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せいゆう丸釣行記
マダイ餌釣りの 「あさぎり」 も昨日は沖に出て行ってたようですが、初めは潮が動かずサッパリだったらしいけど、南風が吹き始めた午後になって立て続けに立派なマダイが釣れたみたいなので、そのご紹介であります。
この釣果はこのお方お一人のでありまして、午前便よ午後便よとで、十数人の釣り師が入れ替わり立ち替わりしての釣果ではありませんので、お間違いなきようお願いしますわよ。(笑)
時間を気にせず1日ゆっくりと竿を出して海を楽しんで、こんなに美味しそうなお魚が釣れるのだから、やっぱりマダイの餌釣りは楽しそうだね。
一昨日九州南部を通過した低気圧の影響がどれだけ残っているか気になっていたので、昨日の朝の堀切峠からの観察で出港を決めるようにしてましたが、夜明けのまだ薄暗いうちに見えた日向灘は東からの大きなウネリに尖った風波が混じった状態で、とてもじゃないが沖で釣りが出来る状況にはありませんでした。
「中止」 の文字が頭に浮かびましたが、傾向的にお天気は良くなる方向だし、風も昼から南が出るもののそれまでは微風の予報だったので、出港時間を2時間遅らせて午前9時の出港にしました。
午前9時前に出港してみると、確かにかなり高いウネリは来てましたが風波は無くなっていたので、そのまま真っ直ぐ沖のアジの巣床に向かい到着して探索しますとボワリとした魚影が出てたので、思わずデッキのT爺に手で大きく丸を描いて 「釣れるかも」 の合図を送りました。
その後は1度イカリの打ち換えをしただけで、ゆったりまったりの楽しい釣りになりましたわよ。(笑)
こんなふうに物事が思ったようにいつも進めば苦労はしないけど、今日あたりお魚が発見できずに走り回るだけにならないかとなんとなく不安になりますがね。
でもまあ、欲を出さずにのんびりと竿を出してもらって、今夜一晩のお刺身が楽しめる程度に釣れてくれると嬉しいけどなあ。
そうだなあ、20数年振りになるのだろうか、昨日綾の照葉樹林を訪れてみました。
親父が昔営林署に勤めていたので山が恋しくなったのか 「綾の海珊瑚が見たい」 と言っていたので、昨日かあちゃん共々両親を連れて綾の照葉大橋を渡って来ましたが、あの広葉樹林の規模は相変わらず素晴らしいですなあ。
あちらこちらで花が咲いたように立体的に盛り上がって見える木々の若葉は目に鮮やかで、おふくろも足腰弱ってるのにかあちゃんに支えられながら、よたよた橋の真ん中まで渡って景色を楽しんでおりました。
親父殿も昔の営林署時代を懐かしむように、満面の笑みを浮かべて山に見入っておりましたなあ。
帰りにはお昼ご飯を 「酒泉の杜」 でいただきましたが、 「綾籠膳」 などの多彩なメニューがあってとても美味しくてリーズナブルなお値段だったので、また秋の鮎の季節に両親連れて来てみようかと思いましたわ。
ところで雲海酒造の日向木挽ブルーは、ご存知の通りCMで女優の吉田羊さんが 「飲めばわかるって!」 で大当たりした芋焼酎ですが、珍しい限定ラベルのが販売してたのでついつい買ってしまいました。
それがこれ。
飲んでみると当然のことながら中身はそのまんまブルーでしたが、あまりにラベルが美しいので、飲んでなくなったら安いパック入の焼酎買ってきて入れて毎晩目を楽しませてもらおうかと思もちょります。
さてさて、今日は昨日のシケがどれだけ残っているか、夜明けの堀切から確認して最終判断しましょうかね。
お天気は良い方向に向かっているのは間違いないので、多分大丈夫じゃないかな?
