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せいゆう丸釣行記

2016-12-31 04:44:00

なんか早いもので、クリスマスが過ぎたら正月がすぐそこまで来てしもた。

 

連日家の事などそっちのけで沖に出てるので、年末って感じがあまりしないが、昨日は今年最後の出漁でありました。

 

 

 

一昨日の超貧漁のショックがまだ残っていたようで、 「今日も駄目やろうか?」 と少々気が重かったけどとりあえず潟に船を付けてみた。

 

到着すると少し下り潮が入ってきてて、いつものポイント付近にに魚影がワンサと出ていたが、イカリが抜けて入れ直していたら影も形もなくなってた。

 

潮は相変わらず動いてなかったので、多分朝のごく短い時間に一定の場所に集まっていたものの、お日様が昇ってきたのであちこちに移動してしまったのではなかろうか。

 

ということで沖に行ってるお友達にとりあえず状況を聞いてみたら 「風も波もたいしたことないよー。」 との返事だったので、沖に行くことにしました。

 

お友達の情報は嬉しいですね。

 

波・潮・風・お魚の具合等々、手に取るように状況が分かるからありがたい。

 

 

 

沖にイカリをドボンとして仕掛けを入れるとすぐにイサキが喰って来たので、それを見届けてすぐにお昼寝タイム。

 

一昨日何も釣れずに苦悶してた同じ場所なのに、1日違っただけでこんなに変わるものかねえ。

 

良型のイサキ マダイ チダイ ゴマサバ 等々、お正月の食材に十分なお魚が釣れちゃいました。

 

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さあて、今日から2日までお休みするけど、今からジュニアくんでキリキリパーして遊んでこようかな。


2016-12-30 04:03:00

釣れない ⇒ 昼寝ができない ⇒ 疲れる ⇒ 焼酎が増える ⇒ 寝坊する ⇒ 慌てて出て行く

 

ハイ、そんな訳でお写真だけ。

 

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宮崎港から出てたお友達からメールを頂いたけど、漁業無線聞いていたらどの船も調子悪くて、ほとんどがお昼で引き上げたそうな。

 

内海界隈も自分の情報では皆さん撃沈だったようで、潮が動いてなかったのは間違いなかったものの、原因がそれだけだったのかは不明でして、ただ上潮はどこも上り気味で水温は2度近く高かったですね。

 

やっぱり海は繋がってて、ダメな時はどこも駄目なんだね。

 

 

 

ああ、それからカローラの荷台に好物のブルーが置いてありましたが、どちらのサンタクロースさんでしたでしょうか?

 

美味しくいただいてますが、はたしてどちら様だったのでしょうかね。

 

 

 

さてと、今日が最後の沖通いとなりますが、北風がやや強いの予報が気になりますなあ。


2016-12-29 03:16:00

スパコン予想では海上では北の風がかなり強くなることを示しておりました。

 

ダメ元で朝早く堀切峠からまだ暗い日向灘を見てみると、意外にも沖の方に何艘もの漁船が操業しているではないか。

 

しかも完全に無風状態でワシントニアパームも全然揺れていないので、 「おりょりょ、行けるかも。」 

 

 

 

いつものように鍋焼きうどんを食べて温まってベッドでゴロリとなって耳をそばだてても、一向に風が出てくる気配がない。

 

そんなものでチト出てみるかという事になり、7時過ぎに出港しました。

 

 

 

ところが港の灯台を通り過ぎたところで既に北西の風が出てきてて、結構波が北から押し寄せていたものの、釣りにならない程ではなかったのでお船をポイントに付けてみて、天秤仕掛けをドボンと落としてみました。

 

相変わらず潮はほとんど止まった状態でしたが、下の潮はほんの僅かな下りだったのが良かったようで、そのうちにデカアジが釣れて来まして、何度かは吹流しの3本針に全部喰ってトリプル達成もありましたなあ。

 

他にサゴシも回っていたようで2匹は取り込めたけど、仕掛けを何回か切られてしもた。

 

 

朝のお食事が終わるお約束の9時過ぎになるとピタリと止まり、風向きが北から北北東になって波が太ってきたのを期に、痛み分けの早上がりすることにしました。

 

 

それでも1尾〃のサイズがデカくて、ひと晩のお刺身を楽しむ程度確保できたから、まあ良しとしましょうかね。

 

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さてと正月も近づいてきましたが、この時期になると赤いお魚が急に好まれるようになりまして、今日あたり沖に出られたらチダイでも狙ってみましょうかね。

 

 


2016-12-28 02:42:00

この時期はいつものことだけどなかなか手強いですね。

 

昨日は午前4時過ぎにお船に到着したのですが、すでにワシントニアパームの葉っぱがザーザーと音を立ててたなびいておりまして、西の風が強烈に吹き始めておりました。

 

5時になって天気予報を聞きますと、強風注意報に加え南部には波浪注意も発令されたので、もうその時点で観念して沖に出るのを諦めた次第であります。

 

 

 

で、いつものように鍋焼きうどんを作って食べて、体が温まったところでお布団に入り2時間くらいグーグーとお休みタイム。

 

あたりが明るくなったところで活動開始して、ジュニアくんの整備をちょこっとしながらカラスや野良猫に餌を与えて遊んでおりました。

 

 

 

サラリー時代の年末は、どこかに不渡りが出やしないかとピリピリと警戒してましたが、今や毎日が日曜日みたいなのんびりとした生活をしておりますと、そんな重苦しかった時代が凄く遠い昔の出来事のようで、近頃ではむしろ懐かしく思えますなあ。

