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せいゆう丸釣行記

2016-10-31 02:26:00

10月の土・日はことごとく荒天で、ジュニアくんの活動が停止状態になっておりました。

 

一昨日もちょこっと出たようだが、北東からの風と波で沖に行けずに撃沈だったようだが、たまには操船しなきゃ動かし方忘れちゃうので、釣れなくてもそれなりに収穫はあるはず。

 

 

 

昨日もジュニアくん出て行ったが、せいゆう丸が付けてた潟近くをずっと流していたので、自分の目の届く範囲だったので安心しておられました。

 

そう大きくはなかったが、マダイやカサゴがちょっぴり釣れてましたね。

 

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最近はお友達のアジ釣り漁師がなかなか釣れずに嘆く位の貧漁状態が続いてますが、マキ・シャカも調子良いほうではないのかも知れませんね。

 

沖の深場に行けば何かもっと釣れるかも知れないが、青北が吹くこの季節はなかなか難しそうだね。

 

マキ・シャカの愛好家は、しばらく様子見て我慢していたほうが良いかもよ。

 

 


2016-10-31 02:14:00
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良いお天気が続いてますなあ。

 

帰宅途中に堀切峠を通りますと、ソフトクリームをペロペロなめて歩いている観光客でごった返しておりましたなあ。

 

週末のお天気がずっと悪かった関係でしょうが、宮崎市内の柳丸あたりの車の多さには閉口しましたわ。

 

ハンズマンにちょいと御用があって立ち寄ったが、混雑してて車がまるで進まずトロトロ動かしてようやく到着したものの、今度は駐車場が満杯で、職安付近のずっと遠い所に止めることになりました。

 

歩くの好きだから別に構わないけど、店内の人の多さにはゲンナリして、用を済ませると他に目もくれずさっさと帰宅しちゃいました。

 

考えてみますと、自分の生活時間帯は普通のお方より4~5時間早いため、渋滞とか混雑にめっぽう弱いようで、ニュースでやってた渋谷のハロウィンの仮装行列なんぞとんでもない。

 

なんでわざわざ人でごった返すあんな場所に、さらに集まらないといけないのかね?

 

田舎に住んでて海の生活に慣れきった自分には、まるで分からない世界でございます。

 

 

 

さて昨日は同窓の浜ちゃんが遊びに来てくれて、夜明け前のキリキリパーをやってみました。

 

浜ちゃんのご家族はタチウオが大好物だそうで、一昨日 「浜ちゃんタチウオ釣れたよー。」 とメールしたら、 「行くー。」 と簡単に浜ちゃんが釣れちゃったので、暗いうちに港に集合してお遊びすることになりました。

 

最近サゴシは少なくなったけど、夜明け前に引っ張るとタチウオが結構アタックしてくるので面白いのですが、昨日も結局サゴシはゼロでしたがタチウオは4匹ゲットできまして、浜ちゃんニコニコして家に持って帰ってもうた。

 

釣れる時間は20分わずか程度ですが、塩焼きで楽しめる分は釣れているので毎日引っ張るつもりです。

 

 

 

浜ちゃんとお別れして、ジュニアくんを送り出して、せいゆう丸に乗り込んで沖に出てみたが、風・波の具合は一昨日より少しはましな感じでありまして、北東からのうねりはあるものの何とか釣りが出来ると判断いたしました。

 

昨日のメンバーは船釣りが初めての方が多かった為、お気軽でお遊び的な釣りにしましたが、当初から潟を動かないと伝えていたので気分的には随分と楽チンでありました。

 

しばらく釣りをしていると、例の三半規管が壊れた老人冒険王が沖の60mから電話してきて、 「船長、風と波が凄くて何も釣れないわ。どうして?」 らしい。

 

あの冒険王が波があると感じるくらいだから沖はそりゃもの凄いことになってるはずで、潟付近は堀切峠の岬が随分と波を防いでくれてるみたいであります。

 

 

 

潟には台風明けてずっとお魚1匹付いてない状態が続いてましたが、一昨日からちょびっと付き始めたみたいで、昨日はアジ子が中心でしたが良型のアジも数匹混じっていましたね。

 

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お昼頃には北東の風が強くなり早めの帰港にしましたが、直前に4kgオーバーのコロダイが格闘の末上がってきてくれました。

 

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朝一で針を伸ばされたらしいので、潟付近をウロウロしてたのかも知れませんね。

 

久しぶりに見た大物のコロダイでありました。

 

 

 

さあて沖に出られるのは今日までのようで、明日は雨模様でかなりシケるみたいですね。

 

多分あさってまでは漁はお休みになるかも知れませんが、やらなきゃならないことが山ほどあるので、一つひとつ片付けていくことにしましょうかね。


2016-10-30 02:18:00

今年の秋は台風ラッシュが終わったかと思ったら、間を置くことなく青北(北東からの強風と波)が吹き始め、10月の打率は3割を割り込む惨憺たる結果となりました。

 

毎年この時期は青北に悩まされますが、どうやら今週も同じように青北に出船を阻まれそうであります。

 

この時期になるとお天気良くて陸上ではさほど風が吹かないので、陸に居ると波が高いことを全然想像出来ないのですが、実際に港で西の風を感じつつ船を出すと、赤灯台を過ぎる頃には北東のキツイ風に変わっているのでタチが悪い。

 

あれって何でやろうね?