沖に出れば出るほど強くなる思いに 「海は出てみないと分からん」 ということがありまして、スマホで何でも情報が瞬時に手に入るこの時代に、相も変わらず海だけは行ってみなくちゃ何も分からないのであります。
経験の浅いお方ほど 「〇〇なハズだ」 的に予想めいたことをおっしゃりがちなんですが、そこには根拠の欠片も無くただ単に 「そうあって欲しい」 という希望的観測に基づいたご発言でありまして、特にカンパチという何故か人気の高いお魚に関しては 「おかしいなあ?今頃カンパチは釣れるはずなのに、何で今年は全く釣れないの?」 てな話題を良く耳にします。
でもね、カンパチさんにはカンパチさんなりの都合というものがあって、 「この時期内海沿岸に必ず姿を現しますよ!」 的な約束を釣り師と取り交わしている訳では無いでしょうし、そもそも彼らは広い広い海の中を生存するために餌を求めて必死に泳ぎ回ってるのだから、 「居るハズだ」 は絶対に有り得ないのであります。
また、潮の流れを予測することは絶対に不可能でありまして、とにかく出てみて 「ああ、そうなんだ」 と知らされるだけなんですな。
たまに 「船長!今日の潮はどっちに流れるでしょうか?」 と港でお尋ねになられる船長さんがいらっしゃいますが、 「それが分かれば毎日苦労せんで済むわい!このボケ!」 と心の中で叫ぶことがありますがね。(笑)
ということで昨日も沖に出てみましたが、波も無く風も無くで予定通り沖のアジの巣床に行ってみることにしました。
約1時間かけて沖のアジの巣床に到着し祈るような思いで探索すると、居ました居ました、ボワリとした魚影が映ってたので思わずデッキの皆さんに手で大きく丸をして、お魚が居ることを伝えました。
ところがサバが多く、途中で喰い上げて邪魔をするのでなかなかアジの数が出ませんでしたが、それでも一晩のお刺身を楽しめる程度には釣れてくれましたわ。
でもこうしてみますと、流れ藻が漂う日は割りと喰いが出ますがね。
昨日もあちらこちらに流れ藻が漂ってましたが、その時は必ず上り潮に転じるので暖かい新鮮な海水が入ってきて、お魚さんの活性が上がるのかも知れませんねえ。
そろそろ上向いてきたのかもなあ。
今日は九州の南岸を低気圧が通過するので、波・風とも出てきますのでお休みにしました。
かあちゃん共々両親を綾に連れて行き、彼らが大好きな照葉樹林の若葉の萌えを見せに行ってみますわ。
昨日は同い年の爺様達4人チームのご登場でしたが、まあそりゃ小学生の遠足(最近遠足風景を見なくなったなあ)の時みたいに嬉しかったようで、船に乗り込むまでワイワイ・キャーキャーでありました。
とりあえずいつもの潟に船を付けてみたけど全くお魚が反応してくれず、相変わらず海の状態が悪いことを示しておりました。
早めにそこを離れて南に下ってみましたが、魚探に映る海の中はどこに行っても生命体反応ゼロでありまして、イカリを打てないのであります。
先日ピンチを助けてくれたチョイ沖のアジのポイントをくまなく探したけど、残念ながら集団疎開なさったのか、もぬけの殻状態でありました。
仕方ないので南限の磯場にイカリを打ってメジナやイサキでも来れば良いがなあと、しばらく辛抱の釣りをしてもらいました。
特に魚影は出なかったものの、サビキ仕掛けに時たまデカチンアジが時折喰って来たみたいで、終わってしまえば一晩のお刺身を楽しめる程度に釣れていたようであります。
それにしてもデカチンアジはデカかったですわ。
目視で45cmオーバーの800gはあったろうか、1匹を何人がかりで食べんといかんやろかね。
帰り際に4人で早速飲み会の算段をしていたようだが、あの調子だったら今朝は二日酔いで頭が上がらんかもなあ。(笑)
明日は低気圧が九州南岸を通過するのでシケて多分お休みになるでしょうが、今日は風がそれほど吹かない予報になっているので、波がなければ沖のアジの巣床に行ってみたいと思います。