 

残りの人生もさほど長くなくなったこの年ともなると、さすがにジタバタしても仕方ないと悟るようになりまして、 「いやいや明日があるさ」 と、半分開き直り気味の心境になりますがね。

 

 

 

こんな自分でありますが若い頃は結構お堅い頭だったらしく、かあちゃんに言わせると昔は 「人生こうあるべきだ」 的に生きてきたらしいが、それが今では 「何でも良いのじゃない?」 みたいに、グニャグニャと腐る直前のイカみたいに柔くなったそうな。

 

「腐る直前」 的表現が少し気になるけど、でもまあイカの旨味が出る食べ頃ではあるので、素直に受け入れるようにしている。

 

 

 

老いて体が不自由になりつつある親の事や、子や孫のことを同時に考えねばならないし、月末のことも少しは考えねばならないが、最近は 「まあどうにかなるでしょう」 の言葉にだんだん落ち着くようになりましたね。

 

加齢とともに身長が縮んできているので、この期に及んで背伸びすることも無くなったし、金はもとより地位も名誉も何もないので虚勢を張る必要がまるで無いから、最近随分と落ち着いて毎日を過ごすことができているので、ひょとすると自分の人生の中で一番幸せな時期かも知れないね。

 

 

 

そんなことはどうでも良いが、先日面白い品物に出会った。

 

「困ったときの吉園さん」 のトライムスファクトリー代表の吉園さんの整備工場に先日お邪魔したら、こんな面白いものを見せてくれた。

 

http://r.goope.jp/sees/info/964608

 

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クリスマスにプレゼントされた物だそうで実に嬉しそうに見せてくれたが、いわゆる 「うみなかみるぞう君」 のようなグッズでありました。

 

なんでも25mの水深まで保証しているそうで、潟のお魚の泳いでる姿を確認できるそうな。

 

毎日魚探を見ているので海の中がどんな感じか大体想像は付くけど、それでも 「この眼で海の中を覗いてみたい」 の欲求は若い時から朽ちることなく頭の真ん中にドデンと居座っております。

 

それを簡単に 「夢」 という安直な言葉では表現したくないけど、それこそ水中スクーターで海中を探索する夢をしばしば見るぐらいだから、海の中を覗いてみたいことには今も昔も変わりはないのであります。

 

モニターに映し出されるうえメモリーに記録出来るから、あとでゆっくり自宅ででも観れるらしく、焼酎飲みながらニヤニヤしながら鑑賞できそうで、こりゃ面白そうだ。

 

ただこの手の商品の映像をユーチューブで見てみると、やたら画面がグルグル回って気分が悪くなりそうになるのが欠点なのだが、カメラが潮に立って安定するように工夫はされているみたい。

 

 

 

さあて、30日頃には吉園さんも仕事終えて海に出てくるらしいから、便乗させてもらって遊びましょうかね。

 

また一つ楽しみが増えちゃいましたわ。

 

 

 

スパコン予想によると今日は北風が強く吹くみたいだが、そろそろ堀切峠に行って直接確認しに出立しましょうかね。

 

 


2016-12-27 03:00:00

昨日は予報より穏やかな日でしたね。

 

前日からお休み決めてたので朝7時まで寝ちょりました。

 

 

 

目が覚めて内海に向かい、お船の中で毎度ワンパターンの鍋焼きうどんをツルツル食べて一休み。

 

するといつものカラス2羽が飛んできて、船の屋根の上にとまって 「腹減ったあ、何かちょうだい! カーカー!」 と、大騒ぎしている。

 

うるさいので、ウミネコのカー助用に買ってあるロールパンをちぎって投げてやると、喜んで咥えて巣床に持って行って、すぐに戻って来る。

 

しばらくそんなことしていると上空から 「ピーヒョロヒョロロロー」 のなき声が下かと思うと、トンビが急降下爆撃機が如くパンの欠片をかっさらっていった。

 

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それからカラスとトンビのバトルが始まりまして、1対1での空中戦ではカラスに分があるけど、そのうちトンビが増えて来るとさすがな横着なカラスも怖くなったのか、林の中に逃げてじっと様子を伺っている。

 

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「ピーヒョロヒョロロロー」 のなき声に集まってきたのか、いつの間にかトンビが10羽近くに増えてきて上空を飛んでいるので、ロールパンを目一杯お空に向かって投げてやると、見事な空中キャッチを見せてくれる。

 

海面に落ちてしまって浮いているパンは、急降下してあっという間に鋭い爪で掴んで空中で器用にむしゃむしゃ食べていた。

 

 

海の中ではボラとヒイラギとチヌが、落ちたパン屑を競ってパクパク喰っておりましたが、考えてみますと自然の動物相手にこんな遊びが出来るって本当に素晴らしいですなあ。

 

魚ですら船の帰りを知っているみたいで、漁から帰って来て着岸すると小魚がワンサと集まって来るのだけど、餌がもらえるのをちゃんと分かってるんだよね。

 

 

 

遊んでばかりじゃいけないので、溜まりにたまったゴミの処分に取り掛かったが、集めたゴミの量はなんとコメ袋12個分にもなり、車に積んでエコクリーン宮崎に運んで処分してもろたが実に便利な施設であります。

 

 

 

そんな訳で、昨日は動物と遊んでゴミの処分しかしてないので書くのをもうやめるけど、今日は西風が強いみたいだけど出られるでしょうかね。

 

とりあえず堀切峠から観察しましょうかね。

 

 

 


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