 

内海の地形の関係かもしれませんが、この時期港に居るとなぜか西寄りの風が多いんですわ。

 

ところが一旦海に出てみると北もしくは北東からの風が吹くものだから、エラく波が立ってザワザワするんですなあ。

 

昨日もそんな1日でありました。

 

 

 

夜明け前の堀切峠から見た日向灘は凪ぎそのもので、漁船が何隻も沖で操業しておられる。

 

天気予報では 「海上では北寄りの風がやや強く・・」 と報じているが、風は西から吹いてて穏やかそのものでした。

 

7時30分に出港してまずは潟から探索しましたが、台風のシケでお魚の影も姿もなくなって何十日か振りにチラリと魚影を発見。

 

イカリを投入してベストポジションにお船を着けると、まずはチダイが天秤に食ってきました。

 

最後にここでお魚が釣れたのは随分と前だった気がしますが、この場所で釣れてくれると後の組み立てがし易いからやはり嬉しいですがね。

 

さらにサビキに中アジやサバがポツリポツリと来るけど、釣れるまでの間が長い。

 

居るにはいるが密度がまだ薄い証拠であります。

 

暫らくすると潮が止まりかけたなあと思ったら喰いがピタリと止まり、別の場所に移動することにしましたが、その頃には波が高くなりつつありまして、遠出は控えることにしました。

 

 

 

南のチョイ沖のポイントに向かうとジュニアくんの姿が確認できましたが、昨日のジュニアくんにはまるで海の神様からお恵みがなかったみたいです。

 

いつも助けてもらう数箇所の実績あるポイントを探索するけど、どこにもお魚が付いていないので仕方なく47mにイカリを落としてみたがやはり駄目。

 

もう1箇所変えてみたがサバが釣れたのみで、さらに波が高くなったので2時に納竿しました。

 

 

 

まあ、ギリギリお刺身程度は釣れたかもなあ。

 

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 でもようやく秋の定番のクロエバ(オキアジ)が数匹釣れてくれたので、一安心であります。

 

 

 

 

  

 夜明け前のキリキリパーは昨日は好調で、タチウオ5匹にサゴシ1匹でありました。

 

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1匹のタチウオはかなり大きくて、指4本くらいはありましたよ。

 

こんなタチウオが港の中に居るんだから驚きだよね。

 

 

 

さあて、今日も青北にやられてしまうんやろうかね。

 

少なくとも向こう1週間は沖に出られない日が多いだろうなあ。

 

とりあえず夜明け前のキリキリパーと宮崎港のキス釣りで、食いつなぐとしますかね。

 

 


2016-10-29 02:03:00

自分の船釣りの原点はキス釣りであります。

 

手こぎのゴムボートから始まり、草刈機を改造した船外機を無理やりゴムボートに乗っけて大堂津の港を走り回ったり、南郷の贄波でキスを釣りまくったり、とにかく1.8mの短い竿にスピニングにゴカイだけのシンプルな装備で遊んでおりました。

 

その後お船もだんだん大きくなり、狙うお魚もアジに変わり現在に至っている訳ですが、やはりキス釣りは自分にとって懐かしく大好きな遊びであります。

 

県内で一番キスが多いと思われる門川湾でも、仕事の合間にしょっちゅう通ってはキスの天ぷらを楽しんだものだ。

 

でも最近は沖釣りがお忙しいこともあり、キス竿さえどこに行ったか分からなくなる始末。

 

で、昨日は雨が止んだ午後から宮崎港でキス釣りすることにいたしました。

 

 

 

キス釣りの魅力は外海が荒れてても、比較的波が起きない湾内で手軽に楽しめることに尽きますが、昨日の宮崎港も3時前まではほとんど無風のベタ凪ぎ状態でありました。

 

5馬力の船外機でトコトコ走らせること20分、ようやく海浜公園前の水深約5mの比較的浅い砂地に到着。

 

なにせ初めての釣り場とあって手探り状態でありましたが、1投目から小さなハナタレエバ(ヒイラギ)が竿先をプルプル。

 

2投目にも同じくハナタレエバが来て、次にヘダイの小さいやつが喰ってきた。

 

その頃から西の風がチト強くなり始め、お船がどんどん流され始めたが、待望のキスがダブルで喰ってきてくれましたわ。

 

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でも釣り開始30分でさらに風が強くなり、20号の鉛が底に着かない位に船が流され始めたので釣りを諦め、魚探を見ながらあちこちを探索してみました。

 

 

 

