因の1つは1人当たりの穀物作付面積といえる。
人口が70億人を超えた2011年時点ではその総面積はおよそ7億ヘクタールで、1人当たり
では0.1ヘクタールになるが、これは1960年代初めの半分に相当する。
世界の穀物作付面積の推移をみると、限界耕地の放棄や土壌侵食などによって、1981年の
7億3200万ヘクタールをピークとして、以降、減少に転じている。しかしながら単位面積
当たり収量(単収)の改善によって、その81年以降で世界の穀物生産量は1.5倍を上回る
増産を実現している。因みに単収は1950年には1ヘクタール当たり1トンであったが、
現在はそのおよそ3倍に及んでいる。
世界の穀物の生産量と作付面積と単位面積当たり収穫量
年 生産量(百万トン) 作付面積(百万ha)単収(トン/ha)
1960 824 639 1.29
1965 905 653 1.39
1970 1079 663 1.63
1975 1237 707 1.75
1980 1429 722 1.98
1985 1647 716 2.30
1990 1769 696 2.54
1995 1707 682 2.50
2000 1846 667 2.77
2005 2017 674 2.99
2010 2199 690 3.19
2011 2295 697 3.29
出所:USDAのデータを基にEPIが作成。
しかし、単収増加の基本的要因である「高収量品種の導入」「化学肥料の投入」
「潅漑施設の整備」に関しては、サブサハラ・アフリカ(サハラ砂漠以南のアフリカ)を
除いては、世界の大半の耕地においては既に実施されているので、世界規模でみれば
近年の単収の伸び率は極めて低調で、今後についてもおそらく横バイであり、条件の悪い
複数の国においてはむしろ低下が予想される。具体的に穀物単収の推移をみれば、
1970-1990年にかけては年間平均増加率は2.2%であったが、1990-2010年にかけては
その半分のレベルに留まっている。
トリドール(兵庫県神戸市)は19日、同社が運営する讃岐うどん専門店「丸亀製麺」のタイ1号店を、バンコク都内スクンビット通り・ソイ47にオープンした。日本で人気の定番メニューを中心に、かけうどん一杯69バーツ(約166円)など、リーズナブルな価格で提供する。
タイ1号店は、同日開業した商業施設「レインヒル」2階に出店した。店舗面積86平方メートルで、全44席。日本と同様にセルフ式のオープンキッチンを採用。うどんのほかに、トッピングの天ぷら(15バーツ~)、おむすび(35バーツ~)なども提供する。
タイの店舗は、昨年にフランチャイズ(FC)契約を締結したタイのノドゥ・フーズが運営し、トリドールはノドゥに運営ノウハウなどの支援を行う。タイではFCビジネスが発達していることや、店舗展開のスピードを重視し、FC方式での進出を決めた。
今月末にはバンコク都心の商業施設内に2号店を、5月ごろには3号店をオープンする予定で、5年内に30店の展開を目指す。
ノドゥは、タイの不動産開発会社ブティック・グループと、ホテルや商業施設の管理実績が豊富な資産運用会社MTRアセット・マネジャーズが設立した合弁会社。資本金は1,600万バーツ。「丸亀製麺」タイ1号店が入居するレインヒルも、ブティック・グループが開発した。
トリドールは1990年設立。丸亀製麺のほか焼き鳥、ラーメンなどの飲食チェーン530店以上を全国展開している。丸亀製麺は、昨年4月に海外1号店をハワイにオープンしている。
http://news.nna.jp/free/news/20120123thb004A.html
外食産業のうち、チェーンレストランを含むレストラン・食堂部門の市場
規模は、1997年をピークに縮小を続けており、2005年に底を打ったかと思
われましたが、2009年には再び減少し、停滞を続けています。
当社が任意に選んだレストランチェーン21ブランドについて、インター
ネットモニターに対して行った調査結果をランキング形式でお届けします。
http://www.jmrlsi.co.jp/consumer/mranking/04-distribution/mranking135.html