宮崎港はカーフェリーなどの大型船が出入りするので、航路は10mの水深を保つように常に浚渫しているのだろうが深い場所が多いけど、海浜公園周辺の砂浜の近くはキス釣りしやすい4~6mの水深の砂地があるので、その辺りでは盛期には結構釣れるかも知れませんね。

 

陸から投げ竿で釣るよりは、多分いろいろな種類のお魚が釣れそうな気がしましたわ。

 

竿先がピクピクして軽く合わせてやるとギュんと持って行き、細仕掛けだから慎重にやりとりしないといけないこの釣りは、意外と沖の釣りのレッスンになるかも知れませんね。

 

 

 

スパコン予想や気象庁発表の予報を見ると、向こう1週間は北風の日が多く波が高い日が多いそうな。

 

早朝に堀切峠から海を眺めて駄目そうな日は、風がキツくなければキス釣りでもしましょうかね。

 

退屈しのぎにはなりそうな感じであります。


2016-10-28 04:41:00

昨日は北東からの風が強いため、一昨日から沖の中止決定してましたが、相変わらず暗いうちに内海港に到着して暫らくキャビンの中で仮眠をとっておりました。

 

うっすらと明るくなってきたので隣のジュニアくんに乗り込み、早速キリキリパーでサゴシを狙うべく出港。

 

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赤灯台と白灯台の間を何度かクルクル回ってみたが、サゴシの反応はないしピョンピョン跳ねる姿が見られない。

 

結局3回ガツンがあって獲れたのは3本指のタチウオ1匹だけでして、多分獲れなかった2回のガツンもタチウオだったのでしょう。

 

タチウオのお顔は何か平面的で、口に幅がないので角ツノの針が口の中に刺さって釣れることは珍しく、たいがい顔の側面に刺さって釣れてきます。

 

ですからガツンと来ても針掛かりしなかった場合、タチウオだった可能性は高いと思もちょります。

 

 

 

さてさて、今日は昨日仕入れたおもろい話と、ためになる話を紹介しますわ。

 

 

 

まずおもろい話ですが、友達の漁師で出漁率・漁獲量ともにナンバーワンのお方なのだが、昨日結構長い時間最近の海あれこれについて電話してきてくれたのですが、最近お魚の映りが悪くなったため魚探が壊れた気がして感度をかなり上げてるそうな。

 

確か普段レベル50にしてるのをレベル80まで上げてると言ってたな。

 

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とにかくどこに行ってもお魚が瀬のどちら側にも付いていないし、出てもほんのちょっとだし、移動する間の海底は砂漠のようだしで魚探の故障を疑い感度を上げたそうだが、結果はやはり同じだったげな。

 

 感度を上げると逆にノイズが増えて見づらくなると思いますが、映るお魚が気持ち増えた感じもするとは言ってたっけ。

 

「それってお魚が居ないから映らなくなっただけじゃないの?」 と自分が突っ込むと 「うん、魚が居らんなったという結論に達したわ。」 とのことでした。

 

職業漁師が思わず魚探の感度を上げてしまうほど、最近の内海界隈の潟付近のお魚の姿が忽然と消えてしまったのであります。

 

底引き網の漁船が引っ張って回ってるからだとか、いや水温の関係だ、いや潮の流れだとか様々なご意見聞きますが、とにかく理由はお魚にしか分からないのでして、比較的魚影が確認できる沖の深場に行って餌を撒いて辛抱強く待つしかありませんね。

 

よって沖が激流の時は、その日はもう諦めるしかありませんなあ。

 

潟への流浪の旅は長くて疲れるばかりだから、沖が激流の時は黄金の瀬の浅い場所に行き、駄目元でやってみるのも良いかもね。

 

本当に今は潟にお魚居ないよ。

 

 

 

次にためになるお話ですが、懇意にさせてもらってる漁友のMA氏のお話であります。

 

アジ釣りの時に喰ったと思ったらすぐ外れるってことが良くありますけど、そんな時は針の返しが鈍くなったことを疑うと良いそうだ。

 

MA氏はサビキを手作りされるそうだが、タイの口は硬いのでタイが喰ったあとには針の返し部分が鈍くなってないか必ず確認するそうな。

 

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喰いが悪い時には針掛かりしてすぐに外れることがままありますが、喰いが浅いから外れやすいだけじゃなく、針の返しが鈍くなってて、むざむざ逃してることが結構多いのだとおっしゃるのであります。

 

自分はあまり考えたことのない話なのでつい聞き入ってしまいましたが、こうやって突き詰めてこだわって考えることも大事なんだろうねえ。

 

キャビンでゴロリとなって昼寝することばかり考えとらんで、もっと繊細な奥の部分を探求する姿勢が自分には必要かもしれませんなあ。

 

多分、相当大雑把な性格の自分には無理な話と思いますが・・・。

 

 

 

そんなこんなでお喋りばかりしていた昨日は、結局キス釣りに行く時間がなくなってしまったので、今日の午後に雨が止めば行ってみることにしますわ。

 

 

 


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